散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

寒い帯広(2)

2010年06月04日 18時48分07秒 | 食べ歩き
夕方、帯広に戻り、恒例の焼肉「H」へ。少々寒いが、ビールとキムチ盛り合わせ、ナムルを注文。それからジンギスカン(並)、上タン、牛ホルモン、サガリ、サンチュを注文。





やっぱりジンギスカンが美味い。牛ホルモンは脂が付いているので盛大に煙と炎が上がるが、うまく焼き上げるとこれまた美味い。追加で赤ワイン、豚ロース、焼野菜。



最後にハーフ野菜クッパでしめる。明日はちょっと所用があるので、今日はこのくらいにしておこう。





16371歩。

寒い帯広(1)

2010年06月04日 16時25分40秒 | ART

帯広に到着し、帯広美術館に直行。展覧会は「旅のイメージ」というのをやっていた。といっても、栗谷川健一、藤倉英幸の作品を中心にした展示で、北海道文学館でやっていたものに近い。まあ、展示作品数は圧倒的に多いし、会場も広かった(客も少なかった)ので、良しとしよう。

まずは栗谷川健一のポスターから。彼の作品が北海道のイメージ(平原、雪山、開拓、野生動物など)を作ったのは間違いないが、時に西部劇&アメリカのような、やや誤解を招きかねない作品もある。ちょっと珍しいのは1969年の「昇る太陽(国際観光都市さっぽろ)」である。これだけまぶしい朝日に照らされる札幌の都市部が描かれ、「北の都、さっぽろ」という都会的なセンスなのである。

続いて国鉄~JR時代にかけてのポスター。これが鉄道ファンにはたまらないものであろう。

作者不詳「国立公園 阿寒」:浮世絵の香りがするクラシックな作品。
中村善策「男鹿半島」:彼には珍しい秋田風景。岩のアーチを観光舟がくぐっているシーン。
ポスター「ディスカバージャパン飛騨高山」:名古屋から岐阜までは実際、非常に近いのだが、その先の高山までの距離が非常に近く見えるインチキ概略図が載っているのが楽しい。ポスターが数枚あるのに、全部その距離感なのだ。

以下の2点は、北海道立文学館でも出品されていたものだ。今回はゆっくり見よう。
ポスター「1688両のJRオールスターズ」:いろいろな電車があって楽しい。「お座敷列車くつろぎ」とか「わくわく」「うきうき」号なんていうのもある。
ポスター「613駅のホームドラマ」:北海道の駅名は私にしても珍しいものが多い。平仮名二文字で「うつ」とか(落ち込みそうだ)、「さるる」とか「もんぽない」といった妙な駅名もある。また、おくしらたき-かみしらたき-しらたき-きゅうしらたき-しもしらたき、という「しらたき」5連発などが面白かった。

その後、藤倉英幸作品(珍しいアクリル絵具の作品もあった)、機関紙「The JR Hokkaido」の記事・原画紹介などの展示を見る。かなり時間がかかった。

常設展は「ポスター劇場」。帯美の得意分野であろう。
V・ギイエ「ポーランドのユダヤ人」:告発された殺人者と、殺された亡霊が同一画面にでている印象的なポスター。
アルフォンス・マリア・ミュシャ「メディア」:夫の浮気から、浮気相手とその父、自分の二人の息子を殺してしまったという女性の図。見慣れてしまった現代では、ミュシャの通俗性が言われてしまうのかもしれないが、虚心坦懐に見ると、天才的な作品である。ところで、この女性、自分の夫は見逃したのか…

以上で帯広駅方面に戻る。

あわただしく

2010年06月04日 12時09分00秒 | 食べ歩き
今日はかなり早めに出発。大通駅で降りて、北方面に向かおうと思ったら、新北洋銀行本店へ通路がつながっていた。地下の大金庫の跡と、1階のモビールのようなもの(動かないようだが)を見る。彫刻とかないのかなあ? 昔の銀行には必ず彫刻があったりしたものだが。





ギャラリーを4か所ほどまわり(記事別項)、昼食は恒例のカレースパゲッティを食べて、さてこれから帯広へ出発だ。


20100604ギャラリー巡り

2010年06月04日 11時12分35秒 | ART
本日のギャラリー巡りは時計台(本物の)→道新→STV北2条ビル→時計台ギャラリーの4か所。

■時計台「時計台をARTする」。いけばなと彫刻、映像作品が時計台で展示されていた。外側の街路からも見えるいけばなが次の写真。



2階ホールが主なART作品の展示場である。天井に映像作品を映していたりしたのだが、「時計」をモチーフにした作品が多かったように思う。作品展示以外に、時計のゼンマイを巻き上げる実演(10時頃だったか)をやっていたり、1階で時計台にまつわる常設展示をやっているので、札幌在住でも1度も見たことがない人は行ってみても良いと思う(200円)。


→ゼンマイを巻く実演。


→2階ホールの様子。


→晩さん会のメニューを再現。

■STV北2条ビル「武田享恵 視角と意識の交差」。最近意欲的に作品発表をされているように思う。下の写真は力強い鉄の塊という感じだが、窓の方にはシャープな形の作品が展示されている。2階にも作品があるので、ぜひ見落とさないように。