散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20100614京都の写真

2010年06月14日 23時39分08秒 | 写真館
2日目の京都写真。

良く見えないが「京一うまい」と書いてある。試してみなかったけど。



ホテルの裏手を走っていたのだ。



フィーバー焼、2500円。豪華である。



川魚専門店で盛大にウナギを焼いていた。



普通の東寺よりさらにデラックス(DX)な東寺があるらしい。



「冷シャンプー始めました」と書いてあって、「何い!」と驚いたのだが、翌朝の新聞の4コママンガにもこのネタが使われていた。この辺じゃ普通のことなのか?



京都駅すぐに渋い飲食店街があるのだが、今回も行けなかった。5時から開いている店が少ないんだよ。



当然、営業していないレコード店。


京都・奈良・滋賀の旅 国宝99連発(9) 新規バーへ

2010年06月14日 21時42分31秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
今日の一軒目では、まずは軽くのどを潤すことにしよう。京都駅からほど近いスタンドバー「R」へ。



残念ながら時間が早いせいか他の客が誰もいないが、まずはビール。夏めいてきたので、カツオ刺身、ポテトサラダと行こう。





まずはカツオ刺身。身がもっちりしている。体力的にはニンニクも使いたいところだったが、生姜で食べる。ポテトサラダは値段の割には、ディップ2杯分とたっぷり目。これをつまみに、旭万年ロックに切り替えてと。

さて、この店のお勧め串天ぷらから「絶品!! 5本セット」というのを選択。なかなか面白い素材が食べられた。鯛フィレは白身のホクホクした1本。角煮は豚角煮を天ぷらにした、重厚な味だ。

ホタテもかなり大ぶり。穴子はちょっとパッとしなかったかな。生湯葉は塩ではなく、天つゆにたっぷり浸して食べると美味しかった。途中で飲み物は伊佐大泉ロックを追加注文。



店長は陽気な人で、色々話題を振ってくれて楽しく飲めた。例えば京都の人はスキーにどこに行くかとか(主に滋賀県。どうせなら長野まで出ることが多いそうだ)、京都の人は仏像を見ないと言うような話である(いずこも地元の名物は見ないものだ)。

腹具合も程ほどになり、駅地下で「西本願寺と門前町100年の歩み写真展」を見てから、地下鉄で京都市役所前へ。今日もバー「KS」へ行くことにする。今日は月曜日とあって、昨日主にカクテルを作ってくれた方は休み。早い時間は若手二人で、もう少しするとオーナーバーテンダー氏がやってくるらしい。

暑かった今日はさわやかにバカルディカクテルと行こう。この店はカクテル作成中、下からグラスにライトアップをするのだが、バカルディの薄ピンクは実にライト映えがする。「このライトで、美味しさ2割増です」とバーテンダー氏も言っていたが、確かに美味しそうに見えるのだ。

2杯目は今、割と好んで飲んでいるマンハッタン。通常レシピにカルパノを少し入れる工夫で、甘さと苦さの間が円滑につながれた味となった。

3杯目はオーナー氏が到着したので、昨日と全く同じ作り方でマティーニを頼んでみた。私の後にもマティーニを飲む人がいたのだが、作り方を見ると明らかに私の方がベルモットが多い。それでも、昨日のマティーニよりはドライに感じたので、これは作る人の微妙な意識差というのが味に反映しているのだろうと思う。

ということで、少し今日は調子に乗ってもう1軒。歩いてすぐの「C」だ。実は昨日も店の場所だけ確認しておこうと思ったのだが、発見することができなった。まだ明るい中、もう一度探すと、ビルの看板に記号のようなものを発見した。もしかしてこのリンゴのような絵文字、これは「C」って書いてあるのではあるまいか?


→黒いところ。

お店に入ってみると、まさしくその通りだった。ほっとして、ウィスキーカクテルを注文。アバフェルディ+コアントロー(冷凍)+レモンのカクテルが登場。アバフェルディというモルトの選択肢もひねっているが、コアントローを冷凍しているところも興味深い。多分、柑橘系の皮の成分による多少の苦みを、冷やすことによって押さえているのかな、と思う(聞けばよかったのだが)。

ここで、お店の名前を思い出し「すみません。カルヴァドスベースにすべきでした」と2杯目を注文。今度はカルヴァドス+コニャック+コアントロー+レモンの強いがさっぱりしたカクテルが登場。これまた美味い。しかし残念ながら、今日は3軒目のためこのくらいにしておこう。



バスでホテルに周辺に戻り、たまごかけご飯風おにぎりというのを夜食に買う。部屋に戻って歩数計を見ると、本当にジャスト30000歩。ちょっと驚いた。

京都・奈良・滋賀の旅 国宝99連発(8) 東寺

2010年06月14日 16時44分14秒 | ART
東寺に来るのは2回目。あまりこだわらず、見たいところだけ見ていこう。まずは、食堂で黒焦げ四天王を見る。昭和5年に燃えてしまったらしいが、よくぞ炭化して形だけは残ったものだと思う。

続いて講堂へ。



(12)四天王
(13)梵天・帝釈天
(14)五菩薩
(15)五大明王:やはり明王部が傑作だと思う。

続いて金堂へ。薬師、日光・月光でお堂全体を制圧する迫力がある。
(16)金堂



もちろん、以下も国宝だ。
(17)五重塔



(18)大師堂



残念ながら、大師像は見ることができず、宝物館も閉館中。兜跋毘沙門天立像にお会いしたかったのだが…。駅方面に戻り、大垣書店で「中村佑介の世界展」。たまたま、今読んでいる文庫本のカバー画を描いている人だった。さて、今日は途中から晴れて、結構暑くなってきた。もう、飲んでも良いじゃないかな。

