散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

京都グラフィティ

2007年05月20日 23時34分11秒 | 写真館
【さる寺というのがあるのだ。後方に犬もいる】


【関西名物”指つめ”】


【Jeff! 英会話スクールであった】


【こういうセンスはいずこも同じ】


【光悦? 自動車?】


【六波羅蜜寺の前にある六波羅飯店。名物は六波羅丼(本当・・・か? メニューにはあった)】

京都紀行(7)終わり

2007年05月20日 22時22分13秒 | 旅日記
3日目午後&夜

時間がややあり、建仁寺に移動。ここには仏像は特にないが(かの有名な俵屋宗達の風神雷神像もレプリカが置いてある)、まず庭が立派なのである。庭に向かう縁側で、ボンヤリ読書をすれば数時間は経ってしまいそうだ。



もう一つ法堂にある小泉淳作の「双龍図」というのが天井画でありながらかなり大きく見え、予想外の大作であった。



今日は京都滞在最終日。最後に再び「SS」へ。



【不思議な味わいのレシート】


今日は酒のつまみを中心に、色々試してみることにしよう。まずスタウト、きずし、ポテトサラダ、春巻。

【きずし】


【春巻。薄焼き卵に衣をつけて揚げたようだ】


きずしはつけダレが「酢」だけのように見えるが、これをつけてもよし、小皿にとって醤油を少しかけても良しである。春巻は中身の大部分が春雨で、あっさりした一品。昨日はボリューム間に恐れおののいたものであるが、つまみっぽいメニューは適正量である。

肝焼き、シュウマイ、タコ天ぷら、月桂冠(京都の地酒であるなあ)を追加注文。







肝焼きは温めてもらったのだが、甘いタレのかかったちょっと北海道では見ない傑作。タコ天ぷらも決して硬くなくサックリと歯が通りつつ、かつ中心部分から海のエキスが流れてくるという大傑作である。これで昼から一杯やれる京都の人びとが羨ましい。

【店内はこんな雰囲気。京都の人が羨ましい】


もう帰らなければならんのかと言いながら京都駅に着いたが、予定していた特急「はるか」が路線中の信号停止多発により(イタズラか?)1本運休。予想より30分遅い電車に乗ることになってしまった。結果として飛行機が飛ぶ14分前に関西空港に着きダッシュ。無事飛行機に乗れて千歳空港には帰って来た。あまりに慌てて飛行機に乗ったため、京都のお土産をまったく見ることができなかった。

残念の17862歩。

***
帰宅して京都のことを思い出しているが、実に素晴らしい酒場と何ともおちつく京都弁。実に良い街であったと思うが、住むとお付き合いが大変なのではないかと思うのだ。しかし今まで敷居の高かった京都であるが、また行きたいという気持ちで一杯である。

京都紀行(6)

2007年05月20日 13時09分44秒 | 旅日記
3日目午前

旅先で段々疲労がたまり、二日酔いもあり遅めの起床。今日の朝食バイキングでは、和食中心にしてみた。鯖を焼いたものが旨い。



京都駅を経由してぶらぶらと東寺へ。やはり仏像勢ぞろいを見物するには欠かせない寺である。

早速、講堂に入る。ここでは二十一体の仏像があるが、五大明王、中でも降三世明王の戦闘ポーズが素晴らしい。金堂へ移動すると、こちらは薬師如来像の威圧感が目立ち、その足元を支える十二神将像が大人しく見えてかわいそうである。周りを固める日光・月光像もスケール感が大きく、更にその三体の回りに大きな蓮の花の像も飾ってあるのだ。

最後に食堂(じきどう)へ。ここではかつての火災で黒コゲになった四天王像(かなり古いものらしい)に悲しみを感じてから(国宝を解除されたらしい)、宝物館へ。ここにどんな仏像があるのか知らずに来たのだが、まず巨大な千手観音像に驚愕。

これも火災から復興されたらしいが、飛び出す千手はまさに「北斗百烈拳」である。さらに全くここにあるとは気づいておらず、とても見たい仏像であった「兜跋毘沙門天」に思いがけず出会って感激。ちょっとしたツリ目のお顔と、海外伝来と思われるカッコいい鎧(聖闘士星矢のゴールドクロスみたいだ)がとてもステキな仏像である。



次も東寺内の「観智院」で宮本武蔵の作品を見る。本物かどうか真に受けて良いのか分からないのだが、鋭い筆づかいであることは間違いない。さらにボランティアのガイドさんに話を聞きながら五大虚空菩薩像を見る。お顔がちょっと違うと思ったが、中国の仏師が作ったためらしい。

【観智院自慢の庭。石で龍・魚・船などを模しているのだ】


ここからタクシーで六波羅蜜寺に移動。どうしてもここで見たいのが「空也上人像」である。地味な宝物館であったが、とても小さな空也上人にご対面。まさしく説法のために歩き出そうとする上人の姿であるが、それに加えて唱えた「南無阿弥陀仏」の言葉が口から仏像の姿になって出ているのだ(半開きの口から針金が飛び出ており、そこに6体の小さな仏像が載っているのだ)。奇仏好きの私が、知る限り見たいと思っていた最後の仏に満足。ありがとう空也上人。