散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20071216最近読んだ本

2007年12月16日 21時45分19秒 | 読書
「レムールの女 ペリーローダン342」エーヴェルス、ヴルチェク
話は分かり易いが、ストーリーの進展なし。アトランが謎の異星女性とよろしくやっていた。

「地球最後の男」リチャー・ドマシスン
最近映画化された作品。どんな話だか忘れたので読んでみた。なるほど、タイトルの「アイム・レジェンド」という意味が分かったわい。多分、映画もそれなりに面白いのだろうと思う(再読)。

「女提督の凱旋 上下」デイヴィッド・ウェーバー
収容所惑星から脱出した主人公ハリントン。最後に宇宙戦で快勝し、2年来の恨みを晴らす。

「食い放題」坂東三津五郎
子役の頃から料理屋につれていかれ、自分でも相当以上に料理をこなす凄い人のエッセイ。最後はふぐ毒死! たしかにニュースで見た記憶がある。

「その辺の問題」中嶋らも、いしいしんじ
大変残念な死であったが、この本で彼の生活習慣を知るにつけ(半分サービス精神による嘘も混じっているかも知れないが)、やむを得ない死に方であったのかも知れない(再読)。

「朝湯、昼酒、ローカル線」勝谷誠彦
”鉄”ではない作者なので、ほど良く読みやすく楽しい。

「MORI LOG ACADEMY8」森博嗣

以下、図書館の1冊。
「小さな駅の小さな旅案内」夏目雄平
面白そうな本であったが、あまり焦点が絞られていない。一般的な旅案内よりは、何かに特化したものの方が興味をもって読める。

鶏に上手く火を通す

2007年12月16日 13時12分11秒 | 食べ歩き
明日会社を休もうかななどと思っていたのだが、忙しくて休めず。がっかりした本日は、二十四軒のビストロ「PE」でランチを食べて気分を高めよう。本日はちょっと面倒だったので、写真なし。

前菜は百合根のキッシュ、牡蠣のブリュレ海苔のソース、白カブのブランマンジェ、ネギとサラダ鶏のテリーヌ。何となく冬風だな。百合根は甘くやわらか。牡蠣のブリュレに海苔のソースというのが素晴らしくて、これ日本人しか食べないのだろうと思うと、ざまーみろの感あり。ブランマンジェにはしっかりカブの風味も感じられ、テリーヌは軽い出来上がりでこれも良い(ワイン飲みたいなあ、日曜日は基本的には禁酒なのだなあ)。

続いてクラムチャウダー。大好きなメニューだが、どうもクラムチャウダーには塩気がキツイというイメージがある。しかしこれは野菜の味を出してあっさり目だ。自分で胡椒と岩塩を投入して、もう少し強めの味にすることも可能。

メインは桜姫鶏の香草焼き。まず見た瞬間「鶏肉の中心部の火の通りが絶妙だ」と思う。鶏は火を通しにくい素材で、どうも素人がやるとパサパサになりがちなのだが、実に素晴らしい感じに仕上がっている。食べるとその観察は的中。鶏の肉汁がしっとりとあふれ、付け合せのキャベツと一緒に食べるも良し、ソースディアブルとの相性も良い。ソースが強めなので、肉の方もこれくらいしっかりとした力がないとダメだろう。

デザートに薄型タルトタタン、バニラアイス、バナナのムース、ケーキ。ケーキと言うのはアルザス地方の伝統的なお菓子らしく、ナッツ・ドライフルーツの入ったもっちりと濃厚なやつ。フレンチの最後にこういうお菓子でコーヒーを飲むのは、実にふさわしいと思うのである。

次回のワイン会を1月にやるのだそうだが、シェフができれば「馬肉のローストで」というので、それは行かねばなるまい。私はとにかく馬肉が好きなのだ。それから夜に飲み中心に行きたいところなのだが、なかなか平日が忙しすぎて難しい。しばらくはダメだなあ。