お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

七高僧

2008年03月16日 | 仏教
 報恩講まで、あと10日。
 昨晩、何やら、うなり声が・・・ と思ったら、
住職が「声明」(しょうみょう):節の付いたお経・作法の練習をしているところでした。

 本日、私は、ご門徒用台所の大片付け。
 
 どこに何が入っているか、皆さんが、すぐお分かりになるように整理。
 
 雑巾とふきんの見分けが付くとしても、台ふきんと食器用ふきんが混ざらないように、台ふきんには、1枚1枚油性ペンで大きく「台フキン」と書き込み。
 食器用のふきんは消毒洗濯。 

 
 さて、写真は、「七高僧(しちこうそう)」の掛け軸

 普段、お寺では、向かって左余間に荘厳(お飾り)されていますが、報恩講では、右余間に「聖徳太子絵像」の掛け軸と共に(2幅)並べて顕彰します。

 「七高僧」とは、お釈迦様の教え~浄土真宗に至るまで、親鸞聖人が浄土教の教えを受け継ぎ伝えてくださった高僧(偉いお坊さん)として七人を選ばれたものです。

 インドの「龍樹」(150~250年頃)「天親」(320~400年頃)
 中国の「曇鸞」(476~542年)「道綽」(562~645年)「善導」(617~681年)
 日本の「源信」(942~1017年)「源空(法然)」(1133~1212年)

の七人を「七高僧」と呼びます。
 

 
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報恩講まで11日

2008年03月15日 | 行事・案内
 報恩講準備・・・ハード面は、着々と準備が進んでいるのですが、さて、気構えは?と聞かれると、何だか、大変なような、のんびりしているような・・・

 現にこの期に及んでも、こうしてブログで遊んでいるあきれた坊守の私ですから・・・

 きょうは、珍しく、丸1日在宅の住職さんに留守番を任せて、私は3人のお見舞いに市内3カ所の病院巡り。

 現在、大切な方々が報恩講前にして、入院中。

 内一人は「法専寺の母」とも言うべき仏教婦人会の会長さん。
 今まで、事実上の「坊守」として、行事・お斎・気配り・・・全てを仕切ってくださっていた方です。報恩講までに体力が回復されるのは、ご無理、間に合わないご様子。

 法専寺仏教婦人会にとっても、私にとっても、初めて司令塔の会長さん不在の巡番報恩講を迎えることになりそうです・・・

 会長さん、不出来な坊守で、ご心配でしょうが、報恩講は、何とか頑張って勤めますので、今はゆっくり養生され、早く元気になってくださ~い

 
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中央卓

2008年03月15日 | 行事・案内
 中央卓は、「ちゅうおうじょく」と読みます。

 香炉を乗せる卓です。

 これまた、責任役員のM・M氏のご懇志で、2対新調。
 本日、仏具屋さんから納品いただきました。

 
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佐賀教区帰敬式

2008年03月14日 | 行事・案内
 佐賀教区教務所から

 「佐賀教区帰敬式」のご案内が届いています。

 「帰敬式(ききょうしき)」とは、

 正式な仏弟子となる儀式で、仏弟子としての法名をいただきます。

 浄土真宗では、釈○○ 例えば、私の法名は、釈法音(しゃく ほうおん) 

 本来、本山(本願寺)に参拝して、受式するものですが、数年前から各教区・佐賀で言えば、本願寺佐賀会館で受式できるようになりました。

 そのご案内です。

  期日:平成20年5月26日 午前10時受付
  会場:本願寺佐賀会館
 対象者:佐賀教区内の門信徒
 参加費:1万3千円(冥加金1万、受式経費3千円)
申し込み:各寺に申し込み用紙がありますので、参加費を添えて本願寺佐賀会館まで申し込む

 最近、法名は、自分の付けたい法名を「内願」(前もって申し込む)できるようになりました。
 
 内願希望の方は、別途「内願懇志」1万円以上だそうです。
 内願希望者は、締め切りが3月26日となっていて、あまり時間がありません。

 本山からの選定法名希望者の締め切りは4月26日です。

 法名は仏教徒として、仏道を明るく歩む(生きる)名前ですので、決して、死んでからの名前ではありません。

 帰敬式を受けるのは、死ぬ準備ではありませんし、法名もらったから、早死にするわけでもありませんので、安心されて、この機会にいかがですか
 
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菊灯

2008年03月14日 | 行事・案内
本日昼過ぎ、3日間にわたる、本堂配線工事が終了。

 そもそも、今回の配線工事。コトの始まりは、菊灯(きくとう:写真手前の背高い仏具)を新調したこと。
 菊灯の灯り、ついでに他の仏具の灯りも、今までの豆電球じゃなく、ワット数の低い発光ダイオードに変えよう という 責任役員M・M氏のご提案から始まったものです。

