散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

洋食で行こう

2012年11月05日 18時33分34秒 | 食べ歩き
本日は帰宅が遅くなる予定なので、夕食を外で食べよう。ということで、中央バスターミナルの地下の飲食店街を探る。カレーショップも、ラーメン屋さんも割と最近店が入れ替わったのだ。

そんな中、私は洋食のダイニング「T」へ。昼から夜まで全てのメニューが注文できるようなので、お店の名前を冠した「T」ランチを注文。この時間帯は女性の方が一人で切り盛りしているようだ。実は移転前のこの店には時々行っていて、ご夫婦でやっていたと思ったのだが、男性の方はどうしたのだろう。

やや少し時間がかかったが、平目フライ、エビフライ、ポークソテー、スパサラ等が盛合せになった美味しそうな一皿が到着。これにご飯と味噌汁が付く。



早速、少しだけ醤油をかけつつ、平目フライから。おお、いい感じに揚がっていてなかなかの美味しさだ。多分、生の平目を切っていたように見えたので、フワッとした白身がいい。途中から、これも嬉しいタルタルソースに切り替えてみた。

エビフライは少々平凡だが、ポークソテーは生姜焼風だ。この味付けにクラシックな白スパサラがまたいい。ボリューム的にもなかなかのもので、結構ガッチリ食べて、これで夜中まで大丈夫である。



結果、月曜日から24時過ぎに帰宅。今週は大変だなあ。

20121104最近読んだ本

2012年11月04日 21時30分27秒 | 読書
■「うまや怪談」愛川晶
落語をほとんど知らないのだが、それでも落語、ミステリーを重層的に楽しめる本。

■「食の軍師2」泉昌之
まさかこのマンガが続いていたとは…。今回は主に関東近郊を攻める軍師。なかなかローカルな勝手が分からず、敗戦に追い込まれることも多い。ラストの鶴見線での銭湯→飲み屋→食堂は素晴らしい快勝だ!

■「せんべろ女子隊 酒場探訪記」せんべろ女子隊
29軒紹介中8軒に行ったことがある。また十条と赤羽でゆっくり飲みたいものだ。

■「法月綸太郎の新冒険」法月綸太郎
再読。

以下、図書館の3冊。
■「北海道室蘭市本町一丁目四十六番地」安田顕
このエッセイ連載を機に、父親と話をするようになったのは、彼の財産ではあるまいか。と、人には言いつつも、私は自分の父親の事をほとんど知らない(別に生き別れとかではないが)。

■「子どもの名前が危ない」牧野恭仁雄
現在の子供命名事情を知るために借りてみたが、やはり普通に読めない名前は、社会に生きる人としては回避すべきと考える。しかも自分で選択するのではなく、親が勝手につけるものなのだ。ちなみに、就職の事前選抜時に、あまりな名前はそれだけではじかれることもあるとか。親がバカなのが分かるからという理屈らしい。

■「ネットがあれば履歴書はいらない」佐々木俊尚
今度はネット上のセルフブランディングのためには、同姓同名が少ない名前の方が有利だから、変わった名前を喜ぶべきだという主張から始まった。確かに、ものには見方がいろいろある。少し前の本なので、フェイスブックの話が全く載っていないのが、今となっては違和感を感じる。

一度は行ってみたかった

2012年11月04日 11時39分13秒 | 食べ歩き
今日は雨をついて、買物のために外出。帰りがけに琴似に最近できた「OOS」に行ってみよう。このお店と似たような名前で、地名の付かない店には、新橋と京都で行ったことがあるのだが、ここは初めてだ。

さてメニューを見つつ注文を考えるが、餃子は外せないだろう。餃子入りのセットとなると…、うーん、天津飯とのセットか。最近見たテレビでも、大阪では天津飯が大人気らしいが、正直なところさほど興味が湧かない。単品で黄金チャーハンというのを組み合わせることにしよう。

