散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

仕事で飲んでるんです!(2)

2014年08月27日 22時25分48秒 | 飲み歩き・琴似界隈
会社の飲み会の後、明日出張という理由で帰るふりをして一人琴似へ(ここから先は仕事ではない)。

結構、腹は満ち足りてきたが、居酒屋「D」に立ち寄って、ちょっとくつろいでいこう。飲み物は最初だけ酒を、ということで金滴酒造の「吟風」が出てきた。私は以前から比較的好意的に思っていた酒蔵なのだが、また最近めきめきよくなってきたとのことである。



通しはさつま揚げと金糸うりを煮たもの。金糸うりの繊維質が面白い。とはいえ、そんなに食べる気がしないなあと思っていたら、つまみに平目の身と肝の煮凝りが出てきた。煮凝りが口中で溶けると、実にさわやかで軽やかな味が流れ落ちていく。





飲み物をラガヴーリン12年カスクに変え、ハムとマカロニサラダ(少量)を食べる。

 

本日のメインに持ってきたのはくじら汁だ。最後に汁物がいいだろうと思ったのだが、出てきたのは思いがけない具沢山の品。これはちょっと予定外だったが、鯨の皮の部分の味わいも面白く、サービスで出されたウゾ、白酒を飲んで終了。軽めに行く予定だったが、ちょっと飲みすぎたかな?



 

明日は出張だ。

20140826最近読んだ本

2014年08月26日 23時29分14秒 | 読書
■「和食とはなにか」原田信男
文化、風土、植生などのバックグラウンドから、どうやって和食が進化してきたかをコンパクトにまとめた本。

■「きのう何食べた? 9」よしながふみ

以下、図書館の6冊。
■「ビブリオバトル」谷口忠大
私も2回ほどやったことがある。

■「こんなときのどうする絵辞典」ニシワキタダシ

■「本屋さんで待ちあわせ」三浦しをん
基本、批判をしない(したくなる本は載せない)というスタンスの書評だが、時々悪口も読みたくなるね。

■「通勤どこでも仕事術」御崎栄一郎

■「迷惑行為はなぜなくならないのか?」
再読だった。

■「肉体マネジメント」朝原宣治
一流のプロスポーツマンはイメージ力(競技に関しても、自分の肉体に関しても)がすごいことが良く分かる。

仕事で飲んでるんです!

2014年08月25日 21時23分12秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
打ち合わせの後、札幌駅北口の居酒屋「RK」で飲み会。イベリコ豚ソテー、マグロソテー、マグロずんだ和え、鶏空揚げ、出汁巻き卵など。

マグロずんだというのは、読んでの通り、生のマグロにずんだ(枝豆をすりつぶしたもの)を合わせた料理。ちょっと狙いすぎの気もするが、まあそれなりに食べられる。

月曜日なので、今日は早めに帰ることにしよう。

20140824最近読んだ本

2014年08月24日 21時11分45秒 | 読書
■「カラマーゾフの妹」高野史緒

■「今出川ルヴォワール」円居挽
訳のわからない人間関係とゲームの爽快感。この爽快感は「マルドゥックスクランブル」の一番調子のいいところに匹敵する。

■「バーテンダー ア トウキョウ2」城アラキ、加治佐修

■「ワカコ酒3」新久千映
酒場の人間関係はほぼ表現されていなく、ただ好きなものを食べて飲む。そこが良い。

■「マッサン流「大人酒の目利き」」野田浩史

■「マスカレード・イブ」東野圭吾

■「下駄でカラコロ朝がえり」椎名誠

■「Whisky World 2014 AUGUST」

■「中野トリップスター」新野剛志

死のロードに向かって

2014年08月24日 14時34分31秒 | 食べ歩き
昨日はギャラリー巡りをできなかったのだが、今日休んでおかないと大変なことになる。ということで、古書店・書店と回ってから、図書館へ。もしかして図書館は1か月ぶりくらいかも。

その後、二十四軒のビストロ「PE」へ。こちらも久しぶりの訪問。まずは前菜から。枝豆のキッシュ、エゾシカのパストラミ、ピュアホワイト(トウモロコシ)のブランマンジェ。

