「ブレイブストーリー 上中下」宮部みゆき
ストーリーだけ聞くとよくあるファンタジーベースの少年成長物語とも言えるが、現実世界と異世界を二重写しにして、宮部の想いがよく描かれている作品。「模倣犯」「理由」とかだけで良いのか! と思っていたことに対する回答だな。
「スキャンダル戦後美術史」大宮知信
戦争画、贋作、バブルによる絵画価格の浮き沈みなどとっつき易いテーマ。
「日本絵画のあそび」榊原悟
日本の作品にも昔からいろいろな趣向が凝らされている。トリックアートもとっくに生まれていた?
「食べる西洋美術史」宮下規久朗
単純に描かれた食べ物が”そっくり”だとか”美味しそう”、ではすまない思想的なものがある。
「国鉄あちこち体験記」ヒサクニヒコ
歴史上の1ページとして、とっておこう。
「夢館」佐々木丸美
語り手が男女を問わず、恋愛がらみで内心を延々と書かれると鬱陶しいの一言である。推理小説の論理性とは一番遠いところにある(ただし、それゆえに恋愛がらみの成功例もあるわけだが)。
「絵のある人生」安野光雅
さすがに安野というべきか、地に足の着いた説明で分かり易い。
「女湯のできごと」益田ミリ
これは女湯の話ではあるが、多かれ少なかれ銭湯の男湯でも同じようなことが。とても懐かしい。
以下、図書館の2冊。
「學問虎の巻」夏目房之介
意外と興味があわなく、夏目の細かい書き文字入りイラストが疲れる(興味が合うと、あの細かさが全く気にならないのだが)。
「新聞のウラもオモテもわかる本」プレスネットワーク94
本が書かれた当時から随分時間がたつが、本質的には変わったのか否か。
ストーリーだけ聞くとよくあるファンタジーベースの少年成長物語とも言えるが、現実世界と異世界を二重写しにして、宮部の想いがよく描かれている作品。「模倣犯」「理由」とかだけで良いのか! と思っていたことに対する回答だな。
「スキャンダル戦後美術史」大宮知信
戦争画、贋作、バブルによる絵画価格の浮き沈みなどとっつき易いテーマ。
「日本絵画のあそび」榊原悟
日本の作品にも昔からいろいろな趣向が凝らされている。トリックアートもとっくに生まれていた?
「食べる西洋美術史」宮下規久朗
単純に描かれた食べ物が”そっくり”だとか”美味しそう”、ではすまない思想的なものがある。
「国鉄あちこち体験記」ヒサクニヒコ
歴史上の1ページとして、とっておこう。
「夢館」佐々木丸美
語り手が男女を問わず、恋愛がらみで内心を延々と書かれると鬱陶しいの一言である。推理小説の論理性とは一番遠いところにある(ただし、それゆえに恋愛がらみの成功例もあるわけだが)。
「絵のある人生」安野光雅
さすがに安野というべきか、地に足の着いた説明で分かり易い。
「女湯のできごと」益田ミリ
これは女湯の話ではあるが、多かれ少なかれ銭湯の男湯でも同じようなことが。とても懐かしい。
以下、図書館の2冊。
「學問虎の巻」夏目房之介
意外と興味があわなく、夏目の細かい書き文字入りイラストが疲れる(興味が合うと、あの細かさが全く気にならないのだが)。
「新聞のウラもオモテもわかる本」プレスネットワーク94
本が書かれた当時から随分時間がたつが、本質的には変わったのか否か。