このシリーズ、最近急速に回数を重ねているが、懐かし酒場第4回である。本日は会議が早く終わったので、すすきの方面にぶらぶら。すすきのの手前にある、焼鳥「F」南三条店に久々に行ってみることにした。ここは実は行った記録が残っていないのだが、数年ぶりの訪問であることは間違いない。
今日は寒さに、迷わず燗酒を注文。炭火の上で薬缶で温められている、焼き燗の酒が到着した。食べ物はまず煮込み、焼き物は豚を塩味で注文してみる。
煮込みはオーソドックスな味。写真では汁とネギしか見えないが、中にはもつ、こんにゃく、ニンジンなどの野菜が入っている。唐辛子を投入し、汁部分をつまみに酒を飲む。
豚串はサイズが大きい。実にいい感じに表面が焼けているのだ。続いて、タレ味が食べたくなり、もつ串(レバ)を注文。
これもあまりレアっぽさを出さない、クラシックなレバである。タレを堪能した後は、手羽中を注文。この店、4本セットの品が多くて、一人の私はなかなか苦しい。手羽中は1本と書いてあったので、注文して見たのである。
やや大きめの手羽中は、これだけ黒胡椒の味が強い。多少脂分が多いことから、胡椒を効かせているのだと思う。
酒のおかわりをして、いよいよ最後はつくね。つくねはタレの方がいいような気もしたが、良く味わってみたくて塩味にしてみた。写真を見ると細長いつくねだが、焼き上がりに2か所切れ目を入れていて、非常に食べやすい。
まさに一昔前の店構えで、昔風の焼鳥をいただいた感じだ。店はなかなか居心地が良く、年輩諸氏が集うのもうなずける店なのであった。