散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

ギャラリー巡り

2005年10月08日 18時22分46秒 | ART
STV北2条ビルの「伊藤明彦」展。
不思議なブロンズ像が並んでいる。

この他はセントラルの「閃玄」展という書展も面白かった。
滅多に書展などみないのだが、薄墨を使った筆の運びがダイナミックでよく分かる。

北海道画廊の「作家不明油絵」展も面白い。
とても買う気にはならないような、微妙な感じの画が並んでいる。

20051008最近読んだ本

2005年10月08日 09時06分27秒 | 読書
「Fコース」山田悠介
最低だな。このオチを使わずにどう結末に持って行くかが興味の中心だろう。

「花咲くばか娘」わかぎえふ
非常に個人的なエッセイ。この人のファンって訳でもないので。

「MOMENT」本多孝好
読後感が中途半端。

「湖畔のマリニア」栗本薫
グインサーガ104巻。
この人が再登場しましたか。謎の騎士団は何なんでしょう。
一応は新展開モード。

「北海道うまいものうまい店300選」重森直樹
昭和60年出版。
私は昔のグルメ本を集めるのが趣味。なくなった店を偲んだり、こんな値段
だったのか、と言う驚きがあるからだ。
各市町村毎の名物紹介が載っているが、函館ラーメン、苫小牧の北寄貝、
美唄や室蘭やきとり、帯広の豚丼も載っていない。
今年私が行った歌志内は「さしたるうまいものもない」まで書かれているぞ!
結構、新鮮な気持ちを味わった。

3軒回りました

2005年10月06日 23時59分20秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
時間待ちのため、すすきののバー「C」へ。
まずはウィスキーソーダ。この店での1杯目は、大体これである。
冬のシャンパンのセールスの二人組みが来ていた。
「シャンパン1杯幾らまでなら出しますか」と質問を受けたが、
あまりシャンパンには重きを置いてないからなあ・・・
「ウィスキーなら2000円台までです」と回答しておいた。
2杯目のグレンギリー10年を飲んでいるうちに時間になった。

すすきのの居酒屋「G」へ。
メニューがちょっと凝った感じで、焼酎の種類が多い店である。
飲んだものは、黒ビール、杜人、やま里。
後の二つは米(もち米)焼酎。
最近、芋焼酎を飲む人が周りに増えてきたので、あえて逆行しているのである。

食べたものは以下。
・ツブ、ホッキとみょうがのサラダ
・マグロカマにんにく醤油焼き:程よい香り
・花咲カニ・カニ味噌パスタ:大正解。美味しい。
・ふぐ竜田揚げ
・ゴーヤ豚肉フリット
・牛筋塩煮:ポン酢で食べる。とろける。
・するめ天ぷら:つまみに結構後を引く
・ジャコ飯

3軒目はすすきののバー「N」。
最初はさっぱり感をもとめてモッキンバード。
2杯目は「リキュールを使った苦いものを」とお願いした所、
バカルディセレクト+マルティニビター+ベネディクティンで登場。
(カクテル名も聞いたが覚えきれない)
3杯目はジン+ベルモット+シャルトリューズ+ドランブイのカクテル。
いずれもかなり強いが、マルティニビターの苦味と、ドランブイ
の甘みがアクセントになっており、満足。
結構酔って帰る。

バーにて

2005年10月04日 22時47分03秒 | 飲み歩き・琴似界隈
仕事を早く切り上げ、琴似のバー「D」へ。

最初の一杯は考え込んだ末、よなよなリアルエールにした。
「樽内発酵、酵母が生きてます」って感じのビールである。
味は結構複雑で、苦味も強いが、フルーティな香りもある。

2杯目は先月か先々月に入りながら、飲んでいなかった宮城峡シングルカスク16年 124.2SMWSである。
ビンには「Amaretto-Amaretti」と書いてあり、煙臭さは弱いもののいい甘みがある。
実は2つあれば余市を選択してしまうので、宮城峡を飲むのは初めてなのだが、
これなら余市との違いを楽しんで交互に飲むに値すると思う。

3杯目はレミーマルタン・ピノ・デ・シャラント。
ブランデーとブドウ果汁をブレンドして作るものらしい。
蜂蜜味のような、梅酒のような甘みがある。
これを飲んで目をつぶれば、ゴージャスかもしれない。

最後に生りんごとラムのカクテル。
りんごの香りが生々しく、フレッシュな感じ。
濃いものを飲んでいたのを、最後、軽やかに締めることができた。

20051003最近読んだ本

2005年10月03日 12時43分43秒 | 読書
深夜に大雨。驚いた。

「みんな行ってしまう」マイケル・マーシャル・スミス
田舎の雰囲気がよく表現されているホラー&不思議話。
気持ちの悪いホラーではないのでOK。

「ニセコ要塞1986 ①~③」荒巻義雄
改めて読み返すと不思議な話だなあ。札幌が戦場になっているし。
この時点では、単なる米ソ2極化モデルの戦争シミュレーション小説だが。
世界観はこれから出てくる模様(再読)。

芸術新潮10月号
尾形光琳、アジアのキュビスム、フィリッポリッピ等の記事があるので再確認。
ただし、高いね、この雑誌。

「十和田要塞1991 ①~③」荒巻義雄
まだ本論に入ってない(再読)。

「北村薫のミステリー館」北村薫
おだやかなホラー、ミステリ、不思議な味の作品を集めてある。
じっくり読むべし。自分の読書スタイル(速すぎる)が恨めしい。

昔風ラーメン?

