散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

祝日の一杯

2012年02月11日 16時15分50秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
15時を過ぎ、札幌駅近くのパブへ。ハッピーアワーのメニューから、ジンバックを選択。



しかし、どうもあまりそそられるメニューがないね。ウィスキーがそこら辺でも売っているような、あまりにもありきたりのメニューだ。安い値段でももう少し面白い銘柄もあるような気がするのだが。

日中は少ない人数で、6人客が来たとたんにてんやわんやになっていたので、すぐ移動。

続いて、かつて違う立ち飲み屋が入っていた場所で営業する、大衆酒場「S」へ。



寒かったので燗酒を注文し、立ち飲み王道つまみポテトサラダとハムカツを行ってみる。



このポテトサラダ、実はタイ風って名前についているのだ。その一工夫は無用な気もするのだが、味はそんなにおかしなものではない。普通に美味しいと思う。

ハムカツは厚めのハムを揚げたもので、これも水準クリア。半分を醤油で、残りの半分をソースで食べるのだが、惜しむらくは、辛子が欲しかったというところだ(言えば出てくるのか?)。



今週はちょっとやりすぎているので、今日はこの位にしておこうか。

20120211ギャラリー巡り

2012年02月11日 14時59分15秒 | ART
本日は市民→創→4プラ→スカイホール→さいとう→三越→道新→マリア→時計台→STV→たぴお→大同→大丸→紀伊国屋の14か所。

■市民ギャラリー「第5回道展U21」。全体的にはそつのない感じ。
千葉美香「なんくるないさー」:浅瀬に体を横たえる女性。水のたゆたう様を細かく表現した、私好みの作品。
本田優衣「物質的なものは実態をもたない」:白地に、メッシュを入れた岩のような物体をドーンと描いている。
濱里楓「この色をあなたへ」:色鉛筆をアップで写真的に描いた作品。

白川句留実「故郷」:朝の光だろうか、ぼんやりと浮かぶ風景を描いた叙情派。
石川真衣「青い猫」:棚に座る猫の人形を、グイッと近づいたアングルで描いた作品。
小元郁佳「道」:残雪の道の横には、堤防のような壁。全体的に地味な所がリアリティを感じさせる。

佐藤知歩「I'm here」:リンゴの木だけだったらあまりにも平凡な所、リンゴの実が変化したような鳥が一羽止まっている。それだけでグッとシュールな味わいが出ている作品。
花田麻里「autono Me」:腰かけた大人の女性。視線にも風格がある。
村田睦「新川の月」:田舎すぎず、都会でもない風景。青の色が非常に良い。

田中慶次「FLOW」:落ち着いた石畳の街に、スケートボートの軌跡がカラフルにうねっている。
佐藤瑞起「耽溺」:女性を描いた作品で、カラフルな背景と共に上手くまとめている。人物が横倒しになっていたが、この配置で良いの?
瀬川花凜(←瀬は右側の部分が、刀の下に貝と書く字)「人魚」:円形キャンバスに上半身だけの人魚(?)が描かれている。何となく象徴的な感じ。

嶋田梨菜「空澄みの」:新聞紙を張り付けたトルソーに、青空の写真をドレスのように張り付けた立体。色彩が目を引く。
小原かの子「大切をキズクモノ」:小さなネコキャラのようなものを大量に配置。色彩がそれぞれ違っていて、技術的観点ではないが、これはこれで面白い。

■ギャラリー創「飽和」。因幡都頼と河合春香の2人展。
因幡都頼「小さいおっさん」:小さいおっさんがプラグを持って歩く、不思議な味わい。
同「11月」「12月」「1月」:変なキャラクターが描かれていて、それぞれの月を表すものは皆無なので笑ってしまった。描いた時期なのか?
同「メデューサ」:女の首にヘビの髪。上記のような変な味わいの作品と、怖いイメージをストレートに描いた作品がある。
同「本音と建前」:女子高生の髪の毛が、途中から巨大な蠍の尾に変形している。
河合春香「潜在する秘密とリビドー」:色は明るいのだが、建物が崩壊するかのようなイメージ。

パッと見ると2人の作品は対象的にも見えるが、暗い方向へと向かう力は呼応しているような気もする。

■スカイホール「第102回北海高等学校美術部どんぐり会展」は別項で。

■時計台ギャラリー「道都大学美術学部デザイン学科卒業制作展」。
本庄世奈「理解」:油彩とCGで背景は違えども、同じポーズの女性を描いた作品。正直に言うと、CGはコピーできるせいか、素材をあちこちからもって来られるせいか、どうも希少性に欠ける感じがして軽く流してしまう。しかし、今回の2作品を並べてみると、CGの方が世界がよりリアルに感じられた。あくまでも技法の違いだけであることを、この展示で示しているのかも知れない。

小川彬子「独り歩きの○○」:魚に足を生やしたものを版画にしているが、落ち着いた最小限の色彩が良い。

■STV北2条ビル「国松希根太展」。
「CREVASSE」。手前の大きな塊から、飛んで小さくシャープな形が配置されている。



「GLACIER」。先端が火口のように見え、どちらかというと火山をイメージしてしまった。



「HORIZON」。地平線が2つ。これは何を意味するのか…




第102回北海高等学校美術部どんぐり会展

2012年02月11日 13時34分22秒 | ART
恒例の北海高等学校美術部どんぐり会展である。この展覧会だけは、特にお願いして写真を撮らせてもらっている。部員は3年生3人、2年生2人と先行きがあやしくなっていたのだが、1年生に9人の名前が上がっているので、今後も活躍が期待されるところだ。

山崎晃平「Heaven」。こういうの、北海伝統と言う感じがする。



利根川美樹「Hope」。どう、こういうシュール画。ハートの物体だけでなく、つたでがんじがらめになっている岩がいいね。



高畠沙月「アルマジロ1」(本当はローマ数字なのだが、なるべく機種依存文字は使わない方向で)。



高畠沙月「アルマジロ2」。暗い情念を燃やすアルマジロと、バカ陽気なアルマジロの2連作。対象的でいい。



川原みさと「夕立」。背景はほとんど無しの潔さ。精神的世界を歩いている感もある。



清藤陽香「草原」。センスいいな、と思った。今後に期待大。



本田希里「ベテルギウスの超新星爆発」。天文学系は今後も狙って欲しい気がする。



中北朋花「大喝采」。カエルを描きたかったのか。訳が分からないが迫力はある。


The Longest Noodle

2012年02月11日 11時48分05秒 | 食べ歩き
今日は祝日だし、街中は混雑していそうだしということで、昼時少し前に通りがかった蕎麦屋さんで、手っ取り早く昼食をすませよう。中島公園の北側にある、蕎麦「F」へ。

セットものはボリュームはありそうだが結構いい値段で、後で昼酒をやるかもしれないので、大もり蕎麦にしておいた。しかし、札幌の蕎麦の量は、出てくるまで分かりにくい。驚愕するほどではなかったが、そこそこ大盛りである。



麺は白くてほっそりした感じ。早速食べてみると…、いやその前に麺が長い。私が手をいっぱいに伸ばしても、まだまだ端っこは蕎麦の山の中にあるのだ。これは箸でつまむ量が多すぎるせいなのか、それともやはり麺が長すぎるのか…。

両方ではあると思うのだが、とにかく異常に食べにくかった。麺は冷たく引き締まっており、ツユは北海道標準のそれ程辛くない味付け。この辺はそこそこ、文句はない。