本日のギャラリー巡りは、札幌市資料館→コンチネンタルギャラリー→札幌市写真ライブラリー→紀伊国屋→北海道立文学館→北海道画廊→ユリイカ→ivory→さっしん→さいとう→三越→道新の12箇所。
■札幌市資料館「北大写真部展」。何室か使っての展覧会。「Color&Shape」という三年生の二人展が面白かった。
■コンチネンタルギャラリー「油展」。札教・岩教の油彩研究室の展覧会。かなり実力のある人たちが描いているように思う。
「supersaturation」松尾道行:これは道展にも出品していた人だな。気持ちの良いほどに高く渦巻いた巨大な雲。
「廻」齊藤由以奈:何の形ともいえないが面白い鉛筆画作品。
「ここに居たい」齋藤由貴:手と足のみが描かれた作品で、かえって人の存在を考えさせるものがある。
「瀑布」干場清順:水墨画のような作品。細かい家や人びとの書き込みが楽しい。
「無題」村山聡:川を彩る色彩が緑→黄色→赤と夕焼けに溶け込んでいく。
■北海道立文学館「新発見!100年前の児童雑誌」。まずまず面白かった。例えば「英雄双六」というすごろくが展示されている。スタートが神武天皇で最後のマスが乃木大将、ゴールが明治神宮という今の子どもに見せたら誰一人分からないようなすごろくである。
「のらくろ小隊長」と言うマンガもあったが、最初は「我々は戦争を仕掛けることがない正義の連隊である」と言いながら、演習を覗いていた蛙に乱暴。しまいに戦争を仕掛けて蛙連隊を全滅させてしまうという恐ろしいストーリーなのである。軍隊と言うもののあり方を皮肉った高度な軍隊否定なのかも知れない(そんな訳ない)。
北海道の雑誌は結構有名な画家が表紙を描いており、繁野三郎、能勢眞美、田辺三重松、梁川剛一などの物が展示されていた。最後に「健脳器ピグマ」という「頭の悪い人でも特殊な放熱作用で頭がハッキリする」という、額につけるラジエーターのようなものがあったり、バラエティに富んだ展示で中々楽しかった。
■北海道画廊「オークション会」。ちょうど訪れた時にオークションをやっていたので、30分ほど見る。2~3千円の作品は結構買う人がいたなあ。画を買う人って実際に見たことがほとんどないので、非常に興味深かった。ダリの木版画や安田侃の版画(誰も買わず)あたりは私も知っている作家のものだ。
■さいとうギャラリー「07-08展」。年々、年末年始の雰囲気というのは失われてきたような気がするが、さいとうギャラリーのこの展覧会を見ると「年末だなあ」と思えるような気がする。おみくじが引けるようになっている作品が毎年あるのだが、今年の私の結果は「大吉」であった。しかし私はそのようなものを信じる人間ではない。
■札幌市資料館「北大写真部展」。何室か使っての展覧会。「Color&Shape」という三年生の二人展が面白かった。
■コンチネンタルギャラリー「油展」。札教・岩教の油彩研究室の展覧会。かなり実力のある人たちが描いているように思う。
「supersaturation」松尾道行:これは道展にも出品していた人だな。気持ちの良いほどに高く渦巻いた巨大な雲。
「廻」齊藤由以奈:何の形ともいえないが面白い鉛筆画作品。
「ここに居たい」齋藤由貴:手と足のみが描かれた作品で、かえって人の存在を考えさせるものがある。
「瀑布」干場清順:水墨画のような作品。細かい家や人びとの書き込みが楽しい。
「無題」村山聡:川を彩る色彩が緑→黄色→赤と夕焼けに溶け込んでいく。
■北海道立文学館「新発見!100年前の児童雑誌」。まずまず面白かった。例えば「英雄双六」というすごろくが展示されている。スタートが神武天皇で最後のマスが乃木大将、ゴールが明治神宮という今の子どもに見せたら誰一人分からないようなすごろくである。
「のらくろ小隊長」と言うマンガもあったが、最初は「我々は戦争を仕掛けることがない正義の連隊である」と言いながら、演習を覗いていた蛙に乱暴。しまいに戦争を仕掛けて蛙連隊を全滅させてしまうという恐ろしいストーリーなのである。軍隊と言うもののあり方を皮肉った高度な軍隊否定なのかも知れない(そんな訳ない)。
北海道の雑誌は結構有名な画家が表紙を描いており、繁野三郎、能勢眞美、田辺三重松、梁川剛一などの物が展示されていた。最後に「健脳器ピグマ」という「頭の悪い人でも特殊な放熱作用で頭がハッキリする」という、額につけるラジエーターのようなものがあったり、バラエティに富んだ展示で中々楽しかった。
■北海道画廊「オークション会」。ちょうど訪れた時にオークションをやっていたので、30分ほど見る。2~3千円の作品は結構買う人がいたなあ。画を買う人って実際に見たことがほとんどないので、非常に興味深かった。ダリの木版画や安田侃の版画(誰も買わず)あたりは私も知っている作家のものだ。
