先月下旬に誠文堂新光社から「水生昆虫大集合」という子供向けの本が発売された。ゲンゴロウ、タガメなどの水生昆虫や、幼虫時代に水生のものや水面で暮らすアメンボなどをわかりやすい解説で紹介している。ホタルについても少しだけ触れられており、ゲンジボタルの幼虫の写真は、私が提供したものである。水辺、特に池などが減少している昨今、水生昆虫もかなり減ってきている。私自身、池で泳ぐゲンゴロウは見たことがないし、タガメは30年以上前に鳥取県で見ただけである。(最近では、両種ともペットショップで売られているが・・・)彼らについて学び、環境を保全していかなければ、ホタル以上に絶滅の危険性が高い。子供向けではあるが、たいへん良い本である。
水生昆虫大集合 水辺に生きる昆虫たち
子供の科学★サイエンスブックス
著者/訳者名 築地琢郎/著
出版社名 誠文堂新光社
目次
第1章 水生昆虫の暮らす世界(水生昆虫とは 水生昆虫の種類 水辺の環境)
第2章 水生昆虫たちの姿(タガメ コオイムシ オオコオイムシ ほか)
第3章 水生昆虫の採集・飼育(基本的な採集方法 飼育方法 飼育の仕方)
水生昆虫大集合 水辺に生きる昆虫たち
子供の科学★サイエンスブックス
著者/訳者名 築地琢郎/著
出版社名 誠文堂新光社
目次
第1章 水生昆虫の暮らす世界(水生昆虫とは 水生昆虫の種類 水辺の環境)
第2章 水生昆虫たちの姿(タガメ コオイムシ オオコオイムシ ほか)
第3章 水生昆虫の採集・飼育(基本的な採集方法 飼育方法 飼育の仕方)