事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

これでいいのか山形県PART7 山形市

2015-05-01 | 学校事務職員

PART6「山東ブランド」はこちら

さあこれからは地域ごとにその特徴を見ていきましょう。まずは村山。このムックではこう総括されている。

・明るくガツガツしていない

・のんびりしている

・保守的で手堅い

・競争心が薄い

・おもてなし精神が強い

……などなど。しかし庄内・最上・置賜ほどには気風がはっきりしていないのだという。なにしろ一藩による統治の歴史がほとんどないから。

最上氏が没落してからは、幕府の左遷の地となってしまい、そこに天領や小藩が入り乱れて特徴的な気質が生じなかったと。ふーん、そんなものだろうか。市ごとにちょっと読み込んでみましょうか。

◆山形市

そんななかでも、しかし腐っても県庁所在地である山形はさすがに都会。他の内陸部とくらべて積雪も少ないので豪雪地帯の暗さも感じられないのだという。

県内最大の“企業”である県庁をかかえ、人口も突出している。なにより大学があるものだから、街を歩いている若者が多いのがうらやましいところ。特に東北芸工大(学長は根岸吉太郎ですっ!)の存在は大きいな。

2016年の夏、全事研の全国大会を山形県で行うことにしたとき、山形市以外の街はいっさい会場候補にならなかった。二千人の参加者を受け入れる(大会会場も、宿泊施設も)キャパが存在するのは山形市だけだ。

欠点といえば、とにかく夏が暑い(日本の最高気温の記録は長らく山形市がキープしていました)のと、となりが仙台なので(県庁所在地同士が隣り合っているのは確かこのペアだけ)、どうしても見劣りしてしまうことだろうか。スタバの出店要請を、ブランドイメージが下がるという気が遠くなるような理由で一度蹴られたのはトラウマ。あ、おぼえているのはおれだけか。

ということで本日の画像は来年8月に全事研の全国大会が開催される山形ビッグウィング。近くにはゲソ天をのせたラーメンを供するという、全国的に見てどうなのかなという店もあります。わたしはファンです。ぜひ山形へ!

次号上山市篇につづく

コメント (4)
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