散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20060521最近読んだ本

2006年05月21日 21時13分35秒 | 読書
「スイス時計の謎」有栖川有栖
程よく論理的に良く出来たミステリ。

「青の調査ファイル」今野敏
キャラクターの様式美が段々気持ちよくなってきた。

「秘密室ボン」清涼院流水
凄い工夫が面白さに全く貢献していない珍しい作品。

「神様のパズル」機本伸司
壮大なスケールのバカSFという見方もあるな。

「熾火」東直己
うーむ、昔、推理小説の中心になるのは殺人でなければいけないかという議論があった。現在では、広い意味でのミステリーの中心には暗い嫌な話が無ければならないのだろうか。そんなことはない。

以下、図書館の4冊。
「おたる再発見」北海道新聞社
昭和59年の出版で、中途半端にクラシックな内容になっている。

「さっぽろ市電の旅」市電の会
現在も残る路線沿いを案内。ヨークマツザカヤが懐かしいな。

「北海道列車の旅」矢野直美
電車の旅に出たくなる本。次はどこへ行こうか。それはともかく、私はSLにはあまり興味が無い。

「山下清のすべて」
分かり易い本。日本のゴッホと呼ばれた人だが、私にはキリコの感じも少しした。やっぱり大丸の展覧会に行ってみるか。

天気も良いし、満喫したし

2006年05月21日 16時17分11秒 | 食べ歩き
何となく朝はどんよりしていたのだが(昨日、飲みすぎ)、昼に近づくにつれて復活してきた。私はストレスがたまると飲み食いで発散するタイプである。二十四軒のビストロ「PE」へ。

前菜は、ホワイトアスパラのキッシュ、地鶏ムース、エゾ鹿のパテ・焼き筍添え、魚貝のリエットと野菜のテリーヌ(この店、品数が多い。間違えてるかも知れない)。
地鶏、鹿の肉に対して、野菜が豊富についてくるのが嬉しい。アスパラもそろそろシーズンであるか。なるべく日曜日は酒を飲まないようにしているのだが、ピノブランを一杯だけ。

次は見た目のグリーンも印象的なグリーンピースのポタージュにフォアグラを削って振りかけたものである。



豆臭さはないが、グリーンピースの風味がしっかりしている。上のところをすくうと、レバーっぽい脂の風味がコクを加えている。そしてメインがホロホロ鳥のポワレアメリケーヌソースである。



皮が素晴らしい具合に焼けているのが写真で見て取れるだろうか。それでいて、肉の部分はジューシーだし、脂のくどさも感じない。そしてアメリケーヌソース。海老などから取ったこのソースが私は大好きなのだが、記憶に無いくらい久しく食べていない。

鳥と合うのか? と思いつつ食べてみると、やっぱり旨い。鳥がしっかりした味とは言えわずかに淡白な所にあわせているのだろう。このソースは優れもので、野菜にもあうし、もちろん最後はパンにつけて食べるのだが、それがまた合う。どこかで売ってないかなあ・・・、まあ、家で食べるよりレストランで食べた方が旨いだろうか。

最後にリンゴのシャーベット(何だろう、お酒が入っているような)、ゴルゴンゾーラのケーキ、イチゴとミントのブランマンジェ、柔らかプリンとコーヒー。ゴルゴンゾーラのケーキはかなりチーズの風味が聞いていて、これでもう一杯飲める気がするが・・・。そうそう、この店ではチーズの盛り合わせとワインを試してみるのが宿題になっているのだ。

帰りがけに床屋さんによって、帰宅。満腹、少々眠い。ああ・・・