まずは餃子から。焼き加減は非常に良さそう。餃子のタレで食べてみると、皮はパリッとしているが、中の具はドロッとした感じ。少し違和感を感じるね。



途中からラー油を投入して味を変更するのと、一個はチャーハンのスープに投入して食べてみた。

続いて黄金チャーハン。これは水分が抜けすぎることなくパラッとした仕上がり。味付けもしつこくなく、かなり良い出来ではあるまいか。



しかし残念なのがスープ。やけにしょっぱい。



ミニサイズのメニュー、本日のおつまみというのもあって、酒も推奨しているようだ。しばらくたったら、また違うメニューを試してみることにしよう。


静岡まつり

2012年11月03日 19時31分39秒 | 食べ歩き
静岡のおみやげがまだ残っていたので、今日は家で静岡まつりを開催することにした。主役はこの2品。



まずはカレーもつから。清水でたべたのはもつカレーという呼び名で、もつ焼きの味付けがカレー味なのである。こちらは美味しいのだが、普通のカレーにもつが入っている感じ。名前が逆なので、まさにその通りなのか。



つまみにして食べたが、ご飯により合いそうだ。

つぎは静岡おでん。濃厚な香りがいい感じだ。白く目立つ豆腐はまさか缶詰に入っている訳もなく、自分で追加したものだ。



さて、缶詰のおでんなんてと馬鹿にしていたが、なかなかどうしてそれらしい味がする。黒はんぺんは魚のすり身感が味わえるし、牛すじもとろりとしている。濃いめの出汁がピッタリだ。魚粉はないので、青海苔だけトッピングしてみたが、これもいい取り合わせだった。

実は缶詰のもつカレーが1個あるので、それはそのうち食べることにしよう。

とどめのもう一杯

2012年11月03日 16時39分35秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
やはり祝日は勝手が違う。さっぽろ駅直結の立ち飲み屋さんに行ったところ、堂々と「日曜定休」の看板を掲げつつ休みなのだ。今日は日曜日じゃないだろうが。「日祝定休」と正しく表現して欲しいものだ。

さらに地下歩行空間直結の立ち飲み屋さんも休み。こうなると無性に一杯やりたくなって、ドニチカキップですすきのへ。

こちらも地下鉄駅直結の「M」は無事に開いていた。既に出来上がり気味のお父さんたちがいる中、角ハイボールとおつまみイカフライを注文。



イカは鮮度が良いものではなかろうか。実にサックリ、もっちりと歯ごたえがいい。

ウーロンハイを追加。本を読みつつ、飲み屋の雰囲気に身を浸す。まあ、今日はこの位で切り上げておこう。



また雨が強くなってきた。冷たい雨ならば、むしろ雪になってほしいくらいだ。


20121103ギャラリー巡り

2012年11月03日 15時46分31秒 | ART
今日は近美→三岸→教育文化会館→資料館→ラルズ→ivory→丸井→さいとう→スカイホール→三越→富士フイルム→大通→道新→時計台→たぴお→大同→紀伊国屋→教育大サテライト→大丸の19か所。





紅葉を探しつつ近美→三岸と移動して見たが、やはり今年はパッとしない。

■三岸好太郎美術館「ミギシ・つくるのだいすきミュージアム」。出品されている中では「マリオネットをする少女」「街」等はあまり見た記憶がない。「街」は墨絵で、鉄道の鉄条網の横に平面的な家がいくつも並べられている構図である。

その他資料として、今田敬一宛のはがきも初見かな。エジプトの女神を2色で刷った版画作品であった。

■札幌市教育文化会館。1階と4階はたまに行くのだが、今日は2階と3階も偵察してみた。

小川原脩「雪・馬」。こんな作品が無造作に展示されていた。



永瀬義郎「ポセイドンの娘」。存じ上げないが、そこそこ有名な版画家なのね。北海道や札幌には縁がないようだが…



伊藤隆一「風」。こんな作風だったっけ?