2005年10月02日 14時20分37秒 | 食べ歩き
最近、琴似に復活したラーメン屋「S」へ。

味が「元」と「新」に分かれており、「元」は昔の味を再現したものらしい。
まずは元味噌ラーメンと言うのを注文。
(「新」は新肉だし醤油や新魚だし醤油というのがある)

到着したのは確かに昔の札幌ラーメンと言う感じだ。
甘い味噌スープの香りは悪くない。もやしがのり、チャーシュー5枚、ヘビーだ。
食べると、札幌の伝統的な黄色い縮れ麺と濃厚スープ、柔らかすぎないチャーシュー。
(どうも最近のトロトロすぎるチャーシューは好きではない)

しかし、「元」のままではないのは私の体と味覚であった。
昔は飲んだ後にこういうラーメンを食べたような気がしないこともないが、
すっかり薄味好みになった現在では、脂もコッテリと乗ったこのラーメンを
完食することは難しい。

見苦しくない程度に麺ともやしを食べ、スープをちょっとすすって終了。
サービスのミニアイスキャンディは、チープな昔風の味。これは良かった。
(最近の高級アイス、確かに旨いが、納得のいかない部分もある)

さあ、次回は新魚だし醤油でも試してみるか。
ぶらっと散歩して帰ってきた今でも、やや胃が重苦しい。

昼蕎麦

2005年10月01日 16時15分26秒 | 食べ歩き
昨日は疲れのあまり、酒を飲まなかった。
元気を取り戻した今日は、昼下がりに蕎麦屋「Y」へ。

まず、浦霞の燗と板わさ、漬物盛り合わせ。サービスでかぼちゃの煮物。
何の変哲もないつまみだが綺麗な盛り付けで、程よい燗の浦霞は、香りが仄かに立って柔らかい味。
店内の雑誌を読みながら、しばしくつろぐ。



最後にセイロを注文。
店頭の表示によると、旭川産の新蕎麦らしい。すっきりした感じの香りがするが、
新蕎麦かどうかは私にはわからん(味音痴)。


模擬試験結果

2005年10月01日 13時02分02秒 | 情報処理試験
TACのシステムアナリスト模擬試験の結果が来た。

午前は正解率71%でA判定(ちょっと危ないな)。
午後Ⅰは得点率66%でA判定(ポイントを書き漏らし、部分点が多い)。
午後Ⅱは得点率59%でA判定(分析してみないと、判らん)。

で、総合判定A。
ちょっとまだ微妙な感じだな。
午前中は過去問とかやってる範囲ではもうやる必要ないんだけど、午後Ⅰはもう少し
丁寧に問題を読む必要があるようだ。
午後Ⅱはいつもの自分の方法論を信じて書くしかない。

ところで、今回の会場は行きにくいところだなあ・・・、ガッカリ。

20051001最近読んだ本

2005年10月01日 12時48分19秒 | 読書
仕事でいろいろあったので、更新が滞っていたが、本は読む。

「寿司屋のかみさんおいしい話」佐川芳枝
リラックスして入れる、行きつけの寿司屋をもつと言うことは幸せなことである(再読)。

「父と子の旅路」小杉健治
何か無理なあらすじだけを読まされているような印象。
小説の上手い作者だと思っていたが・・・
まあ、妙に感動臭いよりはいいのかもしれないが。

「ウロボロスの波動」林譲治
世界観(宇宙観?)のある未来史もの。
きっちりしたこういうのを応援したい。

「ハッピーバースディ」新井素子
「チグリスとユーフラテス」もどうかと思ったが、家庭生活大丈夫?

「名画謎解きミステリー」夢プロジェクト
肩のこらない雑学もの。

「水原勇気1勝3敗12S」豊福きこう
私は「巨人の星」と「アストロ球団」にシンパシーがある(再読)。
巨人の星では、中日に移籍した伴忠太が、星一徹コーチの指示通りに大リーグ
ボール2号を打った所、アウトになってしまうシーンが印象深い。
ダグアウト裏の通路で、星コーチに「なぜじゃい」と伴が詰め寄ると、星コーチは
涙を流して土下座して「1号まで投げる我が息子に涙が出てしまい、ついそれを
拭ってしまったのだ」。そしてその仕草が、「打て」のサインと同じ仕草という偶然(笑)。
これを聞いた伴が「がっはっは。それなら文句なしじゃい」と笑うのであった。
アストロ球団では、空中に飛び上がる外野手がいない限り、何の意味もない
ジャコビニ流星打法が大好き。あらかじめバットにヒビを入れておいて、打った
瞬間にボールとバットの破片を高々と打ち上げ、見分けをつかなくすると言う打法なのだ。

「にんげんはじめました」
「にんげんゆめみました」吉岡平
相変わらずなのだが、ウルトラシリーズを除いてパロが判りません。

「矢吹丈25戦19勝(19KO)5敗1分」
私は「あしたのジョー」より「タイガーマスク」派である(再読)。
先日の「海洋堂の軌跡」展で、ミスターノーのフィギュアがあったが、あまりの
不自然さに笑った。
後、好きなエピソードはジャイアント馬場さんがタイガーの応援のためにグレート
ゼブラというマスクマンに変身することだ。
得意の16文キックを出しては正体がばれてしまうので(出さなくてもばれるはず
だが)、攻めあぐむグレートゼブラを一旦は信用できなくなるタイガーだが、最後
はゼブラの真っ直ぐな姿勢を信じたタイガーが快勝。
ロッカールームで「あ、あなたは馬場先輩!」と気づくのであった。
アニメしか見たことのない人には、マンガ最終回の悲しい終わり方も必見。

「やさしく読み解く日本絵画」前田恭二
俵屋宗達、尾形光琳、葛飾北斎などの画を結構見てきたので、ちょっと勉強。
(ドシロウトなのである)
浮世絵はいつも作品数が多くてやられてしまうのだが、あらためてゆっくり見て
見たいものである。