散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

珍しい真コチ

2012年02月12日 14時33分44秒 | 食べ歩き
本日は寒い中、二十四軒のビストロ「PE」へ。ランチの本日の魚料理がちょっと珍しい食材だったので、前菜と魚料理をセレクト。まずは前菜から。

写真手前から、山わさびのキッシュ、カスベのテリーヌ、田舎風パテ、長芋のスフレの組み合わせ。

山わさびのキッシュは、シャリっとする山わさびの風味がたっぷり。熱を入れているのでさすがに辛さはないものの、爽やかな風味が感じられる。今後、定番になりそうな、なかなか評判の一品だとか。テリーヌはプリプリしたゼラチンに、かすべの味がストレートに伝わる味。長芋のスフレはフワッと焼き上がっており、歯ごたえのバリエーションが楽しめる。



続いて期待の主菜。シェフには食べたことが無いと言ってしまったが、実は岡山で刺身を食べたことのある、真コチが本日の食材である。しかし今回はムニエルにして焦がしバターソースでたべるということなので、それとはかなり違った味わいになるだろう。



早速食べてみると、淡白な味わいであるが、身の密度が高い感じ。この淡白にしてしっかりした身には、シンプルな焦がしバターのソースがあう。ソースにも魚の出し汁が入っているということで、そこが親和性を生んでいるのだろう。底に敷いてあるマッシュポテトも滑らかで、付け合わせに良い。

デザートは紅茶風味のタルト・オ・ショコラ、パッションフルーツのフィンヤティーヌ、ヴァニラアイス、マシュマロ。タルトは少し温めてもらったので、まずは単独で味わってから、その上にバニラアイスクリームを載せてみた。今日のアイスがバニラなのは、そうやって食べなさいという示唆であろう。



今日は珍しい魚を食べられて非常に満足。こうなるとホウボウとかヤガラとか、太刀魚なんかも食べてみたくなったりして。魚の値段がいくらくらいなのか、知らないけれども…

来週のワイン会のために、ワインを預けておく。



猛吹雪の中、床屋さんへ。髪を切ってもらった後、札幌市内の美術談義をする。その後、図書館に立ち寄ってから帰宅。

20120212最近読んだ本

2012年02月12日 09時54分34秒 | 読書
■「紳士ならざる者の心理学」柄刀一
あえて、とてつもなく難しいダイイングメッセージを作り、犯人との心理合戦に挑む男。現実的にはあり得ないが、非常に推理小説的な謎がちりばめられた短編集。

■「めしばな刑事タチバナ 4」坂戸佐兵衛、旅井とり
今回も”めしばな”は絶好調。レトルトカレー、納豆丼、天丼、スタミナ丼、トマトカレー、アイスと語り倒す。私が一番好きなアイスは、みぞれである。

■「パラダイスの幻影 ペリーローダン418」フランシス、ヴルチェク
ハルト人のけだもの化事件は何とか終結(何だったの?)。コンセプト問題も方向性は見えてきた。ついにラール人を排除することはできるのか?

以下、タイラーシリーズ完結まで。
■「謀略トライアングル」
■「冷たい三角関数」
■「炎のトリコロール」
■「奇跡のトリニティー」
■「三羽烏登場」
■「三つの王冠」
■「試練の三番勝負!」
■「サード・ビッグバン」
■「輝け! トライスター」
再読。ふーっ。

今日は図書館へ行こう。