京都・奈良・滋賀の旅 国宝99連発(7) ここに来て…

2010年06月14日 13時36分17秒 | 食べ歩き
さて、宇治で何を食べようかな。参道を見ると抹茶そばとかが多いようだが、どうも今一つなあ…。ということで、こんなところまではるばるやってきて「S」(下の方に写真が)である。この選択肢、いかがなものであろうか。

店内メニューは新さっぽろ店のものと全く同じだ。暑かったので白ワイン250ml、マイカとアンチョビのピザを注文。あまり食べ過ぎると、夜の飲みに差しさわりがある。

冷たいワインを飲んで、ピザを食べる。そうか、昨日食べた「へしこ」が何かの味に似ていると思っていたのだが、アンチョビにも似ているな。




→下半分食べたところで、失礼。

まあいつもと変わらぬ味で昼食終了。この後は、京都駅に戻って、東寺に行こう。


京都・奈良・滋賀の旅 国宝99連発(6) 雲中供養

2010年06月14日 13時17分52秒 | ART
JR宇治駅から10分くらい歩いて、平等院の表門へ。



まずは観音堂で蓮華手菩薩立像を見る。下の写真は観音堂の外観。



平安後期の素朴で落ち着いた仏像だ。続いて平等院鳳凰堂の外観。少しイメージしていたのより小さいが、正面から見るとカメラに入らない堂々たる建物だ。ここで鳳凰堂の写真2点を載せるが、あまり良い写真でもない。





ここで一旦、鳳翔館という展示施設で寺宝を見る。

(7)梵鐘:天人の模様が刻まれているなど、彫が精密。
(8)鳳凰
(9)雲中供養菩薩像:近くから見ることができて、イメージが全く変わった。踊っていたり、楽器を演奏していたり、姿かたちがひょうきんな人と、真面目そうに正座している人もおり、個性がはっきりあるのだ。これは、それぞれにファンが付きそうな気がする。平安時台のAKB48というところか(←どこがだ)。つい、ファンになり、写真集を買ってしまった。

続いて、20分置きに鳳凰堂の中に入ることのできる見学コースへ。
(10)平等院鳳凰堂
(11)阿弥陀如来

仏像も鳳凰堂の内部も、昔は金ぴか極彩色だったのだから、それはそれで凄かったのであろう。といっても、どうも極彩色だと安っぽい感じがするので、今の渋い見た目の方が馴染む感じはする。

拝観後、宇治川のあたりを少し歩くが、腹が減ってきて限界だ。源氏物語ミュージアム等はスキップして、昼食にしよう。

京都・奈良・滋賀の旅 国宝99連発(5) いよいよ国宝開始

2010年06月14日 10時47分46秒 | ART
5:30に起床し、周辺を2キロほど散歩する。最初のうちは涼しかったが、徐々に気温が上がってきた。腹を減らしたところで7:00から朝食。

ホテルの朝食は、ご飯、味噌汁、焼鮭、のり、水菜の漬物、梅干、豆腐、葉っぱと揚げの炊いたもの、豆腐、マカロニサラダ、肉じゃが、点心2点、オレンジジュース、コーヒー。旅先の朝食はやはりがっちり食べてしまう。





ホテルからすぐの嵐山電鉄で太秦広隆寺へ向かう。実に可愛い電車だが、通勤の人が結構乗っている。それから電車なのに「降りる」ボタンがあるのはちょっとした驚きである。もっとも、ほとんど全ての駅で乗る客がいるので、今の時間帯はボタンを押す必要はあまりないようだ。


→自分で「癒しの嵐電」って言ってるぞ。




→太秦広隆寺駅には、仏像・お守り・おみくじの自動販売機がある。

9時半前についてしまい、寺で観覧開始を待つ。周辺は交通量が多く、ものすごく騒がしいのだが、寺の敷地内は鳥の声も聞こえて静かである。気持が落ち着くとともに、感覚が鋭くなっていく。




→これは講堂。


→これが本堂。

では、仏像の観覧開始。見た国宝の数をカウントしたいので、番号を振っていくことにする。

(1)弥勒菩薩半跏思惟像:イメージ通りの美しさ。我々のために悩んでくれて申し訳ない。
(2)弥勒菩薩半跏思惟像(百済伝来):こんなのがあるとは知らなかった。同じ弥勒なのに、無名だなあ。
(3)十二神将:藤原時代の作。干支のイメージがついていない。
(4)阿弥陀如来座像
(5)不空絹索観音菩薩立像:314cmとかなり巨大。
(6)十一面千手観音立像:これは凄い。左手6本、右手5本しか残っていないのだが、圧倒的な木の素材感があり、見あげると包容力がある。


→これからも人類をよろしく。

しかし、観光客が多く(修学旅行シーズンなのか?)、あっという間に何百人もが通り過ぎていく。それから韓国の団体客も来て、全員で念仏を唱えるなどして大変である。勢いよく、床に頭をつけて礼拝する人までいるしな。見ていると、一般の人は膝のところを3回ほどカクカクさせてから、お祈りをするようだ。恐らく、ひれ伏す動作の省略形なのだろうな。

映画村を完全に無視してバスで京都駅に戻り、みやこ路快速で宇治へ移動。今度は平等院へ行こう。