加藤清江「菊」。この方は小樽生まれの画家。



最後に1階の坂坦道「未知を拓く」。北海道開拓の図なのか。



やはり札幌市所有作品による展覧会をもっとやるべきだな。カルチャーナイトで少しやっていた気もするけど。
(写真は自分が写りこまないよう斜めから撮影しているので、雰囲気だけということで勘弁を)

■ラルズプラザ「北海道画廊 絵画バザール」。近美の展覧会に合わせてか、藤田嗣治「イメージとのたたかい」(挿絵)が出品されていた。

■ivory「shishi展」。
本間恵「夢の軌跡」:雲の上の建物が描かれており、建物の前の赤いものはポストだろうか。赤が効いている。

■丸井今井「北海道陶芸会展(前期)」。
増原香織「Shadowgraph twi」:茶碗なのだが、どこかしらポップな感覚がある。茶道具も伝統的であったり、古めかしいだけではあるまい。購買層が広がるのではないだろうか。
増原香織「girar」:縞模様が強烈に走る鉢。印象的だ。

■さいとうギャラリー「尾形香三夫陶芸展」。皿の内側が螺髪のように盛り上がり、それぞれが小さい渦のようになっている作品は驚きである。
「吼」:花器の下から上に向かっているように見える模様が、まさに音の波動のように感じられる。

■三越「大黄金展」。唐獅子一対が8億9千6百万円。とにかく笑える。

■ギャラリーたぴお「白鳥信之展」。相変わらずの上手さだが、人物画からは遠ざかったのかな。

■大同ギャラリー「全道展 新鋭展」。
武田志麻「組曲パリ」:パリ市の全てをみっしりと盛り込んだ版画。

土曜の昼くらい飲んでもいいじゃねえか

2012年11月03日 12時37分14秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
記事のタイトルは、私の心の中で善悪の戦いがあったからである。

善「来週は忙しいんだから、今日は大人しくしてなきゃ」
悪「うるせえな。土曜の昼くらい飲んでもいいじゃねえか」

ということで、今週もラフィラ8階へ。ランチも出してはいるが、居酒屋といっていい「H」に入って見た。すすきの交差点を見降ろすカウンター席に座る。



まずはハイボールと、通しはポテトサラダ。つい90分の飲み放題を頼んでしまったのだが、それには通しがつくのだ。ポテトサラダだから、悪くはないのだが、通しなしだと一段と来やすいのだが…。と、勝手な希望を言ってみる。



キムチ。写真では分かりにくいが、190円の割にはボリュームたっぷり。



焼鳥6本セット。左からつくね、美唄焼鳥、鳥、豚、赤もつ、いかだ、である。



この店は「生」つくねというのが売りらしく(生肉から作って冷凍してないってことか?)、なかなか。赤もつというのも色々な部位が入っていたように思う。肉のエキスが十分含まれている。

ささみわさびと手羽先を追加。わさびが安っぽすぎて、これはちょっと今一つ。手羽はまあいい。



この間、燗酒→芋焼酎ロック→芋焼酎お湯割りと、ハイペースで飛ばす。最後は飲み放題に含まれている、生つくねスープというのを注文。つくねをボイルした時にできるスープなのかな?



酒の締めにスープは悪くない。昼酒というよりは、普通に居酒屋で飲み食いした感じになってしまったが、やはりこのフロアの店はもう少し試してみなくてはなるまい。




20121102最近読んだ本

2012年11月02日 23時02分59秒 | 読書
■「迷い婚と悟り婚」島田雅彦

■「この空のまもり」芝村悠吏
全ての空間に対応する仮想空間にタグ付けが可能になった近未来の世界。大体付けられるタグは政治的イデオロギーだったり、悪口、漏えいした個人情報とろくなものがない。政府が全く対応できないため、ネット民が仮空防衛軍を立ち上げ、タグの一層化を開始した。

■「少年探偵団ジャーナル2」真瀬もと

■「妖奇切断譜」貫井徳郎
良くできたストーリーであると共に、一点、まともを踏み越えた所が恐ろしい(再読)。

■「美味しんぼ109」雁屋哲、花咲アキラ
東北復興のため、あえて島根県の特集。

■「被害者は誰」貫井徳郎
クイズ的で、初心者にも読めるライトさと、パット・マガーをすぐ思い出すような層にも受け入れられる捻りを兼ね備えた本(再読)。

以下、図書館の2冊。
■「現代の不眠」塩見利明
病的ではない限り、多少の不眠よりはQOL(生活の質)が重要である。

■「ジーンワルツ」海堂尊

土日はさておき今日はいいんでしょ?