枝豆は夏の味、エゾシカはもっと大量に食べたい味だ。ブランマンジェは甘めだが、トウモロコシの風味はそんなにない。ここが好き嫌いが分かれるところかもしれない。



今日は珍しく主菜をパスタにしてみた。ちょっと蒸し暑く感じるために、冷製ペペロンチーノ・プティサレ添えを選択。塩気とニンニクの香りと唐辛子の辛さが上品に統一されていて、非常に食べやすい仕上がりだ。



デザートは黒糖とパインのプリン、練乳のソルベ、シフォンケーキ、ハーブのプリッツ。プリンが甘さと酸味のバランスが良く、さらにここにソルベを混ぜると3種類の味と2種類の温度感が感じられ、なかなかない美味しさとなった。



これにコーヒーを飲んで終了。床屋に行って、ほぼすべての時間を爆睡してから帰宅。やはり疲れている模様。

翌週はさらに過酷な日程が待ち受けている。果たしてどうなることか。ブログを更新できるのも、来週末になるであろう。

ある1日

2014年08月23日 23時28分09秒 | Weblog
昨日のアクアビットスモーキーマティーニが強烈だったため、二日酔いの目覚め。何とか活動を開始し、8時頃、病院に行くために家を出る。

ちょっと出遅れたのかなあ。病院では前回の待ち順よりさらに番号が大きい。あらかじめ予想して本を4冊持っていたのと、じっくり待つかという腹が決まったため、それほどストレスはなかった。

検査結果はおおむね問題なしなのだが、高血圧のため薬が1種類増える。薬代も前回より高かった。ガッカリ。

診察終了後、時間が余ったらギャラリー巡りをしようかと思っていたのだが、思ったほど時間がない。まずは昼食ということで、久しぶりの「I」駅前支店へ。食べるのはもちろんカレースパゲッティ。随分久しぶりだ。



続いて本屋をひと通り眺めてから、ギャラリーエッセへ。おそらくエッセの経営元(どこだか知らないが)コレクションによる常設展をやっていた。

ここで時間になり某所の某セミナーへ。内容はかなり有意義だった。後半の質疑応答で、私自身もなかなか良い意見を言ったと思う(と勝手に思う)。

この後、地下鉄で急ぎ実家へ。久しぶりの顔出し。22時を過ぎて移動を開始し、23時過ぎに帰宅。もう疲れた…。

蕎麦で締める

2014年08月22日 19時58分44秒 | 食べ歩き
おっと、酔っぱらったのはいいが、夕食を食べるのを忘れていた。ちょっと歩いて、蕎麦屋「K」へ。初めての来店でいきなりラーメンを食べるという暴挙に出たので、今回はオーソドックスにもりを食べよう。



白くてふわっとした蕎麦。ツユはしっかりした味。蕎麦湯はさらっと。

これでいいのだ。



前回、今回ともに他に客がいなかったのが気になる。

息抜きの一杯

2014年08月22日 19時48分03秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日も仕事がらみの飲み会の予定だったが、相手方がバタバタと都合が悪くなり、延期となった。やれやれ。やっとこれで自分のために飲みに行けるよ(何か間違ってる?)。

ということでタクシーで移動して、バー「N」へ。1杯目は夏ももう終わりカクテル、スイカマティーニである。なみなみとした果汁感が嬉しい。今日購入したばかりの「バーテンダー ア トウキョウ2」を読みつつ飲む。



2杯目はウイスキーベースで少し甘めにということで、アフィニティのウイスキー強化版をお願いする。ウイスキー多目+ベルモット(ドライ&スイート)+ビターズという、なかなかクラシックな味わいのカクテルだ。



