例年のように一年を振り返って、私自身の反省のために自己満足ベスト10を選んでみた。前編は昆虫、後編は風景をまとめた。
今年撮りたいと計画した昆虫写真の目標達成率は40%で半分にも満たなかったが、年々難しい被写体や生態のワンシーンを狙っているため、撮影できた喜びは大きい。トンボとチョウの撮影が主となっているが、本年はトンボ類の方が多かった。また、計画になくても初撮影できた昆虫も多いため、全体的には自己満足度が高い年であったように思う。以下に撮影の難易度、学術的貴重度、写真の完成度、苦労度など、私の自己満足度の高い順に10点の写真を選んで掲載した。
これまで、昆虫写真のブログ等が多く存在していた。デジタルカメラの普及に伴って、かつての昆虫少年が定年後の趣味として撮影していたのであろう。しかしながら、昨今では十分に撮り終えてしまったのか、あるいは体力・気力的な問題なのか、随分と減ってきたように思う。今後は、若い世代の登場を大いに期待したい。私の昆虫写真撮影も趣味であるが、ブログに掲載する写真は、どこどこで今日はこんなものを撮りました的な日誌ではなく、来年も以下の目標をもって、未撮影種や絶滅危惧種を撮っていきたいと思う。
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- 生態写真
- 芸術写真
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ゴマシジミ
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 500(撮影地:長野県 2017.8.11)

ウラクロシジミ(オス)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko TELEPLUS 2X / 絞り優先AE F9.0 1/1000秒 ISO 2500(撮影地:東京都 2017.6.17)

オオトラフトンボ(オスの飛翔)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/400秒 ISO 1600 +2/3EV(撮影地:新潟県 2017.5.27)

ミルンヤンマの産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1 / 絞り優先AE F6.3 1/4秒 ISO 400 -1 1/3EV ストロボ使用(撮影地:神奈川県 2017.9.03)

カラカネトンボ
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F5.6 1/4008秒 ISO 800(撮影地:新潟県 2017.5.20)

オオルリボシヤンマ(青色型メスの産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F6.3 1/250秒 ISO 250 -2/3EV ストロボ使用(撮影地:兵庫県 2017.9.23)

アサマシジミ(中部低地帯亜種)
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F9.0 1/250秒 ISO 500(撮影地:長野県 2017.6.24)

ネアカヨシヤンマ(産卵)
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 / 絞り優先AE F8.0 1/60秒 ISO 400 -2/3EV ストロボ使用(撮影地:千葉県 2017.7.09)

カトリヤンマの産卵
Canon EOS 7D / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO / 絞り優先AE F6.3 1/125秒 ISO 400 -2/3EV ストロボ使用(撮影地:千葉県 2017.9.24)

ヤブヤンマの産卵
Canon EOS 7D / Tokina AT-X 304AF 300mm F4 + Kenko / 絞り優先AE F5.0 1/60秒 ISO 200 -1EV ストロボ使用(撮影地:埼玉県 2017.7.02)
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