■さいとうギャラリー「07-08展」。年々、年末年始の雰囲気というのは失われてきたような気がするが、さいとうギャラリーのこの展覧会を見ると「年末だなあ」と思えるような気がする。おみくじが引けるようになっている作品が毎年あるのだが、今年の私の結果は「大吉」であった。しかし私はそのようなものを信じる人間ではない。
今日の昼食はカレーにすることにして、札幌駅近くの「I」へ。何にしようかなあと券売機を見ていると(この店、食券制なのだ)、カレースパゲッティというのが目に入った。これにしよう。
小樽に行った時、都通りのカレー屋さんにうまいカレースパゲッティがあったが、どちらかというとあまり見かけないメニューであると思う。さて、その出来ばえはというと…
カレーは結構しっかりした辛さである。スパゲッティはもちろん茹でおいたものをフライパンでいためてある。カレーとのなじみを考えると、柔らかいスパゲッティの方が正解であろう。これはやっぱりうまいなあ。どうして喫茶店にもっとこのメニューがないのだろうかと思えてくる。
まあ、ここにたまに食べにくれば良いか。
(写真はボケている上に、食べかけで失礼する)
小樽に行った時、都通りのカレー屋さんにうまいカレースパゲッティがあったが、どちらかというとあまり見かけないメニューであると思う。さて、その出来ばえはというと…
カレーは結構しっかりした辛さである。スパゲッティはもちろん茹でおいたものをフライパンでいためてある。カレーとのなじみを考えると、柔らかいスパゲッティの方が正解であろう。これはやっぱりうまいなあ。どうして喫茶店にもっとこのメニューがないのだろうかと思えてくる。
まあ、ここにたまに食べにくれば良いか。
(写真はボケている上に、食べかけで失礼する)
忙しくて飲みに行く暇もなかった今週だが、金曜日になって疲労の限界、3人ですすきのに繰り出した。しかし予想を超える混雑、5軒ほど満席で断られた末、あまり期待せずに覗いた老舗おでん屋さん「F」の奥座敷に落ち着くことができた。
やれやれと最初から燗酒、おでんは適当に盛り合わせてもらった。色々な品が登場したが、定番の大根、豆腐から団子、ロールキャベツ、タチ、ホッキとかなり旨かったなあ。結局、燗酒3杯ほど飲む。話題はプロレス話から、Youtubeのタモリ倶楽部の「空耳アワー」名作選が面白いと言う話に。明日ぜひ見てみよう。
2軒目は「ウィスキーを飲みたい」というY君のために、私のバー情報から久しぶりに訪問する「n」へ行って見ることにした。私はジャックローズ、マティーニ、最後にオスロスク12年。程ほどにコクがあるが、あまり重過ぎないウィスキーでちょうど良かった。他のメンバーもウィスキーとカクテルの旨さに感心していた模様。良かった良かった。
やれやれと最初から燗酒、おでんは適当に盛り合わせてもらった。色々な品が登場したが、定番の大根、豆腐から団子、ロールキャベツ、タチ、ホッキとかなり旨かったなあ。結局、燗酒3杯ほど飲む。話題はプロレス話から、Youtubeのタモリ倶楽部の「空耳アワー」名作選が面白いと言う話に。明日ぜひ見てみよう。
2軒目は「ウィスキーを飲みたい」というY君のために、私のバー情報から久しぶりに訪問する「n」へ行って見ることにした。私はジャックローズ、マティーニ、最後にオスロスク12年。程ほどにコクがあるが、あまり重過ぎないウィスキーでちょうど良かった。他のメンバーもウィスキーとカクテルの旨さに感心していた模様。良かった良かった。
「生贄を抱く夜」西澤保彦
悲惨な事件もあるが、さほど深刻な雰囲気を感じない、パズル的作品集。
「21世紀本格宣言」島田荘司
本格ミステリーに関する方向性を書いたエッセイ&評論集。本格推理不毛の時代に孤軍奮闘した、高木彬光への敬意は良く分かる。
「彼女が死んだ夜」西澤保彦
あー、また読み出しちゃったよ(再読)。
以下、図書館の4冊。
「美食の王様」来栖けい
ちょっとすごいほどの食べる量と味わい・雰囲気の表現力。文字だけでこれだけ説得力のあるグルメ本はなかなかない。私も食べ物のことをブログに書いていたりするのだが、遠く足元にも及ばない。
「ファイナル・カウントダウン」安原顕
この人は作家? 編集者? 評論家? 肺がんにかかり、しかし闘病記というよりは仕事づけの日々。文章はスピード感あれど、ガチャ文。
「極地マニア!」
南極北極をはじめ、世界のとんでもない地域を紹介する本。ギアナ高地のテーブルマウンテンと、深海にすむ生物は非常に興味深いが、行ってみる気はしない。
「でっかい旅なのだ」椎名誠
なんと130を越える島にわたったことがあるという凄い人なのだ。
悲惨な事件もあるが、さほど深刻な雰囲気を感じない、パズル的作品集。
「21世紀本格宣言」島田荘司
