昨日の金曜日に新しい魚を入れました。淡水水槽に新しい魚を入れるのは久しぶりです。
カワアナゴ科のファイヤテールガジョンHypseleotris galii (Ogilby)です。
見た目はあまり派手なものではないのですが、大きくなると尾鰭の周辺が赤みを帯びてくるようです。それがファイヤーテールガジョンの由来となっているのでしょう。
タンクメイトのエンパイアガジョンHypseleotris compressa (Krefft)とのツーショット。この仲間は口が小さいため、やや小ぶりではあっても、捕食される危険はさほどないよう。餌はまず配合飼料を与えましたところよく食べていました。
タナゴモドキの仲間は、日本にも分布する種類を含みます。こういう日本にも同属魚種、あるいは同種が分布するグループは、人気が広まっていくと繁殖させる方もおられますが、その繁殖させて余った個体を逃がして定着するという問題をはらむ可能性があります。購入した個体は、次の代、また次の代・・・と、ずっと飼育していく気構えが必要でしょう。乱獲の問題を含め、これから注視すべき種といえます。
エンパイアガジョンHypseleotris compressa (Krefft)も水槽で半年ほど飼育できています。我が家にはこのほか、以前ご紹介しました西アフリカのドルミテーターゴビーもいます。淡水でも飼育できるのですが、病気予防の観点から、人工海水を少し加えてもよさそうです。