お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

御仏前

2014年06月14日 | 本紹介
門徒もの知り帳」仏事と聞法100のなぜ? 上下刊 法蔵館 に

 法事の時、「参詣者はなぜ金品を包むのか?」という問い(題)に
こう書かれています。

 p58
 法事にお参りするときに金品を包むのは、主催者だけでなく、身内や縁者みんなで共同して仏事を営むというこころざしのあらわれです。そして、亡き人を通して仏縁を深めさせていただくのです。



 

 
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イバラキング

2014年06月12日 | 雑感
「イバラキング」とは、「キングギドラ」などの怪獣の名前(まあ、こういう連想をするのも私だけでしょうが・・・)ではなく、
茨城県特産のメロンの名前です。

 大きくて、甘い 大人数の我が家、6等分しても1人分が大きくて、うれしい~

 茨城から送っていただいた「イバラキング」、
一同、美味しくいただきました。おごちそうさまでした

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「子どもたちよ、ありがとう」

2014年06月11日 | 本紹介
 真宗教団連合の今月の言葉に 真宗寺院の坊守(ぼうもり:住職をサポートする役職・大多数が男性住職の妻) の
平野恵子さんの著書「子どもたちよ、ありがとう」から

 深い悲しみ 苦しみを通してのみ
見えてくる世界がある


を前回、ご紹介しました。

  平野恵子さんは、39歳で腎臓ガンを発病。2年後、ご往生。
 その2年間、子どもさんにあてた手紙(遺言)をまとめたのが、著書「子どもたちよ、ありがとう」です。

 その中の言葉です。

 お母さんの子どもに生まれてくれて、ありがとう。
本当に本当にありがとう。
あなた達のお陰で、母親になることができました。
親であることの喜び、親のご恩の深さも知ることができました。 

 
 

 
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本願寺戦国時代の歴史

2014年06月10日 | 仏教
本願寺出版社の「季刊せいてん」2014夏号の表紙は、蓮如上人(本願寺第8代)影像。

 特集は本願寺の歴史② で、第4代~第12代門主までが紹介されています。

 第8代の門主・蓮如上人 ~ 第11代・顕如上人 の時代は、戦国時代。
 真宗(当時は、一向宗と呼ばれていた)門徒による一向一揆がおこり、門主は当惑、心痛の戦乱の世でありました。

 親鸞聖人を宗祖とする本願寺教団を明確に確立され、「御文章」(お手紙)などの伝道により、真宗が、大教団となったのが第8代蓮如上人の時。 
 その真宗の興隆をこころよく思わなかった比叡山延暦寺の衆徒によって、京都大谷の本願寺は破却され、蓮如上人は、越前吉崎(福井県)へ。その後、京都山科に本願寺を再建されます。

 第10代・証如上人の時、山科本願寺は六角氏らに攻められ消失。本願寺は大阪石山に移されます。これが、石山本願寺(現・大阪城付近)。
 第11代顕如上人の時は、織田信長に攻められ、攻防は、1570年から10年間におよびます。(現在、大河ドラマ「軍師官兵衛」では、本願寺が毛利の支援を受けて、抵抗しているところですね)
 しかし、いよいよ劣勢になり、1580年、本願寺は信長と和睦、石山本願寺を明け渡し、紀州鷺森(現・和歌山市)に移ります。
 さらに、豊臣秀吉の命により、貝塚(大阪府貝塚市)、天満(大阪市)と移転の後、現在の寺地・京都堀川へ。

 第11代顕如上人の往生の後、長男の教如上人が継職されるも、翌年、秀吉の命により、弟・准如上人があらためて継職され、
教如上人は、後に徳川家康の支援を受け、東本願寺を立てられます。

 「季刊せいてん」は、大変、わかりやすく解説くださっていて、楽しく勉強させていただきました。

 
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京都水族館

2014年06月08日 | 雑感
 5月24~25日、同窓会で、京都に行ったときのこと。

 西本願寺の おあさじ(先日ご紹介しました、朝の勤行) から、一旦ホテルに帰り、チェックアウトした後、
同窓会(当日12時開会)に出るまでの時間、京都駅近く(徒歩15分)の京都水族館へ。

 9:30の開館と同時に入館、たっぷり2時間、楽しく過ごしました。

 入館して、まず、最初に出迎えてくれるのは、鴨川に生息するオオサンショウウオ(世界最大級の両生類らしい)。
今、鴨川では、人為的に持ち込まれたチュウゴクオオサンショウウオとの交雑種が増加しているらしく、京都水族館では種の保存のためにも保護しているそうです。

 大水槽の前では、たぶん、私、30分近く、悠々およぐ魚たちをボーっと眺めておりました。

 また、面白い魚に「へ~
 小さな水槽に「男になります」と書かれた小さな茜色の魚たち。
 アカネハナゴイという魚で、最初はメスしかいないのに、その中の体格がいい、大きなメスがオスになるらしい。

 クラゲの水槽では、天女の羽衣みたいに、ふわふわ泳ぐ、優雅な美しさに見とれました。

 最後に、イルカのショーが始まったのですが、最後まで見てたら、同窓会に遅刻しそうだったので、途中で引き上げました。

 海に遠い、京都市街地ど真ん中の水族館。
日曜日だったので、若い家族で賑わっていました。

 
 水族館で過ごし、海の生き物、川の生き物だけでも、ものすごい種がいることをあらためて実感。
動物、植物・・・地球上に一体、どのくらいの種があるのだろう

 人類という一種に過ぎない人間ばかりが、エラソウに、のさばっているのを何だか申し訳なく感じたことでした。

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法統継承式記念

2014年06月07日 | 行事・案内
京都の本願寺(西本願寺)から帰宅した住職の話によると

 2つの本堂・阿弥陀堂と御影堂(ごえいどう:親鸞聖人の木像が安置されている本堂)それぞれ満堂、
本堂外の廊下にも椅子席が設置され、本堂間の移動は不可。
 阿弥陀堂、御影堂、それぞれで法要が勤修されましたので、どちらか(選ぶのは自由)でお参りさせていただくということだったそうです。