3杯目は強烈なアクアビットスモーキーマティーニ。ウイスキーはラフロイグセレクトカスクを使用。やっぱりラフロイグはこのカクテルとの相性が良い。



ガツンときたなあと思っていたところ、隣席の男性から「宮城峡オリジナルウイスキー」のお土産が登場(もちろんNさんへのだ)。ご相伴させてもらう。



ほお。宮城峡のグレーンの味わいが強めかな。普段飲みにできそうで、それでいてちょっと良くできた味わい。完全に酔っぱらって来た。この位にしておこうか。

ダイジェストでお届け

2014年08月20日 21時37分49秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
仕事での飲み会。

8月19日
新札幌の「N」にて、和牛ステーキ、ホタテカルパッチョ、北海シマエビ、アスパラ焼き・バターソテー、馬ユッケ、ホッケ焼き。なかなか美味かった。

8月20日
狸小路の「S」にて、焼鳥、出汁巻き、ポテトフライ、冷奴、チキン南蛮。焼鳥がものによりもう一つ。

今週はとにかくハードで、いずれも1軒で帰宅。

20140819最近読んだ本

2014年08月19日 23時19分25秒 | 読書
■「居酒屋の誕生」飯野亮一
江戸で酒屋から居酒屋が生まれるまで。非常に面白い良書。

■「さむらい劇場」池波正太郎
再読。

■「真夜中の探偵」有栖川有栖
殺人事件のみならず、南北が分断された日本にも大きな秘密があるようだ。

■「O.tone vol.70」
ホルモン特集。

■「パワードスーツ」遠藤武文

■「ビブリア古書堂の事件手帖5」三上延

■「時の鳥籠 上下」浦賀和宏

■「おとなの週末9月号」
焼鳥店の締めご飯特集 → まあ食べない。餃子 → 一人前の量によるなあ。東京の旨安酒場 → このために購入してしまった。

■「法医昆虫学捜査官」川瀬七緒
別ジャンルの専門家が事件の捜査を支援するという良くあるストーリーだが、最初のインパクトも含めて、なかなかおもしろかった。

自滅

2014年08月16日 21時08分35秒 | 飲み歩き・琴似界隈
以前から気になっていた立ち飲みの店「YY」へ。外から見ると結構お客さんがいたが、カウンターの右端が開いていたので、そこに滑り込む。飲み物はパッと思いついた赤ワインにしたところ、富良野ワインが登場した。

黙っていてもサービスのおつまみが出るようで、イカ大根をつまみつつ、2杯目は黒霧島を注文。ワインもたっぷり量だったし、酔っぱらってきたなあ…。

この店はキャッシュオンデリバリー形式で、その辺は隣にいた常連氏が作法を教えてくれた。が、もはや限界ということで帰宅。何も食べるものを注文しなかったので、再挑戦してみたい。


この辺からやられかけている

2014年08月16日 19時41分12秒 | 飲み歩き・琴似界隈
2軒目は琴似に移動して、バー「D」へ。1杯目はこの夏のお気に入り? ミントジュレップで。「皆がモヒートに走るので、私、ミントジュレップを独占させていただきます」というところか。



ウイスキーはメーカーズマーク使用。2杯目はブナハーブン・2006・カスクストレングス・7年(BBR)。かなりしっかりしたスモーキーな味と香り。



3杯目はクライヌリッシュ・1989・カスクストレングス・24年(アデルフィ)。ブナハーブンが濃厚だったので、その後でどうかなと思ったのだが、これがちょっと次元の違う高品質の味わい。おすすめだが、ちと高いかも。



ウイスキーワールドの8月号を購入して、もう一軒!(←これが良くなかった)

昼飯なし

2014年08月16日 16時38分27秒 | 食べ歩き
本日はあまりの具合悪さ(二日酔いである)に、朝、なんとか蕎麦を少々食べたものの、その後ずっと胃もたれ状態が続いた。ということで、珍しく昼飯なしなのである。16時を過ぎて、さすがに腹が減って来て、すすきののすぐ北「O」へ入店。

まずはレモンサワー(飲むんかい!)と焼き餃子。



…あまり熱々じゃなかった。続いてレバニラ炒め。これは野菜たっぷりで嬉しい。一人用の小サイズなのだが、なかなか食べ応えがあるね。



ここで冷たい紹興酒を頼んで、締めの揚げそば(小)を注文。これは最初口の中がどうなるかと思うくらい熱かった。パリパリの麺(途中からはシナシナに)と具たっぷりのあんかけが良いマッチである。





