散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

遊び終わり

2007年05月05日 20時24分45秒 | 飲み歩き・琴似界隈
ゴールデンウィーク中、散々やらかしたが、今日は寿司屋に行ってしめることにしよう。

ちょっと寒かったので燗酒、通しは煮つぶ。まずは適当に刺身を出してもらう。平目縁側、マグロ赤身、イカゲソ、つぶ。縁側はもうそれは旨い。マグロも赤身とは言え、しっとりした感じ。

あずき菜のお浸し、浅葱酢みそ和え、野菜天ぷらを食べてから、握ってもらう。酒は〆張鶴に移行。

寿司はしめ鯖、トロ、ボタンエビ、ホッキ、ホタテ、穴子。しめ鯖のあぶらのきめ細かさ、普段食べないトロも旨い。大ぶりのホッキ、ホタテに驚きつつ、今日の穴子のできはかなり良いほうであった。

明日はおとなしくしていよう。

開拓の村(食べるもの中心)

2007年05月05日 16時16分53秒 | Weblog
ゴールデンウィーク最後のお出かけとして、北海道開拓の村に行ってみた。夕方風が冷たかったが、天気は良くそこそこの人出。

【旧開拓使札幌本庁舎】

→きれい過ぎて雰囲気がない

【旧武井商店酒造部】

→かつては北海道にこれだけの酒蔵があった

【村内を走る馬車鉄道】

→満席で立っている人もいる

【昔のメニュー】

→カヘー=コーヒー、サンパン=シャンパン、セリ=シェリー? なかなか豪華である。

旧小樽新聞社では、活字をひろって子供向けの名刺を作るコーナーがあり、なかなか楽しそう。旧広瀬写真館では昔風の写真スタジオが再現されている。そして旧札幌農学校寄宿舎(恵迪寮)へ。私は寮生ではなかったが、寮に暮らしていた人が行けば、涙を流すこと必須であろう。以下の写真は、寮の食事メニューより。

【鹿肉のソテー】

→寄宿舎発足当初のメニュー。確かクラーク博士も洋食を定着させようとしていたはず。

【豚飯、馬のたたき団子汁】

→豚飯は明治末から大正、団子汁は大正末から昭和初期。

【マッシュポテトとビール】

→戦前の寮は禁酒禁煙だったらしい。信じられない。

【マッシュポテトにハム、ベーコン、野菜】

→通称「手稲の残雪」。昭和初期。

【昭和初期の朝食】

→味噌汁の具は若布や豆腐。卵や納豆は自費購入らしい。

【マッシュかぼちゃ、グリンピースや青海苔添え】

→通称「藻岩の緑」

【玉ねぎの丸煮あんかけとヌカパン】

→戦争中、直後。

時代がたつにつれ、段々貧困な食生活になっていくのが分かる。さて、段々寒くなってきたので、以下は駆け足で。旧青山家漁家住宅は想像通り立派。トイレ前の廊下の天井に格子絵が描かれている。”金かけました”という証明らしい。



以上で見学は終了。途中、山村・農村エリアは飛ばしてしまったが、結構楽しめた。最後に食堂にあった「屯田兵定食」。内容はおにぎり、味噌田楽、ニシン漬け、三平汁、いももち、かな?



ああ面白かった。


なるほど

2007年05月05日 12時19分22秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
東京中心の酒飲み活動を書いているブログを拝見していると、「困った時のS」というような書きぶりにであうことがある。札幌にも1軒だけその「S」があるので、開拓の村へ行く途中、新さっぽろで立ち寄ってみた。



12時半過ぎの到着であるが、老若男女で大混雑、大変な賑わいである。しかしメニューを見て「なるほど」であった。とにかく安いのである(むろん品物による)。早速私も赤ワイン(500mlで370円だ)、チョリソー、ペペロンチーノを頼んでみた。

まずはワインとチョリソーが到着。



付け合せのポテトフライが貧弱だが、鉄板にのってきたチョリソーは熱々。ワインは冷やして飲むにはちょうどよいライトタイプだ。次にペペロンチーノ到着。



やや量は少なめ、麺は柔らかめであるが、十分なできばえと思う。これを食べ終えても、ワインがまだあるのでキャベツのピクルスを追加。メニューにはまだまだ興味深い品があり、またグラッパ(葡萄の粕取り焼酎)もあるので、もう一回は絶対に来てみよう。

伊勢うどん

2007年05月05日 07時51分29秒 | 食べ歩き
先日デパートで購入した伊勢うどんを食べてみた。

麺のゆで時間は3分。明らかに通常市販の麺より太い。

スープ(袋には「うどんつゆ(伊勢うどんたれ)」と書いてあった)は、袋に入っているものを薄めずにそのままかけるだけ。簡単で良い。色は噂どおり、たまり醤油的な黒に近い。感覚的には「ショッパイ」と訴えかけてくる色彩だ。しかし、ダシの良い香もする。

よく底の方からかき混ぜ、うどんにたれを良くからませて一口。麺の歯ごたえは伸びている感触とは違うが、もっちり柔らかい感じ。さぬきうどんの対極にあるか。たれの味はそれ程濃くなく、この太いうどんにはこれくらいの濃度がほしい感じ。それは昔からの名物だから、味のバランスは取れているのだろう。

本場の伊勢うどんを食べたことが無いため、できばえ評価はできないが、まずまず美味しかった。最後にたれが丼の底に残った。お湯で割ってスープにして飲むと旨い気もするのだが、本場の人はどうするの?