さて昨日のことですが、「三河一色さかな村」へ行ってきました。
本来の目的は、知人と釣りに行くための、試し釣り。
ただ近くに市場があり、市場見学も兼ねてます。
朝市にあわせて朝4時30分に現地入り。外がやや明るくなり始めたころに到着。
写真の港は一色さかな村(新鮮な魚介類を販売)の横にある一色漁港です(ぶれててごめんなさい)。一色漁港は、15トン未満の小型船舶を用いた底曳網漁業(小型底曳網漁業)が盛んな地域です。
この季節に主に狙うのはタコ。イイダコやマダコなどが漁獲されていました。他、ゴテンアナゴ、ギンアナゴ、エソ類、カワハギ、キス、ネズミゴチなどの魚や、クルマエビをふくむ、クルマエビ科のエビ、イカ、ガザミの仲間、シャコなどがいました。
青いプラ船の中にシャコ。横にはメイタガレイの仲間
Pleuronichthys cornutus (Temminck and Schlegel) or
Pleuronichthys japonicus Suzuki, Kawashima and Nakabo
も
シャコ。
しばらく、水揚げの様子などを見させていただきました。
ここで、底曳網で獲れた漁獲物を色々分けていただくことに成功。セリ場が裏にありますが、衛生の問題を考慮し、見学許可は下りないと思い、今度はお隣の「さかな村」へ。
この時点で朝6時ごろ。なのに大賑わいを見せています。底曳網の魚以外にも定置網の魚などを扱っているようで、種類も豊富。先ほど水揚されたシャコや、ゴテンアナゴなども見られました。ゴテンアナゴを3匹購入。
購入魚ではないのですが、ホシザメMustelus manazo Bleeker。愛媛ではよく食用にされますが、愛知でも食用になっているようですね。ほか、ギマや、コショウダイなど、柳橋には余りでない魚が見られました。
市場を少し見て回り、8時に港の対岸へ。防波堤は朝からすごい人。アジやサッパなどを釣っていますが、足元にサッパや、トウゴロウイワシなどの類が捨てられていました。人間はいのちを無駄に奪う・・・そんな生物なのでしょうか。つらいシーンのひとつです。
この後、少し釣りをするのですが、リールが故障、現地での修理も不可・・・修理するすべもなく帰宅・・・。次の試し釣りは県外を目指します。
長野県の者です。
いつも楽しく拝見させていただいております。
一色町は父の田舎で、子供の頃は年に1回は里帰りで行ってました。
さかな村へは、5年程前の3月頃、父が癌でもう幾月ももたない、という頃に、最後にワタリガニを食べさせようと思い行きました。
市場中回って何とか小さいのを2杯手に入れ、何とか最後に食べさせることができました。
そんな訳で、市場のお写真を懐かしく拝見しました。
これからも更新を楽しみにしています。
がんばってください。
失礼します。
こちらこそはじめまして。
そんなことがあったのですね。最期に美味しいものを食べさせられてよかったですね。お父様もよろこんでおられるでしょう。
今はタコの多い季節なので、ワタリガニ(タコの好物)は少なかったように思いました。でも、市場には大変立派なものがおりましたよ。
こちらこそ、更新頑張りますね。