ちょっと今日は暑い感もあったが、非常に爽快な季節になってきた。これで「○○○○○○○○祭」さえなければ、申し分のない日であっただろうに…。いやあ、ちょっと伏せ字にしすぎたので、何の事だか分からないかもしれないな。
6月7日の健康診断の時間つぶしに、たぴお→時計台。
本日は近美→法邑→趣味の郷→ivory→さっしん→スカイホール→さいとう→三越→紀伊国屋→芸術の森→NEW STARの11か所。
■北海道立近代美術館「北の日本画展」。
朝地信介「ゆらぎのしくみ」:これまでとは少し傾向の違う大作である。
上田とも子「旅への入口」:暑さのせいか、ガラスに映り込んだためか、揺らいだ駅の風景。
上野秀実「願いの空」:夜空に月、ハスの葉、くらげ、犬の足元、今風の青年、おもちゃの画と小品を並べて面白い作品となった。
富樫はるか「インディゴの果て」:ただひたすらに藍色の風景。
平向功一「午後の訪問者」:久々の大作。バベルの塔の製作現場に、飛行メカが部品を運んできたところだ。
前田健浩「北海道神宮」:セピア色の風景で、北海道とは思えない重厚感。
吉川聡子「私タチハ ココニイル」:木々の間に人や鹿を描き、マグリットの作品をちょっと思わせる所がある。
全員に配布している図録が立派であった。
■茶廊法邑「Rie Kawakami Solo Exhibition Illogical Movement」。
展示室一杯に、鉄枠でできた円が2個、Cの形が1個。円形はまたぎ越すのは難しいくらいの大きさだが、エイっと飛び込めば、もしかしてタイムトンネルになっているかもしれないような形だ。
川上さんによると、回転する円がこの世界に出現した一瞬なのだそうである。つまりCの形は、ちょうど壁から出てきた(出ていく)瞬間の姿なのだ。骨組みの影が壁に写っているのも面白いし、天井まさにぎりぎりのサイズも素晴らしいものだと思う。自分の立つ位置を次々変えて、円の重なり具合を見るのも良いと思う。
■紀伊国屋書店札幌本店「かぐや姫の物語」。
恒例の國學院大學の展示会で、面白い作品が展示されていた。かぐや姫の中の、大伴の大納言が大海で暴風に遭遇する同じシーンが、3点の絵巻で比較して見られるというのは、なかなかないことだと思う。画も綺麗だが、漢字交じり仮名の流麗さ(といっても、かなりしっかりした文字だ)も、一見の価値はある(が、読めない)。
■芸術の森美術館「北海道立体表現展’10」。
阿部典英「ネエダンナサンあるいは静・緩・歩」:いつも狭い会場に置かれると圧倒されてしまう作品だが、今回は妙に可愛い動物を思わせる。
伊賀信「探る」:赤いアンテナのような物体の前に、白く細かいデジタル信号を立体化したようなものが配置された。足元のおがくずで近づいて見えないのが、もどかしい。
熊沢桂子「Funny Carrot 2010」:床に畑のニンジンの映像、その周りに形のいびつなニンジンランプが置かれている。
野村裕之「単純に作ること」:らせんを描いた塔を、白い石たちが昇っていく。連なる石たちは、進化しているようにも、退化しているようにも見える。
伴翼「泥中」:巨大な木彫の鯉。実際いそうな感じもする。
毛内やすはる「There」:実は、いつもはピンと来ていないのだが、今回はカラフルな森を思わせて面白い。
以下、美術館前の外に展示されていた彫刻作品である。
伊藤隆弘「雲の指標2010」。
↓
原田ミドー「アダムとイブの果実達」。
↓
渡辺行夫「風技の庵」。
↓
申し訳ない。これだけ名前をひかえるのを忘れた。この木の板を渡って、向こうに行けるのだが、その中では注意をするがいい。
↓
ダムダンライ「ブラックホール」
↓
芸術の森入口の渓流を眺めながら、札幌の中心部に戻る。