散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

SMWS

2007年05月26日 20時28分44秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は2時からSMWSのテイスティングイベントがあり、琴似のバー「D」へ。時々私が飲んだウィスキーの銘柄をブログに書くときに「(SMWS)」などと書いていることがあるが、これはThe Scotch Malt Whisky Societyというウィスキー愛好家のクラブのことで、そのクラブがセレクトしたウィスキーは非常に評判が高いのである。

昼間の「D」に足を踏み入れると、ウィスキーのボトルが50本ほど並び、既にウィスキー愛好の猛者たち(←それほどすごい人達でもない)が会場にたむろしているのであった。良い品が多すぎて、とても目に毒なリストをもらい、最初はロングモーン38年からスタート。以下に今日飲んだウィスキーを書いておく。



蒸留所、熟成年数、アルコール度数、私のしょうもない感想の順である。
(1)ロングモーン、38年、49.8%、すべてが突出していないのに鮮烈な味で香りにも十分なパンチがある。
(2)モートラック、6年、61.6%、最初は香りがしてこないが、梨のような後味がふわーんと来て物足りなさはない。かなり良い。
(3)ミルバーン、15年、56.4%、これは中々飲めないフレーバー(メモ忘れた)。
(4)バルブレア、10年、63.7%、オールドボトルなので、たぶん一味違うはず。強く、後味にパンチあり、長いフィニッシュ。
(5)ストラスアイラ、33年、51%、直前に飲んでいるものも中々美味しいものばかりなのだが、一段と深い味。底から香りがぐーんと伸びてくる。これこそ長いフィニッシュというべきか。
(6)グレングラント、33年、52.4%、飲み易いのだが、それでいてこの深みのある味はどうだろうか。華やかでありながら深い。脱帽、沈黙。

テイスティングなので量は少なめなのかなあと思っていたが、十分な量が入っており、お分かりの通り16時半にして、かなりの酔っ払いである。SMWSジャパンの人も来ていたので、色々面白い話も聞けた。

ワインにしろ日本酒にしろ、テイスティングをする場合には飲まないようなイメージがあるので、「ウィスキーのテイスティングって、一般的に飲むんですか」と聞いてみたところ、「我々は飲みますね。飲まなくても表面的な香りは分かりますが、飲んで後からぐっと上がってくる香りは分からない。それでは会員の方に味を説明できません」ということであった。

それからいつもSMWSのボトルには一言コメントのようなものが書いてあって、気になっていたので「あれは誰が書いているのですか」と聞いてみたところ、「数人で樽をセレクトする時に、いろいろな表現をします。かなりの飲み手ばかりなので、ちょっと面白い表現も飛び出して、それを最後にチーフが選んで決めるんですね」ということだそうだ。本日のボトルでは、

(1)Dense dark fruity
(2)Harry Potter's introductions to Whisky
(5)Rose petals and pears
(6)Seriously drinkable

と書いてあった(抜けたのは忘れたのと、書いていなかったのと。つづりも正しいかどうか分からん)。

で、相当酔っており、これ以上飲みに行くのは難しい。近くの「N」で塩ラーメンを食べて、カラオケへ。



今日は面倒くさくなってアニメ縛り。

・あしたのジョー
・アタック№1
・宇宙戦艦ヤマト~真っ赤なスカーフ
・(宇宙の騎士)テッカマンの歌
・エースを狙え
・科学忍者隊ガッチャマン
・キャッツアイ
・キャプテンフューチャー~ポプラ通りの家(この曲を知っている人がいるだろうか。私の先輩U氏以外にであったことが無い)
・キューティーハニー
・銀河鉄道999
・GetWild(シティハンター)
・ペガサス幻想~聖戦士星矢
・タイガーマスク
・デビルマンのうた(デビルマンのコミックス版を読んだことがない人がいたら、本当に読んでほしいと思う)
・バビル2世
・妖怪人間ベム(スキャット調のカッコいい曲だ)
・北斗の拳~愛をとりもどせ
・マジンガーZ
・おれはグレートマジンガー
・Secret of my heart(名探偵コナン)
・ルパン三世
・勇者ライディーン

酔っていたため制御がきかず、年齢がもろバレな選曲になってしまった。これだけ歌って、入ったのが昼時間のため1050円。カラオケ屋さん、ゴメン。

20070526ギャラリー巡り

2007年05月26日 13時02分45秒 | ART
本日は久々の札幌ギャラリー巡り。近代美術館→札幌市資料館→コンチネンタルギャラリー→大同→富士フォトサロン→たぴお→STV北2条→道新→時計台→セントラル→さいとう→ARTスペース→ユリイカ→北海道画廊→さっぽろ画廊の15箇所。

■近美は「空海マンダラ展」の後期。意外とどの作品が入れ替わっているのか分からないものだな。

■コンチネンタルギャラリー「少女論」。映像作品は全部見たが、結構面白い。俳優役で佐々木けいし氏が登場していた模様。展覧会全体が少女的でこそばゆい。

■たぴお「漆山豊 横山隆 竹田博展」。竹田さんの珍しい作品「ペンのコンポジションと雑事のコンポジション」があった。

■STV北2条ビル「関原範子造形展」。工芸品のような宗教的モニュメントのような立体作品。私はわざわざ展覧会を見に行っているためビルのロビーが異世界に変わるのを楽しんでいるのだが、普通にビルで仕事をしている人はどう見ているのだろう。目に入っているだろうか。

■セントラルのエレベータでKさんご夫妻と出会う。初対面の奥様に「先日展覧会を拝見いたしました」とご挨拶した所、Kさんに「このひとSHさん」とハンドルネームで紹介されてしまった(また照れる)。すると奥様から「体を壊さないように・・・」とのお言葉。どうもこのブログを読んでらっしゃるのですな。という私も奥様のブログは見つけて拝読しているのだ。

■さいとう「更科秀遺作展」。「ウォーターマーク」などとても好きな雰囲気の作品がある反面、「バーニングマーク」は一原有徳さんの作品そっくりに見える。うーむ。

■ARTスペース「飛山窯作品展」。焼き物の皿で大お食事会になっていた。うーむ。「真野朋子写真展」。最近、写真をなかなか撮影できなくなっていたという本人挨拶があったが、バンバン撮ってほしい。”美は細部に宿る”と想う。

■北海道画廊「韓三淑 水彩画個展」。こういう写実的な水彩画、好きである。赤い花の色彩がポイント。

久々、札幌の休日

2007年05月26日 12時40分12秒 | 食べ歩き
三週間ぶりに札幌ですごす週末である。天候も時々小雨でなんとか持ったため、久しぶりにギャラリーを回る予定だ。その前に昼食。

時々会社の面々と飲みに来る「M」へ。おまかせランチを注文した。



鮭そぼろとイクラのミニ丼、海老カツ、冷やしうどんのランチである。北海道の人は時々爆発的にイクラを食べるので、それ程ありがたいわけでもないが、まあ美味しいことは美味しい。



海老カツは海老のプリプリ感はあるが、エビフライに比べるとちょっと寂しい気持ちになる微妙な食べ物だ。



文句を言いつつ、全般的には旨い。満足。