散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

バー巡り

2006年07月24日 20時33分56秒 | 飲み歩き・琴似界隈
会社の飲み会があり、小樽・東京に行ったりしたので、通常行っているバーにややご無沙汰気味。

というわけで、琴似のバー「D」へ。
一杯目はイチローズモルト・ヴィンテージ・シングルモルト・1988。既に閉鎖されてしまった東亜酒造・羽生蒸留所の作である。度数は56度、がっしりした男性的な味だ。

二杯目は先日話に聞いており「飲まなきゃなー」と思っていた、アードベッグ・スティル・ヤング。アードベッグの一番ベーシックなボトルは10年熟成であるが、6年目にベリー・ヤング、そして8年目に出荷されたのがこのボトルである。ちょっと悪臭にも近いような煙臭、ヨード臭(←本当に分かってるのか?)。個性的な味だ。

まだ新入荷で飲んでいないモルトもあるのだが、3連発はキツイ。生の桃を使ったピーチダイキリにチェンジ(軟弱な!)。桃の香りと甘さでふんわりと帰宅。

20060724最近読んだ本

2006年07月24日 12時49分44秒 | 読書
出張前の分。

「虚空の逆マトリクス」森博嗣
技巧的、バラエティに富んでいる。

「タイムスリップ明治維新」鯨統一郎
何を考えているのか良くわからない作者だが、明治維新を舞台にすると自然に熱くなってしまう模様。私は特に思い入れは無い。

「麿の酩酊事件簿 花に舞」高田崇史
作者もバーが好きなのだろうか。登場人物とは違って私はドライではないマティーニが好きだ。

「コッペリア」加納朋子
時制や誰のことを書いているのかも真に受けられない文体。もちろん作者の狙いであるのだが、あまり好む所ではない。

「それでも警官は微笑う」日明恩
下品なスタートでどうなるかと思いきや、今野敏を思わせる熱いストーリー展開となった。

「若者殺しの時代」堀井憲一郎
1980年代から今に至る時代を説明する一つの理論ではあると思う。

「黒の謎」乱歩賞作家
心理描写が中心になる作品は今ひとつの感あり。