昨年の今頃にシマガツオ科のチカメエチオピアという魚に初めて出会うことができたのだが、この間再び出会うことができた。前回も述べたようにチカメエチオピアは南方系の魚であるが、この時期には日本海でよく見られるようだ。この時期の日本海では本種のほかにもシマガツオやらツルギエチオピアなどもよく漁獲され、リュウグウノヒメなども獲れたりする。リュウグウノヒメは10年間も見ていない幻の魚。
前回は京都府で獲れたものであったが、今回はお隣の福井県産。福井県では以前オニテングハギも漁獲されたりするなど、意外と熱帯性の大型魚があがる「穴場」といえそうである。
何にしても美味しいが、刺身は程よく脂がのっておりかなり美味なもの。
煮つけ。これもかなり美味しい。
煮つけにするときに採集した、「鯛の鯛」ならぬ「チカメエチオピアのチカメエチオピア」。肩甲骨と烏口骨。今回のチカメエチオピアはTwitterのフォロワーさんからのいただきもの。ありがとうございました。最近はFacebook絡みの人から魚をいただいたり購入するよりもTwitterのフォロワーの方から魚をいただいたり購入することが多いように思える。