散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

思いきって行ったら、やや返り討ち

2012年11月11日 12時01分54秒 | 食べ歩き
午前中に仕事が終わり、昼食の場所を求めてさまよう。結局バスセンターから札幌駅前近くまで来てしまい、とんかつの店「K」へ。今日のお得なランチ、彩り御膳を注文する。



茶色の固まりばかりで良く分からないが、一口ひれかつ、メンチカツ、エビフライ、カボチャフライの盛合せである。味は醤油、ソースの2段構えで行く。

エビと一口ひれかつは、まあ普通の出来ばえだ。メンチカツは中から肉汁の出てくる傑作。カボチャはほっくりと揚がって、バランス的にはちょうど良い定食だった。

ご飯は半分ほどお代わりし(しかし、半分と言っても必ず少し多めに盛られるものだ)、なかなか美味い味噌汁でしめた。ガッチリ食べておおむね良かったのだが、こういう盛合せものは表面積が広がるせいか、二日酔いのせいか、少し油っけにやられたような気がする。キャベツに爽やかなドレッシング、かつにはレモン汁をかけ、何とか変化を付けて食べきった。



昨日行きそびれた大丸画廊と本屋に立ち寄って、さっぽろ駅から早めの帰宅。



今日は無駄にいい天気だった。

20121110最近読んだ本

2012年11月10日 22時15分51秒 | 読書
■「法月綸太郎の功績」法月綸太郎
再読。

■「1/2の騎士」初野晴
再読。

■「エコール・ド・パリ殺人事件」深水黎一郎
再読。

■「めしばな刑事タチバナ7」坂戸佐兵衛、旅井とり
まってましたの7巻目。今回は「うどん百景」と題して、さまざまなうどんを取り上げる。間違いなくさぬきうどんって美味いのだけれども、うどんのコシから気持ちが離れ、柔らかいうどんにホッとするという主人公の気持ち、何となく分かるなあ。

以下、図書館の4冊。
■「戦艦大和3000人の仕事」青山智樹、紗汐冴
戦艦大和の中ではアイスやラムネまで作っていたという面白い話が読める。しかし、宇宙戦艦ヤマトは設定上乗員が114名なのだそうで、ああ見えて、相当コンピュータ化されていたのだろう。

■「こんなに厳しい! 世界の校則」二宮皓
厳しさはあっても、理念の通っている校則がいいね。「休日に宿題をしてはならない」なんていうドイツの校則は、ある種の信念を感じるよね。

■「日本の恐竜図鑑」宇都宮聡、川崎悟司
意外な巨大恐竜(最大で全長20mくらい)が発見されていることが分かる。三笠市や北大博物館に展示されている恐竜もこの本には登場するのだ。

■「空耳の科学」柏野牧夫
必ずしも結論が出ている訳ではないが、非常に人間の感覚に関する示唆に富んだ本である。

愛の予感

2012年11月10日 15時46分03秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
ギャラリー巡りを一通り終えて、狸小路を西方面に歩く。



今日の目的は西11丁目の居酒屋「O」である。以前、狸小路界隈の居酒屋で大変素晴らしい接客をされていたAさんが、新たに店を出したようなのだ。しかも今日の昼頃、店の前を通り過ぎた所、開店が15時(日祝休)らしい。これは行かねばなるまい。

ということで西11丁目のビルの地下へ。まだ他の店は開いていないなか、看板が頼もしく光っている。



店内に入ると、Aさんも私の事に気が付いてくれた模様。ちょっと気恥ずかしい気持ちになり、ハイボールとハムキャ別をボソボソと注文。



このハムキャ別を馬鹿にしてはいかんよ。知らない人は、この商品名のまま検索して見てほしいものだ。東京渋谷の立ち飲みの名店「F」の名物を、この店にしゃれたサラダは似合わん! とAさん(の旦那さん)が再現したものなのだ。ハムをかき分け、中にある千切りキャベツをマヨネーズと醤油で食べる。昼下がりの飲み屋にピッタリである。

続いて「鹿児島の地元で飲まれている焼酎です」という小鹿を注文。



どうだ、氷が入っているとはいえ、このなみなみ感は!

