当ブログは移転しております。こちらにご訪問ください。「ホタルの独り言」
7月15日に片道700kmを車で駆け抜けて、日帰りでヒメボタル達に会いに行ってきた。そのときの写真の一部はすでに掲載しているが、今回、未公開のポジフィルムをスキャンし直して、ホームページ「ホタルの写真」に公開した。レンズは50mmの標準レンズだから、捉えられる景色の幅はけして広くないが、実際は、掲載した写真のヒメボタルの発光数が、見渡す限り広がっていると思って良い。本当に100万匹のヒメボタル達が暮らしていると思うほど、すばらしい場所であった。
中部地方の岡山では、ヒメボタルを別名「金蛍」と呼ぶほど、ヒメボタルは、黄金色のフラッシュでほぼ0.9秒ごとに発光する。写真でその黄金色が表現できているが、一部の発光色が緑色に見える。これは、30分という長時間露光中に霧が何度も立ちこめたために、霧を通して写し出される色が変化したのだと思われる。
7月15日に片道700kmを車で駆け抜けて、日帰りでヒメボタル達に会いに行ってきた。そのときの写真の一部はすでに掲載しているが、今回、未公開のポジフィルムをスキャンし直して、ホームページ「ホタルの写真」に公開した。レンズは50mmの標準レンズだから、捉えられる景色の幅はけして広くないが、実際は、掲載した写真のヒメボタルの発光数が、見渡す限り広がっていると思って良い。本当に100万匹のヒメボタル達が暮らしていると思うほど、すばらしい場所であった。
中部地方の岡山では、ヒメボタルを別名「金蛍」と呼ぶほど、ヒメボタルは、黄金色のフラッシュでほぼ0.9秒ごとに発光する。写真でその黄金色が表現できているが、一部の発光色が緑色に見える。これは、30分という長時間露光中に霧が何度も立ちこめたために、霧を通して写し出される色が変化したのだと思われる。
私の撮る写真は「素敵」とまではいきませんが、生き物を被写体にする場合は、本当に根気が必要です。ヒメボタルのように、一年のうちでわずか1週間程度の発生期間では、尚更です。ホタルの発生のピーク時期と、天候と私自身の休日がピタリと合うことが、まず必要ですし、それにテクニックも重要です。更には撮影機材が貧困ですから、その場での一発勝負。現像して出来上がりに不満があっても、次の勝負は来年です。ヒメボタルの写真は、3年目でもこの程度の出来です。一生撮り続けても、満足できる写真は撮れないかもしれません。相手は生きていますから、その年、その時の情景はいつも違って新鮮です。だから、面白いのかも知れません。