散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

今日一日

2005年12月03日 16時52分15秒 | Weblog
本日は、日記風に書いてみる。

少々調査したいことがあり、札幌市中央図書館へ。
行きは地下鉄幌平橋駅から徒歩15分くらいだったであろうか。
本好きの私にとっては書店、古書店、図書館は3大なごみスポットである。

昼過ぎまで調査し、地下の食堂へ。
図書館の食堂もたまにはいいなあ、なんて思っていたが、満席のため断念。
外にでて石山通りのあたり、ラーメン「H」へ。
この店の売りは390円ラーメンらしい。
色々なセットもあるのだが、味噌ラーメン390円、基本を注文しよう。



もちろん期待はしていなかったのだが、いやいやなかなか。
麺の湯で加減はちょうど良く、上にモヤシ、青ネギが結構多めに乗っている。
スープはニンニクに頼っている感じもするが、濃厚甘め。といってもさほどくどくない。

昼食後もしばらく調査を継続してから、館内で行われている
「北海道ことばのいろいろ」展へ。
「北海道かるた方言編」を初めてみたのだが、結構面白かった。



帰りは久しぶりに路面電車に乗ってみた。
運賃は一律170円、電車のスローさも時間があるときには楽しめる。



後は紀伊国屋によってから帰宅。

40年

2005年12月03日 09時52分19秒 | 飲み歩き・琴似界隈
琴似のバー「D」へ。

月替りのお勧めから、コールテン1965。
何といっても40年物のブレンデッドスコッチである(ボトル限定288本と
書いてあった)。
味は香り、刺激、甘さなどの調和が取れており、「美しい!」「パーフェクト」
という印象が自然に心に浮かんで来る。

2杯目はガラリと変え、最近購入したアクアビットを使ってもらい、カクテルを
お願いした。
ジンのかわりにアクアビット、アブサンのかわりにペルノーを使ったヨコハマと
いった感じのものが登場。
ペルノーが全体的な香り付けになっているのはもちろんだが、意外にアクアビット
の味も際立っている。

3杯目は、これまたお勧めの中で気になっていたアードベッグ1998SMWS。
こちらはかなり熟成年数も短く、強烈な味だ。
瓶のコメントは「Stornoway black pudding wrapped in Elastoplast」だそうだ。
「絆創膏に包まれた血のソーセージ味」ということらしい。
私の感想も良く言うと「モルトらしいモルト」だが、悪く言うと「キャンプの炭を
消した水のような味」がする。

両極端なスコッチを楽しむことができた。

20051203最近読んだ本

2005年12月03日 09時19分58秒 | 読書
「大衆食堂」野沢一馬
今無くなりつつある大衆食堂を取り上げた本。札幌でもそんなにあるとはいえないし、
なかなか行かないのも事実(再読)。

「定食ばんざい」今柊二
無用な文化的考察も無く、ひたすら定食屋と定食の紹介。
大食いっぷりも気持ちよし(再読)。

「日本の美術No.174 北斎」菊池貞夫
さほど目新しい話もないように思ったが、勉強、勉強。

「クリスタルサイレンス 上下」藤崎慎吾
スケールの大きさと何ともいえない小ささ、クールな雰囲気と情緒性が混在。
デビュー作にしてはもの凄く良く出来ているのだが。

「日本崩壊 上下」御堂地章
一昔前で言うポリティカルフィクション。
舞台を最近に持ってきたのだが、きわめてありそうな話でこの人ならではという
感じがしない。もう少し何か無かったか。

「B級グルメ大当りガイド」田沢竜次
食堂から立ち飲みまで、幅広くB級をとりあげてある読みやすい本。
ちくま文庫B級グルメシリーズ(←勝手に作った)は中々面白い(再読)。