魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

タマギンポ飼育1年

2022年10月27日 15時12分55秒 | 魚介類飼育(海水)

最近は今年採集してきた魚の紹介が続いたので、今日は昨年採集してきた魚のご紹介。写真の魚は昨年の10月に高知県の磯で採集してきたタマギンポなのだが、このタマギンポも無事に我が家の水槽にやってきて1年たった。高知県の磯ではごくふつうに見られるタネギンポに似ているが、頭部に青白い斑点があるのが特徴。高知の海ではタネギンポは大量に見てきたが、タマギンポと同定できる個体の採集は後にも先にもこの1匹のみ。

採集してきた時よりも大きくなり、頭部や体に青白い斑点が目立ち美しい。胸鰭の同様の斑点も採集したときよりも目立っている。頭部正中線に皮弁があるが、雄としてよいだろうか。眼上の皮弁の形もカエルウオより複雑な形をしている。

性格はきつすぎず弱すぎず。水槽掃除の際一時的にこの水槽にいれた、自分よりも大きなタネギンポともうまくやっていた。一方センカエルウオはこれに耐えられず、弱って餌を食べなくなり、死んでしまった。ほかシマギンポや、今年採集したカエルウオなどと飼育しているが、これらの種とは特に問題ない。センカエルウオが臆病すぎるのかもしれない。多くの魚と飼育できると思われるが、肉食性の強い魚や、形が似ているメギス、あるいは気が強いスズメダイやゴンベの仲間との混泳は避けたほうがよいかもしれない。また何かに驚くとすぐジャンプして逃げようとするので、飼育にはフタ、それも隙間をしっかりうめたものが必須となる。

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