本格ミステリーに関する方向性を書いたエッセイ&評論集。本格推理不毛の時代に孤軍奮闘した、高木彬光への敬意は良く分かる。
「彼女が死んだ夜」西澤保彦
あー、また読み出しちゃったよ(再読)。
以下、図書館の4冊。
「美食の王様」来栖けい
ちょっとすごいほどの食べる量と味わい・雰囲気の表現力。文字だけでこれだけ説得力のあるグルメ本はなかなかない。私も食べ物のことをブログに書いていたりするのだが、遠く足元にも及ばない。
「ファイナル・カウントダウン」安原顕
この人は作家? 編集者? 評論家? 肺がんにかかり、しかし闘病記というよりは仕事づけの日々。文章はスピード感あれど、ガチャ文。
「極地マニア!」
南極北極をはじめ、世界のとんでもない地域を紹介する本。ギアナ高地のテーブルマウンテンと、深海にすむ生物は非常に興味深いが、行ってみる気はしない。
「でっかい旅なのだ」椎名誠
なんと130を越える島にわたったことがあるという凄い人なのだ。
今日は情報処理技術者試験の合格発表日であったのだが、私はテクニカルエンジニア(ネットワーク)試験にめでたくも合格していた。パスワードを入れると見ることのできる採点結果は以下の通り。
午前 :620点
午後1:610点
午後2:640点
(いずれも800点満点で600点以上で合格)
なんともギリギリの合格だが、受かればこっちのものだ。点数など関係ない。もともと苦手分野なのを無理やり受験しているので、点数に拘る必要はないのだ。
お金が目当てではないのだが、会社から奨励金15万円が出るので、有意義に使おうと思う(本代、資料代、後輩へのおごり代など)。
午前 :620点
午後1:610点
午後2:640点
(いずれも800点満点で600点以上で合格)
なんともギリギリの合格だが、受かればこっちのものだ。点数など関係ない。もともと苦手分野なのを無理やり受験しているので、点数に拘る必要はないのだ。
お金が目当てではないのだが、会社から奨励金15万円が出るので、有意義に使おうと思う(本代、資料代、後輩へのおごり代など)。
「レムールの女 ペリーローダン342」エーヴェルス、ヴルチェク
話は分かり易いが、ストーリーの進展なし。アトランが謎の異星女性とよろしくやっていた。
「地球最後の男」リチャー・ドマシスン
最近映画化された作品。どんな話だか忘れたので読んでみた。なるほど、タイトルの「アイム・レジェンド」という意味が分かったわい。多分、映画もそれなりに面白いのだろうと思う(再読)。
「女提督の凱旋 上下」デイヴィッド・ウェーバー
収容所惑星から脱出した主人公ハリントン。最後に宇宙戦で快勝し、2年来の恨みを晴らす。
「食い放題」坂東三津五郎
子役の頃から料理屋につれていかれ、自分でも相当以上に料理をこなす凄い人のエッセイ。最後はふぐ毒死! たしかにニュースで見た記憶がある。
「その辺の問題」中嶋らも、いしいしんじ
大変残念な死であったが、この本で彼の生活習慣を知るにつけ(半分サービス精神による嘘も混じっているかも知れないが)、やむを得ない死に方であったのかも知れない(再読)。
「朝湯、昼酒、ローカル線」勝谷誠彦
”鉄”ではない作者なので、ほど良く読みやすく楽しい。
「MORI LOG ACADEMY8」森博嗣
以下、図書館の1冊。
「小さな駅の小さな旅案内」夏目雄平
面白そうな本であったが、あまり焦点が絞られていない。一般的な旅案内よりは、何かに特化したものの方が興味をもって読める。
話は分かり易いが、ストーリーの進展なし。アトランが謎の異星女性とよろしくやっていた。
「地球最後の男」リチャー・ドマシスン
最近映画化された作品。どんな話だか忘れたので読んでみた。なるほど、タイトルの「アイム・レジェンド」という意味が分かったわい。多分、映画もそれなりに面白いのだろうと思う(再読)。
「女提督の凱旋 上下」デイヴィッド・ウェーバー
収容所惑星から脱出した主人公ハリントン。最後に宇宙戦で快勝し、2年来の恨みを晴らす。
「食い放題」坂東三津五郎
子役の頃から料理屋につれていかれ、自分でも相当以上に料理をこなす凄い人のエッセイ。最後はふぐ毒死! たしかにニュースで見た記憶がある。
「その辺の問題」中嶋らも、いしいしんじ
大変残念な死であったが、この本で彼の生活習慣を知るにつけ(半分サービス精神による嘘も混じっているかも知れないが)、やむを得ない死に方であったのかも知れない(再読)。
「朝湯、昼酒、ローカル線」勝谷誠彦
”鉄”ではない作者なので、ほど良く読みやすく楽しい。
「MORI LOG ACADEMY8」森博嗣
以下、図書館の1冊。
「小さな駅の小さな旅案内」夏目雄平
面白そうな本であったが、あまり焦点が絞られていない。一般的な旅案内よりは、何かに特化したものの方が興味をもって読める。
明日会社を休もうかななどと思っていたのだが、忙しくて休めず。がっかりした本日は、二十四軒のビストロ「PE」でランチを食べて気分を高めよう。本日はちょっと面倒だったので、写真なし。
前菜は百合根のキッシュ、牡蠣のブリュレ海苔のソース、白カブのブランマンジェ、ネギとサラダ鶏のテリーヌ。何となく冬風だな。百合根は甘くやわらか。牡蠣のブリュレに海苔のソースというのが素晴らしくて、これ日本人しか食べないのだろうと思うと、ざまーみろの感あり。ブランマンジェにはしっかりカブの風味も感じられ、テリーヌは軽い出来上がりでこれも良い(ワイン飲みたいなあ、日曜日は基本的には禁酒なのだなあ)。
続いてクラムチャウダー。大好きなメニューだが、どうもクラムチャウダーには塩気がキツイというイメージがある。しかしこれは野菜の味を出してあっさり目だ。自分で胡椒と岩塩を投入して、もう少し強めの味にすることも可能。
メインは桜姫鶏の香草焼き。まず見た瞬間「鶏肉の中心部の火の通りが絶妙だ」と思う。鶏は火を通しにくい素材で、どうも素人がやるとパサパサになりがちなのだが、実に素晴らしい感じに仕上がっている。食べるとその観察は的中。鶏の肉汁がしっとりとあふれ、付け合せのキャベツと一緒に食べるも良し、ソースディアブルとの相性も良い。ソースが強めなので、肉の方もこれくらいしっかりとした力がないとダメだろう。
デザートに薄型タルトタタン、バニラアイス、バナナのムース、ケーキ。ケーキと言うのはアルザス地方の伝統的なお菓子らしく、ナッツ・ドライフルーツの入ったもっちりと濃厚なやつ。フレンチの最後にこういうお菓子でコーヒーを飲むのは、実にふさわしいと思うのである。
次回のワイン会を1月にやるのだそうだが、シェフができれば「馬肉のローストで」というので、それは行かねばなるまい。私はとにかく馬肉が好きなのだ。それから夜に飲み中心に行きたいところなのだが、なかなか平日が忙しすぎて難しい。しばらくはダメだなあ。
前菜は百合根のキッシュ、牡蠣のブリュレ海苔のソース、白カブのブランマンジェ、ネギとサラダ鶏のテリーヌ。何となく冬風だな。百合根は甘くやわらか。牡蠣のブリュレに海苔のソースというのが素晴らしくて、これ日本人しか食べないのだろうと思うと、ざまーみろの感あり。ブランマンジェにはしっかりカブの風味も感じられ、テリーヌは軽い出来上がりでこれも良い(ワイン飲みたいなあ、日曜日は基本的には禁酒なのだなあ)。
続いてクラムチャウダー。大好きなメニューだが、どうもクラムチャウダーには塩気がキツイというイメージがある。しかしこれは野菜の味を出してあっさり目だ。自分で胡椒と岩塩を投入して、もう少し強めの味にすることも可能。
メインは桜姫鶏の香草焼き。まず見た瞬間「鶏肉の中心部の火の通りが絶妙だ」と思う。鶏は火を通しにくい素材で、どうも素人がやるとパサパサになりがちなのだが、実に素晴らしい感じに仕上がっている。食べるとその観察は的中。鶏の肉汁がしっとりとあふれ、付け合せのキャベツと一緒に食べるも良し、ソースディアブルとの相性も良い。ソースが強めなので、肉の方もこれくらいしっかりとした力がないとダメだろう。
デザートに薄型タルトタタン、バニラアイス、バナナのムース、ケーキ。ケーキと言うのはアルザス地方の伝統的なお菓子らしく、ナッツ・ドライフルーツの入ったもっちりと濃厚なやつ。フレンチの最後にこういうお菓子でコーヒーを飲むのは、実にふさわしいと思うのである。
次回のワイン会を1月にやるのだそうだが、シェフができれば「馬肉のローストで」というので、それは行かねばなるまい。私はとにかく馬肉が好きなのだ。それから夜に飲み中心に行きたいところなのだが、なかなか平日が忙しすぎて難しい。しばらくはダメだなあ。
今日はどこに行こうか迷ったあげく、いつものパターンに。まずはすすきの駅直結の若とり「Y」だ。今日は最初から燗酒で行く。この店は通しに気を使っており、今日は刺身(1口サイズでマグロ、タコ、ホタテ)、煮つぶ、切干大根の3点セットである。
さーて、今日は何を食べるかと黒板をみて、鳥精と珍しいヒラメフライにしてみた。焼鳥はいつもの旨さであったが、ここの看板焼き手(かなり年配の女性)がいなかったのがちょっと心配。単なる休みであれば良いが。
そして特筆物なのが、ヒラメフライであった。5枚下ろしにしたもの2片をフライにしたものが到着。これにソースをかけてはもったいない。1枚目はまず塩だ。ヒラメの身は素晴らしい状態に火が通り、淡白な味わいは一点の曇りもない。熱さにホフホフしながら、あっという間に食べる。
付け合せのキャベツにソースとマヨネーズがかかっているのを合間にはさみ、2枚目は醤油をかけて食べよう。2枚目の方が身の厚い部分だったので、こちらも熱々状態のまま食べることができた。パーフェクト!
最後に肉だんご(いわゆるつくねである)を食べる。これまた熱々で肉汁がにじむ旨さだ。焼く直前に整形しているのが、この生々しさのゆえんだろうか。
さあ、食べたらバーだ。バー「N」へゆっくり来るのは久しぶりになるであろうか。開店直後のため1番目の客となった。最初はイチゴを使ったマティーニ。イチゴの真っ赤な色で可愛らしい見た目になるが、ジンが強烈なカクテル。
2杯目は以前から「入ってますよ」と紹介されていた余市20年1987。なんと比較のために1986もちょっとだけ飲ませてもらった。比較すると個性が良く分かる。1987は甘くて濃厚、1986はスモーキーだがちょっとキツく、ドライな感じ。一般論としては1987の方ができが良いと思う。
ウィスキーを堪能したので、最後はカクテルで方向性を変えてしめる。アマゾーナというオリジナルカクテルで、ピンガ+バラのリキュール+ヴァイオレット+グレナディンというレシピ。バラがかなり効果的で、独創的な味わいだ。
最後に山崎蒸留所秘蔵モルトのミニボトルを頂いて店を出る(いつも済みません。見てないと思いますが)。ちょうど客も増えてきた所で、タイミングが良かった。
琴似に移動して、久しぶりにカラオケ。今日はあまり”しばり”を入れずに適当に選曲。2時間ほど滞在し、帰宅。だんだん雪が強くなってきた。
さーて、今日は何を食べるかと黒板をみて、鳥精と珍しいヒラメフライにしてみた。焼鳥はいつもの旨さであったが、ここの看板焼き手(かなり年配の女性)がいなかったのがちょっと心配。単なる休みであれば良いが。
そして特筆物なのが、ヒラメフライであった。5枚下ろしにしたもの2片をフライにしたものが到着。これにソースをかけてはもったいない。1枚目はまず塩だ。ヒラメの身は素晴らしい状態に火が通り、淡白な味わいは一点の曇りもない。熱さにホフホフしながら、あっという間に食べる。
付け合せのキャベツにソースとマヨネーズがかかっているのを合間にはさみ、2枚目は醤油をかけて食べよう。2枚目の方が身の厚い部分だったので、こちらも熱々状態のまま食べることができた。パーフェクト!
最後に肉だんご(いわゆるつくねである)を食べる。これまた熱々で肉汁がにじむ旨さだ。焼く直前に整形しているのが、この生々しさのゆえんだろうか。
さあ、食べたらバーだ。バー「N」へゆっくり来るのは久しぶりになるであろうか。開店直後のため1番目の客となった。最初はイチゴを使ったマティーニ。イチゴの真っ赤な色で可愛らしい見た目になるが、ジンが強烈なカクテル。
2杯目は以前から「入ってますよ」と紹介されていた余市20年1987。なんと比較のために1986もちょっとだけ飲ませてもらった。比較すると個性が良く分かる。1987は甘くて濃厚、1986はスモーキーだがちょっとキツく、ドライな感じ。一般論としては1987の方ができが良いと思う。
ウィスキーを堪能したので、最後はカクテルで方向性を変えてしめる。アマゾーナというオリジナルカクテルで、ピンガ+バラのリキュール+ヴァイオレット+グレナディンというレシピ。バラがかなり効果的で、独創的な味わいだ。
最後に山崎蒸留所秘蔵モルトのミニボトルを頂いて店を出る(いつも済みません。見てないと思いますが)。ちょうど客も増えてきた所で、タイミングが良かった。
琴似に移動して、久しぶりにカラオケ。今日はあまり”しばり”を入れずに適当に選曲。2時間ほど滞在し、帰宅。だんだん雪が強くなってきた。
本日は雪の降る中よく回ったと思う。教育文化会館→札幌市資料館→コンチネンタルギャラリー→ギャラリーエッセ→紀伊国屋→大同→フジフィルムフォトサロン→たぴお→道新→時計台→道新プラザ→NHK→三越→第2三谷ビル→スカイホール→さいとう→ivory→さっしん→HOKUBU→道銀駅前支店の20箇所。
■コンチネンタルギャラリー「札幌平岸高校デザインアートコース1期生 卒業制作展」。作家の自画像があるというのは、それぞれの自意識や美術に向う姿勢のようなものが感じられて面白い。例えば丹羽美沙都の「自画像」。何となく挑発的な視線である。そしてもう一つの作品が弟の肖像画。こちらは目を閉じて物思うようである。この違いはなんであろうか。
事前に知ってはいたが、入口の所に壁に頭を突っ込んだような等身大人形がいる。ちょっと驚く。
■大同ギャラリー「第27回存在派展」。4階の奥に楢原武正の「大地開墾2007-12」という重厚な作品。その横に宮崎亨「人類の歴史カラッポ」というのがあり、中に描かれている物体が墓標や人柱を思わせ、楢原作品と呼応しているかのようだ。残念なのはグループ展のため、楢原ワールドは展示室の片隅だけになってしまっており、以前大通美術館でみた全室を包むような圧倒感はないことだ(無理もないが)。
■時計台ギャラリー「グラン・シュミエール展」。絵画教室の作品展。私の目で見ても伏木田光夫、森山誠教室の作品を見ると、先生の名前が思い浮かぶ。やはり強烈な個性なのであろう。
■道新プラザ。タイトルが判らないがスキーに関する展示をしていた。私事になるが、私はスキーが憎い。小学5年生まで冬はスケートの授業がメイン(スキーは年1回)だった私は、小学6年生の時に富良野市に転校した。だいたい同級生のスキーキャリアは、その時点で7~8年。私だけ非常に下手で(他に下手仲間も多少いたが)、子供心に傷ついたのであった。
また、スキーやスキーウェアを毎年買い換えるのが当たり前の人も多く、私のスキーはボロくて悲しかったものである。さらにスキー授業は非常にハードなものであり、スキー場の最上部(通称オリンピックコース。ワールドカップが開催される場所より、さらに上にあるから)まで上がり、4キロのコースを先生の「じゃ、行くよ」の一言で勝手に滑り降りるのだ。ヒドいものだった。
■第2三谷ビル「エスエア07年度後半レジデンス・アーティスト滞在成果展 イェンイー・チェン/ユリア・ローマン」
東急ハンズの横にあるクラシックな第2三谷ビルの6階へ。恐る恐る進入してみると、大量の新巻鮭の木箱があった。それをつないで作られた、人間の手のようにも、北斎の神奈川沖浪裏にも見える巨大な造形物が部屋全体を占めている。その中を通り、円形の小部屋に入り、蝋燭に火をつける。小さな空間に蝋燭の日が暖かい。吹き消しながら蝋燭の本数を数えると13本あった。一人黒ミサをやっているような気分になる。
さらに6階を徘徊すると得体の知れない和室や床の間に作品が飾ってあり、ちょっと恐ろしくなる(またビルが古くて、今大地震があったら、確実に死んじゃう感じ)。部屋が使われていた頃の名残のものもあり、まずこの空間を展覧会に選んだ選択が興味深かった。
■スカイホール「木村多伎子個展」。会場に入った瞬間、作者の只者じゃなさが伝わってくる。明快かつパワフルな具象版画。最近作もお年を感じさせない凄さ。
■ivory「mani展」。何だろう、決してうまいとは言えない作品だと思うが、気になるな。
■HOKUBU記念絵画館「油絵常設展」。企画展示以外でここに行くのは初めてだ。誰一人いない中で展示作品を見るが、やはり知らない画家というのはまだ大勢いるものだ(きちんと日本の画家を把握しているわけではないので)。
「冬景」福井良之助。細く緻密な枯れ枝を描いた、冬らしい小品。
「蘭」宮永岳彦。素敵な女性像。
「遊蝶花」鷹山宇一。花の画に興味がない私だが、花+蝶の幻想性にやられた。
他、有名どころは岡田三郎助、小磯良平、香月泰男、三岸節子、三岸好太郎等。
■コンチネンタルギャラリー「札幌平岸高校デザインアートコース1期生 卒業制作展」。作家の自画像があるというのは、それぞれの自意識や美術に向う姿勢のようなものが感じられて面白い。例えば丹羽美沙都の「自画像」。何となく挑発的な視線である。そしてもう一つの作品が弟の肖像画。こちらは目を閉じて物思うようである。この違いはなんであろうか。
事前に知ってはいたが、入口の所に壁に頭を突っ込んだような等身大人形がいる。ちょっと驚く。
■大同ギャラリー「第27回存在派展」。4階の奥に楢原武正の「大地開墾2007-12」という重厚な作品。その横に宮崎亨「人類の歴史カラッポ」というのがあり、中に描かれている物体が墓標や人柱を思わせ、楢原作品と呼応しているかのようだ。残念なのはグループ展のため、楢原ワールドは展示室の片隅だけになってしまっており、以前大通美術館でみた全室を包むような圧倒感はないことだ(無理もないが)。
■時計台ギャラリー「グラン・シュミエール展」。絵画教室の作品展。私の目で見ても伏木田光夫、森山誠教室の作品を見ると、先生の名前が思い浮かぶ。やはり強烈な個性なのであろう。
■道新プラザ。タイトルが判らないがスキーに関する展示をしていた。私事になるが、私はスキーが憎い。小学5年生まで冬はスケートの授業がメイン(スキーは年1回)だった私は、小学6年生の時に富良野市に転校した。だいたい同級生のスキーキャリアは、その時点で7~8年。私だけ非常に下手で(他に下手仲間も多少いたが)、子供心に傷ついたのであった。
また、スキーやスキーウェアを毎年買い換えるのが当たり前の人も多く、私のスキーはボロくて悲しかったものである。さらにスキー授業は非常にハードなものであり、スキー場の最上部(通称オリンピックコース。ワールドカップが開催される場所より、さらに上にあるから)まで上がり、4キロのコースを先生の「じゃ、行くよ」の一言で勝手に滑り降りるのだ。ヒドいものだった。
■第2三谷ビル「エスエア07年度後半レジデンス・アーティスト滞在成果展 イェンイー・チェン/ユリア・ローマン」
東急ハンズの横にあるクラシックな第2三谷ビルの6階へ。恐る恐る進入してみると、大量の新巻鮭の木箱があった。それをつないで作られた、人間の手のようにも、北斎の神奈川沖浪裏にも見える巨大な造形物が部屋全体を占めている。その中を通り、円形の小部屋に入り、蝋燭に火をつける。小さな空間に蝋燭の日が暖かい。吹き消しながら蝋燭の本数を数えると13本あった。一人黒ミサをやっているような気分になる。
さらに6階を徘徊すると得体の知れない和室や床の間に作品が飾ってあり、ちょっと恐ろしくなる(またビルが古くて、今大地震があったら、確実に死んじゃう感じ)。部屋が使われていた頃の名残のものもあり、まずこの空間を展覧会に選んだ選択が興味深かった。
■スカイホール「木村多伎子個展」。会場に入った瞬間、作者の只者じゃなさが伝わってくる。明快かつパワフルな具象版画。最近作もお年を感じさせない凄さ。
■ivory「mani展」。何だろう、決してうまいとは言えない作品だと思うが、気になるな。
■HOKUBU記念絵画館「油絵常設展」。企画展示以外でここに行くのは初めてだ。誰一人いない中で展示作品を見るが、やはり知らない画家というのはまだ大勢いるものだ(きちんと日本の画家を把握しているわけではないので)。
「冬景」福井良之助。細く緻密な枯れ枝を描いた、冬らしい小品。
「蘭」宮永岳彦。素敵な女性像。
「遊蝶花」鷹山宇一。花の画に興味がない私だが、花+蝶の幻想性にやられた。
他、有名どころは岡田三郎助、小磯良平、香月泰男、三岸節子、三岸好太郎等。
最近、私の土曜日の昼食は蕎麦が多い。その前はラーメンが多かったような気がするのだが、意識的に変えているのである。理由は、はっきり書くが、「ちょっと太った」からだ。
私は一見すると太って見えないというありがたい体型なのだが、いや、結構色々なものがついているのだ。しかも最近、特にそれが増加している。外食は基本的に体重コントロールが難しいのだが、気休めに蕎麦を食べるようにしているのだ(長くは続くまい)。
しかし、どうだろう。「大もり」をたのんでしまうというのは。蕎麦の量というのは店によりまちまちで、大もりといっても少ない所もある。いや、今日の店の大もりは結構多かった。言い訳はするまい。
私は一見すると太って見えないというありがたい体型なのだが、いや、結構色々なものがついているのだ。しかも最近、特にそれが増加している。外食は基本的に体重コントロールが難しいのだが、気休めに蕎麦を食べるようにしているのだ(長くは続くまい)。
しかし、どうだろう。「大もり」をたのんでしまうというのは。蕎麦の量というのは店によりまちまちで、大もりといっても少ない所もある。いや、今日の店の大もりは結構多かった。言い訳はするまい。
ようやく長い一週間が終わった。忘年会が終了しているのがせめてもの救いである。
今週末はギャラリーを回ってから、飲みに行こう。居酒屋&バーとまわるのだが、まだ店が決まっていない。不義理をしている所へ行きたいのと、新規開拓したい気持ちに乱れているのだ。
来週の3連休は1日は年末用の本の買出し、もう一日は今年最後のギャラリー巡りになるであろうか。
今週末はギャラリーを回ってから、飲みに行こう。居酒屋&バーとまわるのだが、まだ店が決まっていない。不義理をしている所へ行きたいのと、新規開拓したい気持ちに乱れているのだ。
来週の3連休は1日は年末用の本の買出し、もう一日は今年最後のギャラリー巡りになるであろうか。
割と毎日のように前を通っている店「K」に入ってみた。昼は定食屋さん、夜は居酒屋として営業しているようだ。現在の地に住むようになって14年目にして初めて、ということになる。
店の外観は地味だが、店頭のメニューが毎日変わっており仕入れをきちんとしていることと、冬になると予約制でふぐ料理を出したり侮れない感じはしていたのだ。しかし、私は大体行く店が決まっており、中々行く機会がなかったのである。
店はいかにも職人風のお父さんと、愛想の良さそうなお母さんのゴールデンコンビで営業しているようだ。注文はまずビール、通しはイカの煮物、鱈子煮物、何かの葉っぱを煮た物の3点盛だ。
本日のメニューからソイの刺身を注文。ちょうど直前に6人グループが入ったため、多少時間がかかったが、しばし待って出てきたソイは大変身がむっちりしていて新鮮だ。
日本酒燗に切り替えて牡蠣フライを注文。牡蠣フライには和からしが付いてきたので、最初は醤油と和からし、途中からソースに切り替えてみた。小ぶりの身だが、もちろん旨い。酒もダメダメ日本酒ではなく、スッキリと飲み易い。
まあ、初回はこれくらいにしておこう。店内がうかがえなくてどんなものかと思っていたが、結構席数もあるし、古いがこぢんまりとした良い雰囲気である。帰りがけに「いつも通るんですが、初めて入ってみました」というと、お母さんが「ぜひまたきてくださいね」と送り出してくれた。
店の外観は地味だが、店頭のメニューが毎日変わっており仕入れをきちんとしていることと、冬になると予約制でふぐ料理を出したり侮れない感じはしていたのだ。しかし、私は大体行く店が決まっており、中々行く機会がなかったのである。
店はいかにも職人風のお父さんと、愛想の良さそうなお母さんのゴールデンコンビで営業しているようだ。注文はまずビール、通しはイカの煮物、鱈子煮物、何かの葉っぱを煮た物の3点盛だ。
本日のメニューからソイの刺身を注文。ちょうど直前に6人グループが入ったため、多少時間がかかったが、しばし待って出てきたソイは大変身がむっちりしていて新鮮だ。
日本酒燗に切り替えて牡蠣フライを注文。牡蠣フライには和からしが付いてきたので、最初は醤油と和からし、途中からソースに切り替えてみた。小ぶりの身だが、もちろん旨い。酒もダメダメ日本酒ではなく、スッキリと飲み易い。
まあ、初回はこれくらいにしておこう。店内がうかがえなくてどんなものかと思っていたが、結構席数もあるし、古いがこぢんまりとした良い雰囲気である。帰りがけに「いつも通るんですが、初めて入ってみました」というと、お母さんが「ぜひまたきてくださいね」と送り出してくれた。
「VOWやもん!」吉村智樹と仲間たち
本当に大阪はVOW密度・濃度ともに高いと思う。
「誰か」宮部みゆき
人は悪いことをしつつ良いことをするものだ。という池波節を地で行くストーリーである。
「愚か者死すべし」原りょう(”りょう”は僚の旁の部分のみ)
銀行強盗にかんして自首をした男の娘から相談を受けて探偵が動き出す。すぐに誘拐、拳銃殺人へと出くわし、最後にたどり着いた悪の正体は。
「知られてたまるか」勝谷誠彦
TV番組をまとめたグルメ本。とは言っても店名も場所も紹介せずに、食べ物の旨さのみを紹介すると言う趣向。本は巻末に袋とじが付いていて店が分かるようになっているが、まあ大阪だしなあ。
「東京ステディデート案内」田中康夫
バブルのころのデートプランなので、少々笑いつつ読む。1回のデートコストは1万円から3万円なり(再読)。
以下、図書館の2冊。
「豊臣秀長のすべて」新人物往来者
大河ドラマで高嶋(兄? 弟?)が演じていたイメージしかないが、兄秀吉を支えた興味深い人物。我欲はなかったのかなあ。
「セントヘレナのナポレオン」大熊良一
セントヘレナにおけるナポレオンとの会見の様子を伝える本。先日ナポレオン毒殺説の本を読んだが、これを読む限り全く結論は異なるな。
本当に大阪はVOW密度・濃度ともに高いと思う。
「誰か」宮部みゆき
人は悪いことをしつつ良いことをするものだ。という池波節を地で行くストーリーである。
「愚か者死すべし」原りょう(”りょう”は僚の旁の部分のみ)
銀行強盗にかんして自首をした男の娘から相談を受けて探偵が動き出す。すぐに誘拐、拳銃殺人へと出くわし、最後にたどり着いた悪の正体は。
「知られてたまるか」勝谷誠彦
TV番組をまとめたグルメ本。とは言っても店名も場所も紹介せずに、食べ物の旨さのみを紹介すると言う趣向。本は巻末に袋とじが付いていて店が分かるようになっているが、まあ大阪だしなあ。
「東京ステディデート案内」田中康夫
バブルのころのデートプランなので、少々笑いつつ読む。1回のデートコストは1万円から3万円なり(再読)。
以下、図書館の2冊。
「豊臣秀長のすべて」新人物往来者
大河ドラマで高嶋(兄? 弟?)が演じていたイメージしかないが、兄秀吉を支えた興味深い人物。我欲はなかったのかなあ。
「セントヘレナのナポレオン」大熊良一
セントヘレナにおけるナポレオンとの会見の様子を伝える本。先日ナポレオン毒殺説の本を読んだが、これを読む限り全く結論は異なるな。
本日は琴似の喫茶「H」にて昼食。ここには昔風スパゲッティという、いわば”ナポリタン”もあるのだが、今日はメニューにミートソースを発見。それを注文してみた。私が子供の頃は、イタリアンレストランは身近になく、喫茶店のナポリタンとミートソースがイタリア料理(いや、ある意味、日本料理というかアメリカ料理というか)のすべてであった。もちろん、アルデンテという言葉もオリーブオイルもない。
私も色々な種類のパスタを食べ、アンチョビもトリュフもポルチーニの味を知ったとしても、それらが無性に懐かしい気持ちは消えてはいない。というか、年毎に懐旧の念は増していくのだろう。
そしてミートソースには粉チーズとタバスコだ。タバスコはイタリア料理には何の関係もないけど、日本の喫茶店では欠かせないのだ。写真でみると少なめに見えるかもしれないが、伝統的な日本スタイルのミートソースは中々だ。
さて、展覧会をやっているこの喫茶展であるが、今日は普段よりお客さんが多い。若干、昼食時間をずらしてやってきているのだが、どうもお客さんのいるテーブルの間から作品を見る気になれない。目の前の作品と、周辺の何点かを見て終了。
半年間この店に毎月来ていたので、今日はプレゼントを頂けた。絵はがき等を入れるスタンドと、お店のクッキーだ。感謝感謝。
私も色々な種類のパスタを食べ、アンチョビもトリュフもポルチーニの味を知ったとしても、それらが無性に懐かしい気持ちは消えてはいない。というか、年毎に懐旧の念は増していくのだろう。
そしてミートソースには粉チーズとタバスコだ。タバスコはイタリア料理には何の関係もないけど、日本の喫茶店では欠かせないのだ。写真でみると少なめに見えるかもしれないが、伝統的な日本スタイルのミートソースは中々だ。
さて、展覧会をやっているこの喫茶展であるが、今日は普段よりお客さんが多い。若干、昼食時間をずらしてやってきているのだが、どうもお客さんのいるテーブルの間から作品を見る気になれない。目の前の作品と、周辺の何点かを見て終了。
半年間この店に毎月来ていたので、今日はプレゼントを頂けた。絵はがき等を入れるスタンドと、お店のクッキーだ。感謝感謝。