結局例の磯遊びは10日に延期になりました。で、朝早くに目が覚めて水槽をいつものように覗き込む。緑色でマウスの部分がオレンジ色をした、鮮やかなキッカサンゴの仲間。キッカサンゴは初めて飼育する種類だが、同じウミバラ科のハードコーラルであるウミバラは長く飼育できていた。ウミバラはアザミハナガタサンゴと接触して溶かされてしまったので、他のサンゴとあまり接触しないような場所に置いている。母親のお気に入りのサンゴである。
朝起きるとマウスの部分が肥大化していて触手も出していたりする。腹が減っているのだろうか。餌を与えるときはうまくマウスまで運んでやらなければならない。この水槽には食い意地のはったテンジクダイの仲間やカクレクマノミがいるのだ。
この触手に餌をひとつひとつスポイトを使って与える。餌はとくにサンゴ専用飼料というわけではなく、メガバイトレッドを細かく指でつぶし、海水に浸して与える。またサンゴの状態によっては添加剤も使うことがある。
こちらは昼間に撮影したキッカサンゴ。ちょっと縁辺が剥げているがこれはイソギンチャクに触れてしまったからかもしれない。コーラルフィッシュ誌の別冊によれば「攻撃力が強いので他のサンゴを横に置かない」ように書いているが、ウミバラやアザミハナガタサンゴ(スコリミアの仲間)にやられてしまっている。毒性が強いのか弱いのかよくわからない。しかし初心者向けの、きわめて飼育しやすいハードコーラルである。購入はいつもの「コーラルタウン」さん。セール中で安価だったのと、同行した母親氏のこころを掴んで離さないような感じがしたからである。
こちらは8月に購入したウミアザミの仲間。コーラルフィッシュ誌や同誌の別冊では「難しいサンゴ」とされているが、硝酸塩さえ低めに抑えることができれば、またヨウ素やほか微量元素を少量でもよいから毎日投与できればそんなに飼育が難しいサンゴではないと思われる。このほか昨年に購入したシロスジウミアザミも健在。右はウミキノコ。これらのサンゴも同じくコーラルタウンさんで購入した。初めて訪問した時はミドリイシやらハナサンゴの仲間に強いように思われたが、かなりソフトコーラルにも強い店舗といえそう。
魚は前回から追加して入れたものはない。カクレクマノミ、シールズカーディナルフィッシュ、イエローラインドカーディナルフィッシュ、ヤミテンジクダイ、スミゾメハナハゼ、アケボノハゼ、ハチマキダテハゼ、ジュウモンジサラサハゼ、イレズミハゼ、クモギンポ、ロウソクギンポ、そしてヒフキアイゴがすむ。カクレクマノミは我が家に来てもう6年がたつ。これにホンソメワケベラと小型のカエルウオを入れたいところだ。
今日は悲しいニュースもあった。水槽で飼育していたタイワンドジョウ科の「コウタイ」さんが水槽からジャンプしてお亡くなりになってしまいました。しっかり蓋をしめていたはずなのですが、ジャンプして蓋を開けてしまったようです。悲しい。
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