 上記写真は、いただいて来た「法統継承式記念」の 経典(法要勤行:2つの法要作法)や、記念冊子などです。




 写真↑ は、法要後、帰りににいただいたそうで、
中は、祇園の和菓子店による紅白の上用まんじゅうでした。

 夜、夫と半分個していただきましたが、モチモチして、美味しいおまんじゅうでした。
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第25代門主

2014年06月06日 | 行事・案内
 きょう、本山(西本願寺)では、法統継承式の法要がありました。

 夫・住職は昨日から京都へ。
 私は、留守番、若坊守も不在でしたので、10ヶ月の孫の守りをしながら、本願寺のHP・ネット中継にて、お参りさせていただきました。
 その場にお参りできなかったのは、残念でしたが、中継を拝見し、
内陣の様子(新門主さまが法要の導師をつとめられるご様子や、本堂のお荘厳)がよくわかり、有り難いことでした。
(ホント便利な世の中になったものです。)
 
 参詣者の全体はわかりませんでしたが、おそらく、あの広~い本堂にも入りきれないほどのお参りだったのではないでしょうか
 佐賀の真宗寺院関係者だけでも、たくさんの方が上洛なさっていたようですし・・・

 30代の若いご門主誕生です。
 
 法要の様子を拝見しつつ、
お寺が、過去の「遺産」、現代人の生活とかけ離れた「宗門内だけの、わけのわからないもの」、単なる「風景」になってしまわないよう、
み教えが、一人でも多くの方の心に届く、ご縁つくりを精一杯つとめたい 
と、お寺をお預かりする一員として、心新た感じたところです。



 
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平和であるために

2014年06月05日 | 仏教
浄土真宗本願寺派(西本願寺)のご門主が、仏教界を代表して、
オーストリアのウィーンで開かれたInterAction Council 宗教間対話会議に出られたことを
本願寺新報(5月10日号)で知りました。

 その会議においてなされた、ご門主の「提言」が掲載されていますので、一部ご紹介させていただきます。

 現代に生きる人間の責任として、将来の人類の人権、さらには、人類以外の動植物の生存権を守ることが大変重要な課題です。
 (略)
 グローバル化した経済のなかで、将来を思うことなく、今の自分たちさえ良ければという倫理なき自己中心的な欲望が野放しになっているのが世界の現状です。
(略)
 仏教的に省みますと、奔放な欲望こそが争いと苦悩をもたらすのです。今、欲望を制御するには、欲望がもたらす結果の恐ろしさに自らが気づくことが何より大切です。自らが気づくためには、自らの行為の結果をありのままに見なければなりません。核爆弾の被害、原子力発電所の事故の様子、発展途上国の貧困や武力紛争の悲惨さを直視する必要があります。
 世界の悲惨な現状や苦しむ人々を見て、何も感じないとすれば、それは、他人を同じ人間と見ることができないからです。今、本当に必要なことは、他者の痛みを自分のものとして気づくこと、現在の行為が将来を大きく左右することを深く自覚することです。

 
 自分の「正義」を振りかざすことが、どれほど危ういことか・・・
自らの危うさ、愚かさをよくよく自覚させられるのが、仏教の教えであります。

 さて、西本願寺では、本日をもってご門主が退任され、明日の法要にて、新門さま(ご長男)が法統を継職なさいます。
法要は、きょう、明日、ライブ中継されます。
 

 
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梅雨の晴れ間

2014年06月04日 | 佐賀ネタ
梅雨入りして、気温がぐっと下がった佐賀ですが
きょうは、青空も出ています。

 6月に入って、時間(心の余裕)ができたので、
2日は、久々に佐賀教区の「坊守勉強会」に、3日は、「聖典に学ぶ集い」に出席。

 いずれも毎月1回行われている勉強会ですが、2月以来、ずっと欠席していましたので、4ヶ月ぶりのこと。
 勉強会は、楽しいです 
 浅学で何もわかっちゃいない私ながら、毎回、「へ~ ほ~ そうなんだ~」と、感動をもって拝聴しています。
 仏教って、いいなあ~

 さて、きょう午前中は、佐賀県立美術館へ。
 開催中の「ポーラ美術館展」を拝見。(今回まで「ポーラ美術館」のことも知りませんでした)
 



 芸術に疎い(芸術に限らず、何でも疎い)私ですが
風のそよぎや、樹木の香りを感じたり
色使いに「へ~」と思ったり
ルノアールのやさしさに見とれたり してまいりました。

 今、一人で自由に動けて、目が見えることに感謝にながら、帰宅しました。
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6月の言葉

2014年06月01日 | 仏教
 真宗教団連合(真宗10派)の法語カレンダー 6月の言葉は

 平野恵子さん(平成元年41歳の若さでガンのため亡くなられた真宗寺院の坊守さん、著書「子どもたちよ、ありがとう」)の言葉

 深い悲しみ
 苦しみを通してのみ
 見えてくる世界がある


 
 東井義雄先生の言葉でつづる「ほのぼのカレンダー」 は

 思っているつもりでいたら
 思われていた私



 法専寺山門今月の言葉は

 阿弥陀如来の み教えが
 心に響いて
 我が身の 愚かさに
 気づかされる



 
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