ついに・・・
憧れてきたあのハタが、我が家の食卓にやってきたのでした。
それがこのユカタハタCephalopholis miniata (Forsskål, 1775)。ハタ科の魚は500種くらいいますが、その中でも「ダントツ」といえるくらいの美しいハタです。濃い赤色の体に、派手な青い斑点が、とてもきれいなハタです。長いことこれを食いたい!という想いがあったのですが、それがなかなかかなわず。
しかし今回宿毛のセリ場でこのハタを発見!ぽつーんと一匹。薄暗い魚市場の中でまさに輝いていました。しかし、近くにもう何匹か、この魚がいるではないですか!
せり人のTさんにお願いし、無事に2匹落としていただきました。その後夜通し高速を走って何とか翌日の昼近くに自宅に到着!
帰宅後さっそく写真撮影。ユカタハタ、やっぱ、きれいだわ~^^ これは先ほど、アップした個体よりもちょっと小ぶりの個体。これと一緒にオニカサゴなども入っていました。やや深い場所の個体なのでしょうか?
ユカタハタ属の魚は、マハタ類に似ていますが、背鰭の棘数がマハタ類に比べやや少ないのが特徴です。背鰭棘数は9。
一方こちらがマハタ属のハタ、写真はアカハタですが、背鰭棘数は11と、ユカタハタ属と比べて多いのが特徴です。
ユカタハタは薄造りに。味は最高です。程よく脂ものり、ポン酢でいただくととても美味しいものです。冬はしゃぶしゃぶで食べてもおいしそうですよね。熱帯性のハタなのですがきっと鍋でもあうでしょう。冬、まためぐり合いたいものですが、欲を出しすぎるのはいけませんね。Tさんありがとうございました。
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