事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

明細書を見ろ!2015年5月号PART3 庄内弁講座「ほろける」

2015-05-21 | 明細書を見ろ!(事務だより)

PART2「リフレッシュ補助券in三川」はこちら

◆5月の給料

実はわずかの給料額の違いよりも、手取りは他の要因でかなり上下しています。

・修学旅行引率者には特殊業務手当4250円×3日分=12750円支給

・この春に飛島に転居した職員には2か月分の準へき地手当(詳細は後日)

・期限付職員は2か月分の社会保険料が差っ引かれている(先月引かれた人のは3月分)

ということで今月の庄内弁講座「ほろける」

教育委員会と電話のやりとりをしているとき

「ほろけでるぉんださげ」(ほろけているものですから)

とかまされて絶句。職場でこの言葉を聞いたのっておそらく初めて。意味は……うーんむずかしいな。

語源はおそらく「呆ける」。うつつをぬかすとか、ひとつのことに夢中になって他のことがおろそかになるとか、そんな感じかな。いつもほろけてる事務職員が言うのでまちがいはありません。

本日の一冊は千街晶之の「原作と映像の交叉光線」東京創元社。ミステリがどのようにして映画化、ドラマ化され、それがどのようにミステリにフィードバックされているかまで考察されている。著者はわたしよりも十才も若い。意識的に観る、意識的に読むことに若いころから慣れていたんだろうなあ。すばらしい本です。

2015年6月号「海の男と呼んでくれ2015」につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする