散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

謎のにぎわい

2010年04月23日 22時05分50秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は会社の人たちと居酒屋「T」へ。前回行った時に昭和の雰囲気にひかれたと共に、何時間いてもよさそうな風情が気に入ったのだ。バラバラに集合したのだが、テーブル席が3つ予約になっている。今日は混雑するのか? と思ったら、最終的には3~40人は来たかなあ。大変な混雑の一日だった。

飲み物はビール→焼酎。食べ物はジンギスカン、レバニラ、タコのすり身焼、枝豆、焼きそば等。参加している皆さん、いろいろと思うところがあったようで、会合を開いた成果があった。

2軒目は一人「N」へ。1杯目アクアビットギムレットに赤いリキュールで甘味を、というリクエストで、ストロベリーリキュールの入った赤いカクテルが到着。アクアビットの風味と、酸味、甘味のバランスが良い。



2杯目はフェルネブランカ+ライム+何か、苦いカクテルで締めておいた。


20100422最近読んだ本

2010年04月22日 22時26分59秒 | 読書
■「駆け込み、セーフ?」酒井順子
同世代だけに、男女の差を越えて結構良く分かるのだ。

■「イリアス 上下」ダン・シモンズ
ギリシャの神々の戦いと、人口が激減した地球における一見平和な世界、さらに木星のバイオメカ生物の物語。3つのストーリーが最後に1つに統合される、凄い物語。残念ながら説明の前に、ぽんぽん話が放り出されてくるので、解説で予備知識を得てから読んだ方が分かりやすいだろう。

■「夢魔の標的」星新一
腹話術師のあやつる人形が突然しゃべりだし、思うように操作できなくなる。腹話術師がおかしくなったのか、それとも人形に何かがとりついているのか? 謎めいた中盤と、あっさりしたラスト。これが星新一らしさであろう。

■「ショートショートの花束2」阿刀田高
随分、阿刀田が「寓意」にこだわりを見せてコメントを書いていた。必ずしも寓意だけではなく、バカショートショートもありだと思うけれどもな。

以下、図書館の3冊。
■「服部幸應の食のはじめて物語」服部幸應、FM NACK5
あまり新しい話はなかった。

■「白黒つけます」石田衣良
2托のテーマでアンケートを行い、結論付ける本。まあ、割と当たり前の結論が出ている。

■「無敵のハワイ」まのとのま
行くのに時間がかからなければ、もう一度ハワイには行きたいものである。それから時差ぼけも結構きついのだよなあ。

バール再訪

2010年04月22日 19時49分16秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は軽くバール「BC」に立ち寄ってみた。ノーチャージ、ワイン500円から、つまみも500円の物が結構充実している。つまらない居酒屋の通しより、はるかに価値があるつまみなのである。

1杯目は軽すぎないあっさり目の赤、ということでla natura Nero d'avora。ちょっとワイルドな明るさのあるワイン。これに黒豚のリエットを合わせる。こちらは酸味が強めのちょっと不思議な味。

2杯目はもう少し濃厚な赤、カリーサ・シラー&プティベルドというスペインのワイン。これはかなり強力で、何か食べ物を合わせた方がいい感じだったのだが、今日の食べるものは1品のみということにしておいた。

2010年4月の夢

2010年04月22日 06時14分07秒 | Weblog
4月22日
会社の雰囲気が盛り上がらず、イベントを企画しようと思ったら、花見になってしまった。非常にありきたりだ。

4月14日
映画(ラブロマンスもの)を見に行くと、凄い混雑だった。お金を払おうとすると5円の金貨(そんなのあったっけ)を出してしまい、返してもらったりバタバタ。その結果、間違った上映室に入ってしまう。

4月6日
病名を聞かれて「帯状疱疹」って言わなければならないところを、「再生不良性貧血」と言ってしまい、非常に気まずい雰囲気が漂う。

今日はキック力のある

2010年04月21日 20時16分40秒 | 食べ歩き
本日は創成川東のバー「R」へ。

1杯目白ワイン。今日の通しのチーズは濃厚で非常に美味しい。2杯目はワイルドターキーライを使ったマンハッタン。オーソドックスだが力強く、綺麗なカクテルだ。

3杯目はアクアビット+ラガヴーリン16年のパーフェクトなカクテル。これは結構酔っ払うのだ。今日はこのまま夕食を食べていこう。

ということで、創成川を渡り狸小路のカレー「D」へ。大体これしか頼まないというカシミールカレーのラムを選択。何でもご飯大盛りが無料らしいので、頼んでおこう。ここはそれほどご飯の盛りが多い訳ではないのだ。



到着したスープ状のカレーをご飯にかけつつ食べる。途中で少しだけチリパウダーを追加。結構酔っ払っていたのだが、カレーの刺激で少し現実界に帰ってきた。


20100418最近読んだ本

2010年04月18日 23時28分32秒 | 読書
■「午後の恐竜」「白い服の男」星新一
再読。

■「にっぽん「食謎」紀行」伊丹由宇
やはり地域の伝統があってこそのローカル食だと思う訳である。

以下、図書館の4冊。
■「すぐわかるイスラームの美術」桝屋友子
何といってもモスクのタイル装飾の素晴らしさは、世界屈指のものであると思う。

■「現実入門」穂村弘
人生で未体験の占い、献血、競馬、相撲のマス席に座る、等を試したエッセイ。生活能力に乏しそうな作者である。

■「中級キリコ・ロンドン」玖保キリコ
イギリス絶賛エッセイ(日本ダメダメ)を書くアホな人がいるが、まあ全てが良い国などあるわけがないのである。

■「札幌上等なランチビュッフェ」カルチャーランド
再読だった…。

20100418ギャラリー巡り

2010年04月18日 16時39分13秒 | ART
本日は試験終了後、テンポラリースペース→ギャラリーエッセの2か所。

■テンポラリースペース「藤谷康晴個展 ANALOG FLIGHT」。
久々の藤谷君の展覧会だった。会場には5~6人いたかしら、結構な混雑である。

まずは、奇怪な2作品。
「「戦慄の最前線」ツアー」:さまざまな怪物が描かれ、百鬼夜行という感じだ。目立つ所にニコニコ顔の人間っぽいのがいて、これがまたちょっと怖い。
「その曲がり角、暗躍」:惑星、いや宇宙規模の化け物登場。

次はどこか整然とした2作品。
「離陸する猿」:まるで気の狂った壁紙(←ほめ言葉)とでも言いたくなるような背景に、猿が何者かに進化しようとしているようなビジョン。線をち密に重ねた”手”も良い。
「機械の告白、大地の涙、少女の服」:こちらは全体的に建築物的フレームが導入され、そこに女性の顔が描かれている。

私が「整然」好みなので、新たな傾向の作品が非常に気になった。藤谷さん本人曰く、「昔の整然としたペン画から、筆で自由な線を引けるようになり、またこの作風に来た。これからも何か生まれそうな気がする」とのことで、私も今の作品の素晴らしさと、まだ伸びしろがありそうな気配(偉そうですみません)に、作品を見て嬉しくなってきた。

この後、さっぽろ駅まで歩いてバスで帰る。少し元気がでた。

情報処理技術者試験(データベーススペシャリスト)

2010年04月18日 16時12分58秒 | 情報処理試験
本日は情報処理技術者試験(データベーススペシャリスト)を受けるために、北海道大学に行ってきた。午前1が免除科目なので、余裕の10時半到着だ。実は私はこの試験、12年前に合格しているのだが、これから仕事でデータベース設計をかなりやるため、知識確認の意味もあっての再受験である(もっともこの試験に受かったからと言って、実務が滞りなくできるわけでは全くない)。

まずは午前2の4托式問題から。結構難しく、時間ぎりぎり近くかかってしまった。早速出された解答速報によると、正解率68%なので低成績ながら一応通過。

昼食を取って、午後1。こちらは3問から2問選択。あまり迷わず問1、2を選択。問1はほぼ順当に書けたような気がする。しかし時間が50分かかり、残り時間の少なさに焦る。

問2は条件判定表があり、一見ややこしく見えるのだが、こういう問題の方がストーリーに沿って行けば解答していけるのだ。しかし最後の設問が今一つ分からず。全体通して6割行くかどうか。

午後2は迷わず問1を選択。ネット上の評判では問2がものすごい難問だった模様。ああ良かった。設問1ではディスク容量の算出と、表の物理配置について。設問2は処理効率とロックの競合について。設問3はパーティションとキー設定について。いずれも普通に仕事ででるような状況なので、2時間制限のところ1時間10分で解答を書き終えて、退出。

午後2の方が午後1より簡単であったため、午後1が何とかなればなあという気がする。自分の力が割と錆びていないということが分かったので、結果はどうあれ、まあ悪くないことであった。

■追記
午後1の問1は結構な難易度だと思う。何しろ、読書スペシャリスト(と自分で言うのも何だが)の私にして、一通り解くまで試験時間の半分を越える50分かかっているのだ。読むのと同時に、解答数も多くて書くのに時間がかかったせいもあるが、あの問題を時間内に理解しきる人は、かなり凄いと思う。

午後2の問1は私にとってはラッキー問題だった。データベースの内部構造を知らない人は、最初から選択の余地が無く、問2を選んで死亡して行ったようだ。私はデータベースの内部構造については、若い頃にしこたまマニュアルを読んで身につけたので、今でも身についたままのようだ。

20100417ギャラリー巡り

2010年04月17日 14時14分26秒 | ART

今日は精神的にはダウン傾向。今一つ調子がでない。ギャラリーは近美→資料館→大同→たぴお→STV北2条→時計台→道新→さいとう→スカイホール→ivory→ARTスペース→市民ギャラリーの12か所。

■北海道立近代美術館「本願寺展」。展示替えの頻度が高いので、初日から行ってみたが、さすがに前半は込み過ぎ。後半はまあまあ空いていたが、ちょっと失敗だった。

「親鸞聖人絵伝(万福寺所伝)」:かなり奇怪な山や植物の表現が面白い。
「光明本尊」:プロレタリアアートのポスターのような斬新さだ。
「聖徳太子像(楊枝御影)」:かなり聖徳太子像があったが、端正な顔立ちをシャープな線で描いた作品だ。

「九字名号(御影堂旧安置)」:5mくらいの大作。不思議な丸みある文字だ。
「阿弥陀経」:お経を金文字・楷書で書いたもの。これは整っていて綺麗だ。
「慕帰絵詞」:食事シーンが庶民的で楽しそう。文字はバランスの良い達筆。

「三十六人家集」:仮名の流麗さを堪能せよ。
「熊野懐紙」:ゆったりと和歌を描いた優雅な作品。後鳥羽上皇他筆だから、そりゃそうか。
「天井絵」:後半、やっと美術的作品が登場。天井にあると小さいが、間近で見ると大きい。

「松桜孔雀図(白書院三之間)」:孔雀の羽根、足元に描かれた濃紺の水。
「白書院欄間(八重椿に尾長鳥」:所々ついであるようにも見えるが、基本的には1枚板から掘り出した欄間らしい。昔は色もカラフルだったようだ。

続いてこれくしょん・ぎゃらりいはサラッと。「阿部貞夫 彫波の世界」は自然中心の木版画。ちょっと構図に面白いところがある。これは次回ゆっくり見よう。

さすがに軽く流せないのが「一原有徳・多面体」である。
「変身」:金属生命体のようだ。結構、一原作品は見ているはずだが、知らない作品があるものだなあ。
「SON」:壮大な世界。
「火」:炎にも見えるし、シャーマニズムの気配も感じられる。

「LEN」:金属パイプ状のものが無数に配置された作品。
「HMMA」:最後にこの巨大作品をじっくり堪能。ぜひ前に椅子を置いて欲しい。味わいつくすのには相当時間がかかる。

「現代ガラス」「新収蔵品展」は流す。

■時計台ギャラリー「永井唄子・遠藤厚子展」。私は遠藤厚子のモノトーンのコラージュ作品の方が好みである。遠くから何だかわからない迫力を感じるもよし、近くによって細かく見るのも面白い。決して色彩だけで、適当にコラージュしている訳ではないのだ。

■市民ギャラリー「北海道抽象派作家協会展」。段々眼力がアップするに従って、面白くなってくる展覧会だ。

外山欽平「MOVE ON」:「M」の文字をさまざまに描いた作品を、第1室の奥に並べて配置。基本的には「M」の形に見えるように整列させているのだが、左上の1点だけが「Σ」の形に置かれている。整然と並べるこの配置と、クラクラするような緑とオレンジの色彩は迫力がある。

今荘義男「古里(イ)」「同(ロ)」:振りかえるとぐっと渋い作品だ。こちらも壁面一杯に密着させて作品を展示しているところに、パワーを感じる。
林教司「種子」:そして入口側の壁を仰ぎ見ると巨大な”種”だ。4メートル四方の種は一体何の種なのだ?

名畑美由紀「綴り」:一見真黒だが、下地の色彩が情念のように透けて見える。
石川潤「呼吸」:トゲトゲホールのさまざまなバージョンが結集。カラー、上から白い色をのせたもの、黒、円形、くねった形と集大成的な展示に見える。
鈴木悠高「Yellow A」~「同E」:石川作品に触発されたようにも見えるのが、しばらく「黄色」のみだった鈴木作品の変化だ。黒で穴ともへこみとも見えるような形が描かれている。何となく生命の予感も感じられるし、この先どこへ行くのか見届けたい変化である。

本当はもう少し感想を書きたい作品、展覧会もあるのだが、どうももう一つ気が乗っていない。

食券あり

2010年04月17日 12時38分43秒 | 食べ歩き
今日は札幌駅近くの蕎麦屋さん「T」へ。今日は900円分の食券を入手しているので、少し高いメニューをということで、小天丼+蕎麦のセットを注文した。

天丼は海老、イカ、ナス、ピーマンとミニサイズにしては、まずまず。蕎麦はちょっと変わった食感だが、オーソドックスな味だ。まあ、悪くないが普通という感じかな。




本日もやらかす

2010年04月16日 22時20分47秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
今日は同僚に誘われ、焼肉(ホルモン中心)の店に行った。ビール、その後ハイボールを大量に飲みながら焼肉をさんざん食べる。いろいろな部位があったが、詳しくは覚えていない。

その後、一人すすきののバー「N」へ。最初は2人客がいたが、その後帰ってしばらく静かになる。1杯目はアクアビットのギムレット風+ビタースである。脂っこいものを食べた後に、これは最適なカクテルだ。



ここで青森の「縄文明水」という日本酒をごちそうになる。香りが明快に良く、飲んでもさっぱりした感じだ。



その次の2杯目は、久しぶりに正調マティーニ。但し、私の場合はジンの半分を常温にしてもらう。これが実にジンの味わいが分かる仕上がりになるのだ。

段々お店も込んできた。最後の一杯は「苦く苦く」とお願いしたところ、ハバナクラブ+フェルネブランカ+イエーガーマイスターという実に苦いカクテル。

これで何とか我にかえり、帰宅する。

もう暴走である

2010年04月15日 19時09分02秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
病気が完全に治ったともいえないのだが、今日もまたバー「R」へ。

1杯目は角ハイボール。2杯目はアクアビット+グレープフルーツジュース+レモン+フランボワーズのリキュール。フルーティであり、後からアクアビットの風味が立ち上がってくる。

3杯目はメーカーズマーク+レモン+コアントロー+オレンジ。ウィスキーがしっかりしながらも、微妙にマイルドな味。

今日はこのくらいで帰宅だ。

春めかない

2010年04月14日 19時11分35秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日はすすきののバー「C」へ。病気も治りかかったら、飲みモード全開だ。

1杯目はハイボール、2杯目は最近他のバーで春のカクテルを注文しているというマスターに、「春っぽいカクテルを」をと頼んでみた。出てきたのはカティーサーク+オレンジジュース+梅リキュールのカクテル。なるほど、これは美味しい。

3杯目は久しぶりに飲むマティーニ。このくらいで帰るのが良いところだろう。