私の昼酒は、1軒平均2杯くらいという所なのだが、今日は気分良く芋焼酎の流川とポテトサラダを追加注文。「ポテトサラダは量多くしてますから、ハーフにしましょうか」というありがたい申し出で、ハーフサイズにしてもらう。



それでいて、一人客には十分な量。玉子も入った、まさに自家製の味が嬉しい。

さすがに今日はこれくらいにしておこうか。しかし早い時間の開店といい、値段設定の安さといい、Aさんの元気いっぱいの顔を見られるかと思うと、ここはまた確実に来てしまうに違いない。

ちなみにタイトルの「愛」はお店への愛なので、誤解の無きよう。

20121110ギャラリー巡り

2012年11月10日 15時44分27秒 | ART
11月9日に北のモンパルナス。
今日は資料館→コンチネンタル→三越→スカイホール→さいとう→丸井→道新→時計台→たぴお→紀伊国屋→地下歩行空間→富士フイルム→アリアンス→NEW STAR→ギャラリー大洋→中央区民センターの16か所。

■北のモンパルナス「風の画家 本田滋の世界」。札幌の風景画が沢山あり、「ああ、あの街角か」と思わせるものが多かった。岩見沢の酔月の画もあった。いろいろ作家ご本人の思い出話を聞きつつ、作品を見ることができた。

■コンチネンタルギャラリー「油展」。
五十嵐あり沙「白粉」:眉のないだらしなく座る女と部屋をパステル調の色彩で描いた作品。どこか面白い。

■さいとうギャラリー「第1回てきてき」。道都大のテキスタイル3人展。三者三様でよかった。

■さいとうギャラリー「篠木正幸個展「カタチあるカタチののないモノ」。
「華」:少し厚めの、カラフルな布を帯状にカット。少しづつカタチを変えながら配置することで、色彩のグラデーションを見せる作品。布のせいか、あたりが柔らかい。

■時計台ギャラリー「香取正人個展」。
「温泉郷」:熊野古道の付近の風景のようである。川べりに小さな宿と道があり、歩いてみたくなるような風景だ。

■時計台ギャラリー「札幌時計台ギャラリー コレクション展」。
森ヒロコ「惑星1(ホントはローマ数字)」:輪回しをする7人の少年。空には謎の幾何学模様。いい作品だ。

他に亀山良雄、阿部国利、小谷博貞等。ギャラリーの部屋が埋まらないのは問題ではあるが、所蔵品展は見たいものである。

■ギャラリーたぴお「自我の形象展 11th」。非常に良い展覧会であった。
竹内はるみ「旅の途中」:白とふたを開けた所と緑の行李3段活用。
森山誠「卓上12-2」:静物画なのであるが、シンプルにしてあの深みは何だろう。
田中季里「BLUE」:最近たぴおで気になる作家と言えばこの人だ。
柿崎秀樹「カタチを埋める」:妙な輪郭線の内部を幾何学模様で埋めた作品。楽しいのか、苦しいのか。

■地下歩行空間「ART STREET」。



石田勝也「Heart☆Full」。自転車の空気入れを押すことで、ハートや星の模様が動く作品。





若生大地「Factory」。奔別炭鉱の立坑をモチーフにした作品。



取っ手を回すと歯車が回転して何かが起きるらしいのだが、その仕組みが壊れていた模様。結構な人が試してはガッカリしていたようなので、きちんと故障の掲示をすべきだと思う。

若生大地「ウェーブ」。こちらは作品上部でちゃんとウェーブが発生した。



以上の作品は、札幌駅に一番近い場所にあるのだが、現代美術を見慣れていない人には分かりにくい作品も多かったように思う。レベル感の調整をした方がいいような気もするし、そんなことをしなくてもたいていの人には分かるのかもしれない。

祭太郎のパフォーマンス。私は公共空間の中で過剰な音を出す出し物には、あまり良い印象を持たない。耳は手を使わなくてはふさぐことができないからだ。しかし、祭太郎ならイイか、と思わせるところはある。



高橋喜代史「札幌ギオン祭」。名も知らぬ方、ポーズをありがとう。



井上愛美「ためごろうくんとその兄弟」。少々不気味な子どもたち。



Antenna「ジャッピー札幌幸セ曼荼羅」。突然、黄金都市が出現。



鈴木隆「moon」:鹿の復活を皆で祈っているのだそうだ。私はうっかり食べようとしているのかと思った。





佐藤一明「灼熱ストーブ”鎮火”」:木製のストーブという自己矛盾を現しつつ、形はまさにストーブである。



アートはがきコーナーがあって、小林麻美、ダム・ダン・ライ、国松希根太となかなか素敵な3枚を取得。

■ギャラリーNEW STAR「たいる展 サノシズカの個展」。
「せなか」:キャンバス地をタイル状に貼った上に、まさに服を脱ぐ瞬間の中性的な背中が見える。雰囲気いい。

