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魚市場見学や釣り、魚の採集なども楽しみました。
下関魚市場は今現在でも5統10隻の沖合底曳網船が籍を置いております。このあたりの船は「以東底曳網」とよばれ、東経128度より東で操業をします。それより西で操業をするのは以西底曳網で、これは長崎などに見られ、下関でもかつてはありましたが、現在は撤退しているようです。
魚市場は昼間は閑散としています。
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夜間、といっても日にちが変わるくらいになると魚市場はとてもにぎやかになります。写真ではそれをお伝えすることが難しいのですが、漁業従事者の声や、沖合底曳網船、フォークリフトのエンジン音なども響き、昼間の閑散とした様子と大きく異なります。
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下関では上にも述べたようにまだ10隻からなる沖合底曳網船が残っています。今回は2統4隻の船が水揚げを行っておりました。水揚げされた魚はマトウダイやマダイ、キダイ、ホウボウなどの各種魚類。
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アンコウ類、おそらくキアンコウLophius litulon (Jordan)と思われるものもあがっていました。これはまだ小ぶりで大きいものではトロ箱でまる1匹というサイズのものもあがります。
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こちらはウマヅラハギThamnaconus modestus (Günther)ばかりのトロ箱。地元でもよく消費されるほか、韓国へも輸出されます。ウマヅラハギは八幡浜ではあまり見ませんでした・・・。
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フサカサゴScorpaena onaria Jordan and Snyder。底曳網で漁獲されたのですが、傷も少なくきれいです。
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サバフグの仲間もいくつかあがります。これはシロサバフグLagocephalus spadiceus (Richardson)のようです。やや尾鰭が湾入し、尾鰭の下半分が白い。日本のものは肉など無毒だが熱帯のものは有毒。最近学名が変更されています。
下関の周辺は、休日や夕方には釣り人の姿も見られます。私につれた魚は残念ながら2種のみでした。
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ショウサイフグ Takifugu snyderi (Abe)。成魚は食用魚ですが内臓に強い毒があり、筋肉にも毒があり。なので多くは食すべきではないそう。臀鰭は白っぽいです。
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マダイPagrus major (Temminck and Schlegel)。こちらは成魚は食用になります。陸から釣れるのは小型の個体ばかり。このほか、メジナ、シロメバル、クサフグ、ボラ、ナルトビエイなどを水面から確認。とくにナルトビエイは迫力があります。泳ぐ姿がかっこいいのだ。
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