本日のギャラリー巡りは、紀伊国屋→フジフィルムフォトサロン→大同→たぴお→STV北2条→道新→時計台→道新プラザ→さいとう→スカイホール→4プラ→さっしん→アートスペース→ユリイカ→アリアンス→ATTICの16箇所。
■紀伊国屋「祈りとファッション」。札幌大学の特別展で恵庭市カリンバ遺跡からの出土品が展示されていた。死者を弔うための装飾品が多く、当時すでにそれだけの文化があったことが良く分かる。
■フジフィルムフォトサロン「DANNP展「北の貌」」。「冬のヤマセミ」三上智志。ヤマセミが冬の川で小魚を取るシーン。よく撮ったなあ、この写真。
■大同ギャラリー「新道展企画 受賞者展」。すとうえみ「紫音」。非常に好きなタイプの作品を描く方なので、言っておきたい。人物像とシンボル的なものを両方キャンバスに入れるため、どうしてもキャンバスのサイズを使い切らない小ぢんまりとした作品になってしまっているような気がするのだ。もっと訴えかける作品ができるような気がする(大きなお世話ですが)。
宮崎亨「(凄く長い作品名だったので、メモを取りませんでした)」。良くも悪くもアニメ・マンガの影響を感じる。古木真澄「沈黙」は端正な静物画でひっそりとした感じが良い。和田仁智義「彷徨の大地」は両サイドに空飛ぶ岩のような建物のような物体、中心に梨などを配置した作品。印象的。
■STV北2条「艾沢詳子 無辜の民'07-冬音」。このビルに来る楽しみは、硬質で真四角なビルのエントランスがどう変化をしているかを見ることにある。そういう意味では今回の異物感は凄い。ティッシュに蝋かけして、寄せ集めて不思議な形を作り出しているのだが、このビルに通勤する人はどう感じているのだろう。「変なもの置いてあるなあ」か「邪魔だなあ」か。もしかして、目に入っていなかったりするかもしれない。仕事の最中には意外とこういう奇想天外な異物は目に入らないものだ。
■時計台ギャラリー「春陽会道作家展」。「日々Ⅰ」「日々Ⅱ」奥山哲三。眠るような二人の上に小さな建物を描いた優しい作品。感じが良いと共に、ありきたり作品になる危険をはらんでいると思う。
「氷が遊ぶ(Ⅰ)」「氷が遊ぶ(Ⅱ)」佐藤史奈。紫やブルー、朱色まで大胆に使った流氷の図。形の不規則具合もあって、非常に面白い作品。遠くから見ると感じがでるなあ。
「想Ⅰ」「想Ⅱ」吉本勝子。草むらと女性達が二重写しになった作品。何だろうなあ、皆何か考えているなあ。
■さいとうギャラリー「三明伸展」。気持ちよい上手さで、セピア色の作品なんかにくいなあ。小磯良平の人物画、花の画が飾ってあったのにもビックリ。
■スカイホール「北星学園大学附属高校第8回 原始林展」。「帰省」加賀谷愛。何の変哲もない雪景色だが、私もかつてこんな風景を見ながら帰省したものである。個人的に懐かしい画。「猫と芍薬」山田菜央もうまいなあ。
■さっしん「札幌クラシックカメラ倶楽部写真展」。会長がリーフレットに「作品の良し悪しは別として・・・」って書いちゃっているもんなあ。作品の下にはカメラの写真があり、人によってはカメラの詳細データを暴走して書いてしまっている。楽しそうだ。
■アートスペース201「写真と絵と写真の四季展」。木村里志の「春」。白地に黒ペンで細かく、模様の付いた布が風に舞い飛ぶかのようなイメージを描いている。この細かさ好きだ。
■アリアンスフランセーズ「創設20周年記念写真コンクール展」。ちょっとベタな感じもしたが、鉄筋むき出しの建物の写真に投票してきた。
話は変わるが、「木村環×藤谷康晴作品展-乱-」のDMが自宅に届いた。このDMの左半分は木村さんの画、右半分は藤谷氏の手書きの作品なのである。手書きするか! さらに今日驚いたことに、ギャラリーを巡るとこのDMがあちこちにあるわけだが、どれをとっても藤谷氏の作品は全然違うのだ。大体似た傾向の画を描いているんだろうなと勝手に思い込んでいたが、一つ一つにアイディアが込められている。よく判らんけど、凄いよ。
