本日のギャラリー巡りは、三岸好太郎美術館→スピカ→北大博物館(別項)→紀伊国屋→富士フォトサロン→大同→たぴお→時計台で、暑さのため敗北。

三岸「青春のしぶき-あるモダニストの軌跡展」。この美術館では、一番オーソドックスな構成の展覧会。珍しく学生の見学らしい集団がおり、解説員の説明をさりげなく聞かせてもらう。ふむふむ。
スピカの「大ナポレオン展」。

富士美術館から来た画(芸森の「ヨーロッパ絵画伝統の300年」で見たのもある)が何点かあり、予想より見ごたえのある展覧会。ジャック=ルイ・ダヴィッドやヴィジェ=ルブランは上手い。「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」はいかにもナポレオンのイメージだが、思ったより小さい作品。
その他、エジプト風景の絵皿やカメオ、アクセサリーなどの工芸品もなかなか面白かった。いただけないのが、まず照明。展覧会をやる仕様になっていない会場だから、特に前半は頭上の照明がガラスに反射して非常に見づらい。また、ガラスから画までの距離がやけに遠いケースを使っており、そこも良くない。
普段、展覧会に来ないであろう層が多く、会場内で携帯電話が鳴ること3回。画など一瞬しか見ず、説明のあたりに固まる客が邪魔極まりない。と、文句もタラタラだが、思ったより面白い展覧会であったことは否定しない。
STVの前では、夕張支援のメロン特売会。申し訳ないが積極的には食べられない。
↓

大同ギャラリーで国田克弘「旅日記スケッチブック展」。今回はフランス旅行のスケッチ展。この人の食べ物描写が好きだ。
時計台ギャラリーの「ACT5展」。輪島進一作品がお気に入り。中心の柱の暗さと舞台の光を対照的に描いた「リハーサル・光へ」、静から動への気配がぴりぴりくる「フーガ」、そして動を描いた「生のリズム」「アダージョ」。
同じく「白鳥信之展」。森に佇む老人の画を見て、大同ギャラリーで見たのを思い出した。実にうまい。非常に写実的な画だが、スーパーリアルともちょっと違う。細かすぎない省略したタッチでこういう風に描けるのは凄いと思う。
以上。

三岸「青春のしぶき-あるモダニストの軌跡展」。この美術館では、一番オーソドックスな構成の展覧会。珍しく学生の見学らしい集団がおり、解説員の説明をさりげなく聞かせてもらう。ふむふむ。
スピカの「大ナポレオン展」。

富士美術館から来た画(芸森の「ヨーロッパ絵画伝統の300年」で見たのもある)が何点かあり、予想より見ごたえのある展覧会。ジャック=ルイ・ダヴィッドやヴィジェ=ルブランは上手い。「サン=ベルナール峠を越えるボナパルト」はいかにもナポレオンのイメージだが、思ったより小さい作品。
その他、エジプト風景の絵皿やカメオ、アクセサリーなどの工芸品もなかなか面白かった。いただけないのが、まず照明。展覧会をやる仕様になっていない会場だから、特に前半は頭上の照明がガラスに反射して非常に見づらい。また、ガラスから画までの距離がやけに遠いケースを使っており、そこも良くない。
普段、展覧会に来ないであろう層が多く、会場内で携帯電話が鳴ること3回。画など一瞬しか見ず、説明のあたりに固まる客が邪魔極まりない。と、文句もタラタラだが、思ったより面白い展覧会であったことは否定しない。
STVの前では、夕張支援のメロン特売会。申し訳ないが積極的には食べられない。
↓

大同ギャラリーで国田克弘「旅日記スケッチブック展」。今回はフランス旅行のスケッチ展。この人の食べ物描写が好きだ。
時計台ギャラリーの「ACT5展」。輪島進一作品がお気に入り。中心の柱の暗さと舞台の光を対照的に描いた「リハーサル・光へ」、静から動への気配がぴりぴりくる「フーガ」、そして動を描いた「生のリズム」「アダージョ」。
同じく「白鳥信之展」。森に佇む老人の画を見て、大同ギャラリーで見たのを思い出した。実にうまい。非常に写実的な画だが、スーパーリアルともちょっと違う。細かすぎない省略したタッチでこういう風に描けるのは凄いと思う。
以上。