「20世紀絵画」宮下誠
かなりの読みごたえ、見ごたえがある本(図版が白黒で小さいのは残念)。途中、専門のドイツ美術に偏るあたりが惜しいか。
「銀河おさわがせ執事」ロバート・アスプリン、ピーター・J・ベック
軽妙で楽しい。
「フェミニズム殺人事件」筒井康隆
どこか戯曲的な書きっぷりから漂うリリシズム。さすがに上手い(再読)。
「バベル消滅」飛鳥部勝則
作者の自作及び、ブリューゲル等の「バベルの塔」の画が事件を解くキーワードになっているミステリ。重苦しい所もあるが、良くできている。
「元禄一刀流」池波正太郎
文庫化初作品集とはいえ、中長編化されたり、エッセイの形で世に出たものもあるので、あまり初見という感じはしない。
以下、図書館の2冊。
「和辻哲郎の視圏」市倉宏祐
「古寺巡礼」だけは読んだことがあるのだが、和辻哲学というのは全然知らない。ご本人の論ではなく間接的に読むと隔靴掻痒の感もあり、時代背景を説明してくれるのがありがたくもあり。
「もっと知りたい上村松園」加藤類子
好きかと言われると微妙な松園であるが、時に清楚、時に凄艶、また可憐とほんの少しの差で全く違う印象を感じる女性の姿はさすがだ。和服、蚊帳、すだれの日本風景も美しい。
かなりの読みごたえ、見ごたえがある本(図版が白黒で小さいのは残念)。途中、専門のドイツ美術に偏るあたりが惜しいか。
「銀河おさわがせ執事」ロバート・アスプリン、ピーター・J・ベック
軽妙で楽しい。
「フェミニズム殺人事件」筒井康隆
どこか戯曲的な書きっぷりから漂うリリシズム。さすがに上手い(再読)。
「バベル消滅」飛鳥部勝則
作者の自作及び、ブリューゲル等の「バベルの塔」の画が事件を解くキーワードになっているミステリ。重苦しい所もあるが、良くできている。
「元禄一刀流」池波正太郎
文庫化初作品集とはいえ、中長編化されたり、エッセイの形で世に出たものもあるので、あまり初見という感じはしない。
以下、図書館の2冊。
「和辻哲郎の視圏」市倉宏祐
「古寺巡礼」だけは読んだことがあるのだが、和辻哲学というのは全然知らない。ご本人の論ではなく間接的に読むと隔靴掻痒の感もあり、時代背景を説明してくれるのがありがたくもあり。
「もっと知りたい上村松園」加藤類子
好きかと言われると微妙な松園であるが、時に清楚、時に凄艶、また可憐とほんの少しの差で全く違う印象を感じる女性の姿はさすがだ。和服、蚊帳、すだれの日本風景も美しい。