散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

札幌に戻り

2006年10月28日 23時00分24秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
苫小牧から札幌に戻り、STV北2条ビル→さいとう→セントラルとちょっとだけギャラリー巡り。

それから大通の焼鳥屋さん「TK」へ。以前、1度だけ来たことがあるのだが、なかなか焼鳥が旨い店である。通しはタコの口ばし部分の刺身、鳥精とつくねを注文した。



店のマスターは暇を見て鶏や豚レバーの塊をさばいているため、肉の鮮度はかなりよいものだと思う。鳥精は噛むとジンワリ肉汁がでてくる傑作。つくねはちょっと練り物っぽくて残念。



それから前回、団体客が注文した所で品切れになってしまった煮込みを注文。うずらの卵がポチッと可愛く落とされた煮込みは、野菜・コンニャク・肉片たっぷり。多分仕込みででた半端な所を入れているのであろう。形は小さくバラバラだが、噛むと肉の味が十分する。



飲み物はビール、どぶろく、店主お勧めの芋焼酎を飲んだ。徐々に常連らしい一人客が集まってきて、私の頭越しに「この店、常連ばっかりでふらっと来る奴いないよねえ」等と会話をしている。多分、私が店を出た後で「誰? あれ」という話になったであろう。



JRで琴似に移動(今日は1日散歩切符で苫小牧まで行ったのだ)。バー「D」へ。先日飲めなかったクロフテンギア1996シェリーフィニッシュを注文。前回飲んだバーボンフィニッシュとは全く異なる性格で、やはりシェリーの甘い風味がする。

続いてヘーゼルバーン8年、最後に口をすっきりさせようとフレンチ95。お客さんが増えてきたのと、ちょっと疲れがでたので、これにて帰宅。

苫小牧へ

2006年10月28日 15時00分22秒 | 旅日記
本日は苫小牧へ。快速エアポートに乗り、千歳で乗り換え。乗り継ぎを良く考えないで来たため、若干の時間があり千歳市内を散策。私は子供の頃千歳に住んでいたのだが、さすがにあまり懐かしいものもない(別項でちょっと書く)。

ちょうど昼頃に苫小牧着。結構な距離をあるいて苫小牧市博物館へ。本日は出光美術館所蔵「中国・磁州窯-なごみと味わい-」展を見に来たのである。早速入場すると、それほど込んではいないものの、十数名ほどの年配の方が見学していた。



基本的に博物館の建物が古いのもあり、せっかくの展示なのにうら寂しい感じがするのは否定できない。展示物も名品ぞろいという感じもしないが、多様な作風を素直に楽しめた。

磁州窯ではいろいろな技法を使ったらしく、一見白磁風の「白土かけ」や緑釉の色合いはかなり美しいものであった。他にも三彩の皿などは見もの。札幌市内で置かれているチラシには鳥の紋様がでているが、実はこれは陶枕だということが判明(いや、チラシにも書いてあるんだけど)。他にも陶枕が数点あり、興味深く見ることができた。

一言だけいうと、特別展の入場券と常設展の入場券が完全に別売りなのはどうかなと思う。もちろん入場収入ということはあるが、滅多に来ない人に苫小牧の歴史を見せるべきではなかろうか(まあ、常設展は300円だからセコイこと言うな、という話もある)。

1時過ぎになり、港の方向へ。



苫小牧港には結構有名な市場の食堂があるのだ。ところが、その食堂は大混雑で断念(並ぶのは嫌いだ)。



その手前にある、もう少し規模の多い食堂に入ることにした。あまり考えずにホッキカレーを注文。北海道外の人にはピンと来ないかもしれないが、苫小牧はホッキ貝(正式名称はウバガイ)の名産地なのである。



カレーが到着して、まずはあまりカレーのかかっていないホッキ貝を一口。うむ、これはなかなかのものである。ホッキの身は厚く、色が薄ピンクであることからも分かるように、火の通し加減は絶妙である。噛めば噛むほどホッキ貝のエキスが口中にあふれて、さすがの感であった。

で、カレーを一口。ううっ、写真からはよく見えないだろうが、カレーの中にもホッキの身やヒモ、貝柱の部分がかなり入っている。しかし、しかしである。カレーの味が強すぎて、ホッキの味がしない。カレーのベースもホッキで出汁を取っていないだろうなあ…。カレーがあまりついていないホッキをもう一口。これをカレーに混ぜ込んで食べなくてよかった。

ちょっとガッカリしつつ、漁港を散歩してから駅前方向へ。

【干物作り】


途中で科学館の「ミール展示館」の横を通り過ぎる。私が子供の頃夢見た宇宙ステーションは、こんなはずじゃなかったよなと思いつつ、駅前へ。



今日は駅前ビルで「東胆振物産まつり」をやっているのである。ホッキ、白老牛、シシャモとうまそうなものがあるのだが、なま物を購入するわけにも行かない。ホッキラーメンとキンキ中骨缶詰を購入して、札幌への電車に乗り込んだ。

千歳市グラフィティ

2006年10月28日 12時03分39秒 | 写真館
私は子供の頃千歳市に住んでいた。さすがにもはや懐かしいものもあまり残ってはいない。数年前に行った時にはかなり市内を歩き回り、子供の頃に遊んだと思われる公園にも行ってみた。

すでに遊ぶ子供もおらず、朽ち果てそうな雰囲気になっていたのだが、遊具に薄く残ったペンキの色を見て「ああ、ここで遊んでた!」と一気に記憶がよみがえってきた。また水のみ場(子供の頃は公園や校庭の水のみ場の水を飲んでたな)を見ると「ここで水飲んだなあ」という想い出が強烈に浮かんできた。

翌年、もう一度その公園に行ってみた所、遊具のペンキが完全に塗りなおされていたので、本当に行っておいて良かったと思う。しかし、相変わらずそこで遊ぶ子供はいないのであった。

やっているのか? 駅前食堂。



千歳駅前はいわゆる商業の中心地ではないのだが、かなり整備が進んでいる模様。見たことのないビルが建っていた。



霊感占い「サザエ」。取り壊し中。



ビートル101。私が子供の頃にできた、千歳市初のショッピングモール。ものすごく興奮したものだ。



すっかり札幌市内で店舗展開中の「もりもと」も、発祥の地はここ。千歳市民は「もりもとさん」とさん付けで呼んでいたのだ。



千歳駅で千歳線開業80周年の写真展を開催。私が子供の頃は確かにこんな人出であった。