■紀伊国屋「祈りとファッション」。札幌大学の特別展で恵庭市カリンバ遺跡からの出土品が展示されていた。死者を弔うための装飾品が多く、当時すでにそれだけの文化があったことが良く分かる。
■フジフィルムフォトサロン「DANNP展「北の貌」」。「冬のヤマセミ」三上智志。ヤマセミが冬の川で小魚を取るシーン。よく撮ったなあ、この写真。
■大同ギャラリー「新道展企画 受賞者展」。すとうえみ「紫音」。非常に好きなタイプの作品を描く方なので、言っておきたい。人物像とシンボル的なものを両方キャンバスに入れるため、どうしてもキャンバスのサイズを使い切らない小ぢんまりとした作品になってしまっているような気がするのだ。もっと訴えかける作品ができるような気がする(大きなお世話ですが)。
宮崎亨「(凄く長い作品名だったので、メモを取りませんでした)」。良くも悪くもアニメ・マンガの影響を感じる。古木真澄「沈黙」は端正な静物画でひっそりとした感じが良い。和田仁智義「彷徨の大地」は両サイドに空飛ぶ岩のような建物のような物体、中心に梨などを配置した作品。印象的。
■STV北2条「艾沢詳子 無辜の民'07-冬音」。このビルに来る楽しみは、硬質で真四角なビルのエントランスがどう変化をしているかを見ることにある。そういう意味では今回の異物感は凄い。ティッシュに蝋かけして、寄せ集めて不思議な形を作り出しているのだが、このビルに通勤する人はどう感じているのだろう。「変なもの置いてあるなあ」か「邪魔だなあ」か。もしかして、目に入っていなかったりするかもしれない。仕事の最中には意外とこういう奇想天外な異物は目に入らないものだ。
■時計台ギャラリー「春陽会道作家展」。「日々Ⅰ」「日々Ⅱ」奥山哲三。眠るような二人の上に小さな建物を描いた優しい作品。感じが良いと共に、ありきたり作品になる危険をはらんでいると思う。
「氷が遊ぶ(Ⅰ)」「氷が遊ぶ(Ⅱ)」佐藤史奈。紫やブルー、朱色まで大胆に使った流氷の図。形の不規則具合もあって、非常に面白い作品。遠くから見ると感じがでるなあ。
「想Ⅰ」「想Ⅱ」吉本勝子。草むらと女性達が二重写しになった作品。何だろうなあ、皆何か考えているなあ。
■さいとうギャラリー「三明伸展」。気持ちよい上手さで、セピア色の作品なんかにくいなあ。小磯良平の人物画、花の画が飾ってあったのにもビックリ。
■スカイホール「北星学園大学附属高校第8回 原始林展」。「帰省」加賀谷愛。何の変哲もない雪景色だが、私もかつてこんな風景を見ながら帰省したものである。個人的に懐かしい画。「猫と芍薬」山田菜央もうまいなあ。
■さっしん「札幌クラシックカメラ倶楽部写真展」。会長がリーフレットに「作品の良し悪しは別として・・・」って書いちゃっているもんなあ。作品の下にはカメラの写真があり、人によってはカメラの詳細データを暴走して書いてしまっている。楽しそうだ。
■アートスペース201「写真と絵と写真の四季展」。木村里志の「春」。白地に黒ペンで細かく、模様の付いた布が風に舞い飛ぶかのようなイメージを描いている。この細かさ好きだ。
■アリアンスフランセーズ「創設20周年記念写真コンクール展」。ちょっとベタな感じもしたが、鉄筋むき出しの建物の写真に投票してきた。
話は変わるが、「木村環×藤谷康晴作品展-乱-」のDMが自宅に届いた。このDMの左半分は木村さんの画、右半分は藤谷氏の手書きの作品なのである。手書きするか! さらに今日驚いたことに、ギャラリーを巡るとこのDMがあちこちにあるわけだが、どれをとっても藤谷氏の作品は全然違うのだ。大体似た傾向の画を描いているんだろうなと勝手に思い込んでいたが、一つ一つにアイディアが込められている。よく判らんけど、凄いよ。