2012年11月02日 21時00分39秒 | 飲み歩き・琴似界隈
来週の仕事が忙しいので、「週末は体を休めるように」なんて言ってしまってきたのだが、金曜日は飲んでもいいよね。ということで、蕎麦屋さんの次は、琴似のバー「D」へ。

1杯目は「ポイエル・エ・サンドリ・ソーヴィニヨン」というグラッパから。クリアーで澄んだ香り。



2杯目は久々にこの店でカクテルを飲もうと(前回、ウイスキーばかりだったのだ)、アクアビットベースのカクテルを注文。アクアビット+チンザノドライ+バラのリキュールのカクテルが登場した。アクアビットの香気をいかしつつ、甘い香りがする。

3杯目は割と最近お気に入りのオールドパル。ワイルドターキーライ使用のため。しっかりした味がカンパリの苦みを受け止めている。



最後はアラン・12年・ザ イーグル。アランは少々荒っぽい気もするが、気持ちのいい強さを持ったウイスキーだ。少し甘めのこいつで締めて、帰ることにしよう。



普通は歩いて帰るのだが、途中で雨が非常に強くなってきた。タクシーで早々に帰還。誓って明日と明後日は、大人しい生活を送ることにしよう。

閉店149

2012年11月02日 20時55分22秒 | 写真館

琴似の中華料理店「SS」が閉店してしまった。先日、知人と飲み会を開催したり、日曜日の昼食を取ったり、そこそこ行かせてもらっていた店なので、ちょっと残念である。これで琴似で中華料理店というと、あまり思いつかなくなってしまった。

寒い夜に凶悪な一杯

2012年11月02日 19時38分35秒 | 食べ歩き
来週は忙しいため、土日は少し落ち着いた生活を送りたいと考えている。ということで、金曜日の今日くらいは少し飲んでもいいのではないかと、琴似の蕎麦屋「S」にやってきた。いつも混雑しているイメージだが、冬の雨のせいか今日の店はすいている。

このまずは塩辛と燗酒で一杯。



続いて鴨たたきを注文。中心部が生っぽい鴨に、甘味のあるタレ、そしてもみじおろしが実に良くあう。塩辛ももちろんだが、これは酒に合うつまみである。



腹が減ってきたので、今日は何にするかなあ…。迷った結果、寒いせいもあり玉辛せいろというのを注文してみた。するとこれがどうだ。中に入っているのは鳥肉、揚げだま、ネギ、そして唐辛子である。唐辛子の辛さに加えて、汁が非常に熱い。



冷たい蕎麦をこの汁につけると、一瞬で温まるくらいの熱量だ。蕎麦そのものの味は置いておいて、この濃厚にして、むせるように辛い味は、相当なインパクトがある。東京では蕎麦の付け汁に肉とラー油たっぷりのものもあるようだが、ある意味そちらに近い系統の味なのかもしれない。

蕎麦を食べきって、少し蕎麦湯を入れながら、このパワーあふれる汁を飲みきった私は、もう満腹といって過言ではない。よし、次はバーでシュッとしたものを飲もう。



※またもやテスト的に「玉辛せいろ」の写真を大きめにしてみた。会社で許可されている標準ブラウザのバージョンが上がったので、大きい写真もきっと記事の幅に合わせて、ちょうどいい具合に表示されるに違いない。もし、ダメだったら、また写真のサイズを戻すことにしよう。