ちょうど美容室の工事が始まって、普段より一層入りづらくなっているNEW STARだった。


カレーリベンジ

2012年11月10日 12時39分34秒 | 食べ歩き
先日、深夜作業に備えて夕食を食べようと思った所が開いていなかったのだが(単に定休日だったのである)、そのことを思い出したら無性にその店に行きたくなってきた。

ということで、狸小路のカレー店「D」へ。いつものカシミールカレー、具はラム、ご飯大盛り、ラッシーという注文にしてみた。

今日はご飯が少々柔らかすぎる感じがするが、独特のスパイス感はこの店でなくてはというものがある。相席客を意識してしまい、カレーの写真はなし。しかし今日も美味いカレーだった。


琴似ちょい飲み(3)

2012年11月09日 21時03分59秒 | 飲み歩き・琴似界隈
3軒目は先日見かけて、ここは入りやすいんじゃないかと思ったカラオケだ。飲んだものはウィスキーロックとレモンサワー。ビージーズの「ステインアライブ」を歌ってみたのだが、信じられないほど難しくて撃沈。あれをマスターすれば、同年代の人間には受けそうだが…

4軒目は満腹感に負けて琴似のバー「D」へ。もう一軒狙っていた店があったのだが、もうあまり食べられないのだ。

1杯目はテキーラのエル・テソロ・ビアンコ。何だかピリッとするが、唐辛子風味がついているらしい。



ここでカボチャとトウモロコシのスープ。2種類が混じると、何と説明して良いのか分からない味に変化する。



2杯目はテキーラベースで苦いカクテルを、とお願いしたところ、テキーラ+ウンダーベルク+コーヒーリキュールにシナモンスティックを添えた独創的なカクテルが登場した。



うむ、コーヒーの苦みとリキュールの苦みの2重奏、なかなか私好みのカクテルだ。

しかし、早くも4軒目(カラオケ含む)で8杯目ということで、この辺でペースダウン。昨日(というか今朝)の疲れもあるので、今日はこの辺で帰宅しよう。まだ、21時だが。

琴似ちょい飲み(2)

2012年11月09日 17時53分53秒 | 飲み歩き・琴似界隈
続いては、こちらも琴似の立ち飲み「NE」。同じビルでスナックをやっていたママさんが、スナックを閉店したものの暇になりすぎたので始めた立ち飲みらしい。



店の前に出ていた「全品300円」というのは、常連が「目だたないから何か出しなさい」ということで、今日初めて出したものらしい。店に入るやいなや「看板見てこられたんですか!」と言われたので、「いやー、前からお店があるの知ってたんで」というと、ママ&常連の顔が曇ったのはそういう理由らしい。

まずはビールと落葉きのこ。



スナックのママともう一人女性がいるのだが、さすがに客あしらいが上手い。星澤先生の料理コーナーで、生姜のかき揚げを作るシーンを見ながら、話がはずんでしまった。

2杯目は燗酒とホッキサラダ(市販かな?)。ホッキにはトビッコが付いていて歯ごたえがいい。



次の客が来たところで、2軒目もこの位にしておこう。


琴似ちょい飲み(1)

2012年11月09日 16時51分05秒 | 飲み歩き・琴似界隈
今日は休みを取ったので、朝から日中にかけては途方もなくダラダラし、夕方やっと外出。雨はおおむね上がっていた。裏通りを抜けつつJR琴似駅方面に向かい、16時から開いているという情報のあった立ち飲み「T」へ。随分前に来たことがあり、どうやら4年振りくらいの訪問になるようだ。

まだ本格的な冬ではないが、寒さを感じて燗酒を注文。銘柄は男山だ。通しは豆腐と鱈子? を煮たもの。



つまみは通常の煮込みもあるが、牛すじ煮を頼んでみようかな。



ふむ、肉っぽい所とすじっぽいところのバランスがいい。味付けもあっさり目でなかなかである。

燗酒をもう一本とポテトサラダを注文してみた。ポテトサラダは200円なのにかなりの大盛り。普通であれば嬉しい所だが、何軒か回ってみたい私はかなり満腹感がきてしまい、困る。