 取り付けを相談されているところで、本堂の電気スイッチがそれぞれバラバラに付いていて、住職、坊守以外は誰も、どの灯りが、どのスイッチで、そのスイッチがどこにあるのかさえ、分かりにくい状況であることに気づかれた。

 この際、内陣(ないじん:本堂の奥・仏さま安置している一段高くなった所)と外陣(げじん:私たち参詣者が座る場所)の灯りのスイッチをそれぞれまとめて、きちんと配線し直そう ということになり、大がかりな配線工事になりました。

 打ち合わせ~道具準備~工事作業まで、長きにわたり、大変お疲れ様でございました。ありがとうございました 

 ちなみに、写真・本堂右余間の掛け軸の絵は、聖徳大師像です。


 
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法要まで13日

2008年03月13日 | 行事・案内
 昨日も夕方遅くまで作業いただいたのですが、きょうも引き続き、責任役員M・M氏、総代のA・K氏が本職のD電気O氏と共に、本堂の配線工事作業(材料まで全てご奉仕)
  
 総代のM・S氏ご夫妻にも、昨日から境内のプランターの花苗植え替えの奉仕作業いただき、境内が春らしく華やかに・・・(壮年会の皆様、先日の例会では、20日にプランター搬入をお手伝いいただく予定でしたが、M氏曰く「自分が言い出しっぺなので、20日前に済ませておく」と、本日の作業となりました。M・M氏が軽トラックで搬入を手伝ってくださいました。)

 また、裁縫がお得意のM・S氏の奥様は、シートの破れを隠している本堂イスのカバーを「作りかえさせてください」と、これまたご奉仕いただいています。

 午後、配線工事の様子を見に来てくださった総代のK・T氏には、3年前の庫裏新築の際、納屋に入れたままになっていた「油絵」や「書」の額を取り出して取り付けていただきました。(K・T氏には、先日、粗大ゴミを清掃センターに搬入する際、トラックに乗せていただいたことも・・・)

 皆様のご厚意に甘えて、準備が進んでいます。

 このところ、法要準備でお世話になっている、ある業者さんから言われました。
 
「法専寺さんのように、こんなにご門徒さん達が、自らすすんでご奉仕されるお寺は少ないですよ たいてい、住職さんから言われて、しぶしぶ動いておられるご門徒さんが多いのに・・・」

 うん、やはり、住職夫婦が頼りないので、ご門徒さん方が、しっかりしてくださるのでありましょう。

 いつもながら、ホント、私たち住職夫婦は恵まれて、幸せ者です。

 ご門徒の皆様に感謝感謝

 

 
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プレゼント

2008年03月12日 | 行事・案内
 3月30日(日)午前10時半からの「子どもの集い」に来てくれる「よい子達」にプレゼントです。

 少年連盟の企画商品の中から

 オリジナルのノートと「ほうおんこう」「はなまつり」の冊子を差し上げます。

 幼児・小学生のご参加をお待ちしていま~す。
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法要準備

2008年03月11日 | 仏教
 巡番報恩講の準備品

 右は、朱ロウソク、左は、華葩(けは)

 華葩(けは)とは、花びらの形をしたカラフルな紙片です。

 報恩講儀式では、声明(しょうみょう:節のついたお経)作法・・・「○○作法」・・・例えば「正信念仏偈作法」などの「おつとめ:お経」が勤修されます。

 普段の法事などでは、聞き慣れないお経(声明作法)です。

 その声明(しょうみょう)の中で、僧侶の方々が華籠(けろう)と言う 金属製のお盆のような籠 を持ち、その中に 華葩(けは)を入れておいて、

 声明を唱えながら、散華(さんげ:華葩をハラハラと撒くこと)をします。

 華葩(けは)は、法要後、参詣の皆様に配られます。どうぞ、本のしおり にでもご利用ください。

 

 
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東側の橋

2008年03月10日 | 行事・案内
 今月も早10日。

 きょうも責任役員M・M氏と総代のA・K氏のお二人が電気工事の業者さんと共に配電工事作業のことでおいでくださっていました。

 橋の周辺護岸の石垣もきれいに積まれ、道路拡張工事も進んでいます。
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中国で

2008年03月08日 | 佐賀ネタ
 先日ご紹介した 「バラフ」(佐賀大学農学部が商標登録しているアイスプラント)ですが、

 今朝の佐賀新聞によると、

 佐賀大学農学部の研究クループは、根から塩分を吸収する特性がある植物「アイスプラント」を使い、中国の塩害対策に乗り出す。被害が深刻な黄河上流域の甘粛省から招聘され、砂漠化防止の土壌改良へ向けた交流を始めており、年内にも現地で試験栽培を実施する。

と、書かれています。

 先日3日の黄砂はすごかったですね。
 佐賀では、雨交じりの黄砂で、車も玄関、網戸も、泥だらけになりました。

 アイスプラントが中国の緑化に貢献、砂漠化を防ぎ、かの地で、青々茂るといいですね。

 
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