小サイズメニューの存在と全席完全禁煙がありがたい店である。


20140816ギャラリー巡り

2014年08月16日 16時24分41秒 | ART
本日は近美→三越→スカイホール→さいとう→ARTスペース201→丸井→CAI02→富士フイルム→kitakara→大通→道新→マリヤ→大同→大丸→メトロギャラリー琴似の15か所。

■北海道立近代美術館「徳川美術館展」。後期展示に入ったので、再訪してみた。結構展示替えがあるので、楽しめたのはいいのだが、まあ北海道の美術館ではあまり見ないくらいの混雑。心して行くがよい。



札幌市資料館を通過。今年は天気にたたられていたイベントだが、今日は好天に恵まれた。

 

■スカイホール「平松佳和個展 邂逅-encountering-」。本日の収穫1。
「夜を想う花」:後ろ手に縛られた半裸の女性。その前にはクラゲが落下していく絵画が展示されている。

技巧的に非常に優れた作家で、何か物語があるのだろうなあという世界観を感じさせる作品が多かった。小品の女性の顔、小動物、スカイツリーなども面白い。

■さいとうギャラリー「瀬川綺羅展「遠近(おちこち)ヒトクネリ」」。
「17時のパレード」:チャップリンに似たおじさんの集団。サラリーマンモチーフかな? 角の尖った変形板に描かれているのが気になる。
「(無題)」:ピンク地に水色と灰色のグネグネ。配色がいい。

■ARTスペース201「芸術団 Jam.25」。
八戸晋嗣「空の音」:Y字の木に手と頭のパーツをつけて、確かに空を飛んでいるかのよう。また頭の傾いた様子が何かに耳を傾けているようでもある。

■大通美術館「千展」。いずれもダイナミックな作風のグループ展。
吉村千加子「覚醒」:黄色ベースに紫の色とドリッピングのような白い線。意識がゆらめく様子が表現されているのか。



■道新ギャラリー、道新プラザDO-BOX「おおば比呂司の世界」。決して上手いとは言い難いような線ながら、この人の食べ物画は非常にいい。

■大同ギャラリー「上田靖之新作展」。本日の収穫2。素晴らしい。
「螺鈿の杜II」:東欧の細かい銅版画と、中国の水墨画の雰囲気を併せ持つ作品。
「螺鈿の森III」:生物・山脈・建物の合体したような、何とも不思議な世界が登場。

お盆の混雑

2014年08月15日 23時41分43秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日の1軒目は札幌駅前の天ぷら「E」。晩酌セットにしたところ、いんげんとハムのサラダ、豆腐あんかけ、天ぷら盛り合わせに飲み物2杯となかなかゴージャスだった。

その後、メンバーが増えたところで、蝦天、イカゴロ焼きなどを追加。それにしても今日は8月15日だというのに、オフィス街のこの店が大混雑。店の人はてんてこ舞いになっていた。

2軒目はすすきのに移動し、餃子の「S」へ。ウーロンハイ、ハイボールを飲んで、焼餃子、水餃子、ピリピリ餃子、華麗なる餃子を次々と注文。見ると店主が皮を伸ばして、具を包むところからやっている。

焼餃子は野菜が多めの感じ。熱いうちにがっつきすぎて、味が分からなかった。水餃子は皮のもっちりした感じを味わい、ピリピリ餃子は辛いタレを餃子をからめて食べるスタイル。そして華麗なる餃子はもちろんカレーなのだが、ほぼカレールーがダイレクトに皮の中に入っている感じ。煮凝り状態にして詰めているのだろうか。カレー好きの私には嬉しい味だった。

3軒目は最後にT君と2人で、地下鉄すすきの駅直結の「S」へ。ハイボールを頼んで、冷やしトマト、長芋漬け、シロ1本づつともう食べられず…。まあ、賑やかなお盆であった。