まずはこの辺にしておこうか。


カレーで行こう

2012年11月09日 02時29分08秒 | 食べ歩き
今日も遅くなる予定なので、晩飯を外で食べよう。しかしショックなことに、狸小路のカレー店は本日休業日だった。やや行く先を見失って、結局はバスセンター前近くの中華料理「G」へ。

メニューを見ると、おお、中華風カレーライスというのがある。これにしてみるか。

到着したカレーは見た目は家庭風。食べてみると、中華スープの味がベースにあるような気がする。ボリュームもたっぷりで、玉子スープ、浅漬付き。しかし、他に人がいたので、写真はなしだ。

食べ終わるとポットと小さな器で中国茶が出てきた。これはちょっと嬉しいサービスだった。

ふと壁を見ると、吉田類のサインがあった。いわゆる飲み屋ではないのだが、仕事以外で立ち寄ったのだろうか。

***
この後、会社に戻り、業務終了は2時半。もうぐったりだが、今週はこれで一段落だ。


久しぶり、ガツン

2012年11月07日 20時01分51秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
食事を取ったあとは、やや久しぶりのバー「N」へ。雨天のせいで客足は悪かろうと思いきや、先行客がいた。カウンターに座り、しばし悩んだ結果、「悩んだ時はサウダージ」ということで、まずは1杯目だ。



量なみなみ、強さ相当なカクテルを飲みつつ、次の展開を考える。

2杯目はアイリッシュウイスキー+シャルトリューズヴェール+イタリアンベルモットをシェークした、ティぺラリーというカクテルを注文。



シャルトリューズが多すぎるかと思ったが、うまいことバランスが取れている。後味にスイートベルモットの甘さがでてきて、ややガラナテイストという気もするが、相当強いカクテルだ。

3杯目はアクアビットスモーキーマティーニを注文。ウイスキーはタリスカー18年とあって、草原のような爽快な味がする。

最後に台湾のウイスキーKAVALANというのを味見させていただいた。素直で真っ当な味だが、深みには欠ける感じだ。しかし、アジア全体でモルトウイスキーを飲むようになると、日本にはなかなか回ってこない時代が来るのかもしれない。

かつ丼で行こう

2012年11月07日 17時43分00秒 | 食べ歩き
夕食を外で食べる「○○で行こう」シリーズも3日目。今日は早く帰ることができるのだが、夕食は外で取る必要がある。さまよったあげく、すすきのの北側「K」へ行ってみることにした。

注文したのは現在おすすめらしい「みそかつ丼」を注文。



みそ味は若干控えめながらも、かつとの相性はよい。ビジュアル的に緑のネギが非常に良いのだが、いかんせん少し硬い。万能ネギにするか、関西方面の九条ネギのようなネギにした方が良いのではないかと思う。コスト的に合うのかどうかは別にしての話だ。


閉店153

2012年11月07日 17時07分21秒 | 写真館

狸小路そばでワイルドなスパゲッティ(決してパスタではない)を出していた「VSF」が閉店した。隣の店も同時に無くなっていることから、営業不振による閉店ではなく、運営会社そのものの問題だと思われる。

次の店の出店準備なのか、内装工事が早くも入っているのであった。

ラーメンで行こう

2012年11月06日 18時21分08秒 | 食べ歩き
今週は本当に忙しいのだ。今日も夕方になり、テレビ塔の地下の食堂街へ。今回は割と決めてきた、ラーメンの「Y」へ。しかもこの店を代表する、みそラーメンを食べよう。私は普段、大体において醤油ラーメンを食べるので、かなり久しぶりだ。

ちょっと写真がボケたが、みそラーメンが到着。上には古典的チャーシュー、長いメンマ、もやし・ネギが多めだ(昔はもっともやしが多かったかもしれない)。



早速食べると、旭川ラーメン特有の細め、ややみっちりした麺。それが最初から少し辛味のあるスープに良くあう。野菜は少しスープの中に沈めて、なじませてから食べよう。

チャーシューはこれを硬いと評する人もいるかもしれないが、ヘンな脂多めトロトロチャーシューよりは好みである。ニンニクのパンチが少し気になったが(この後、会社に戻るのだ)、全体的に満足すべきラーメンであった。



今日も帰宅は24時過ぎ。