魚のぶろぐ

2006/5/28~。現在復旧作業中です。ご容赦願います。 ぶろぐの写真はオリジナルです。無断転載はお断りします。

米どころ

2011年10月11日 17時02分26秒 | 携帯版

青森県、青森市の田圃です。

もうこの季節ですと、青森でも稲刈りをしている箇所があったりしました。

田んぼを突っ切る国道・・・左右は、田んぼ、田んぼ、時に民家・・・

小さな小山や丘を突っ切るときには、左右に果樹園(これも青森らしい)・・・

河川やため池もあまりありませんでした。

キロポストには、盛岡2●●km、新潟まで3●●kmなどと、途方もないような数字が並んでいました。日本にいながら、アメリカやオーストラリアなどのような、壮大なスケールを体験することになりました。

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弘前駅前

2011年10月10日 22時54分53秒 | 携帯版


携帯の画像です。弘前の駅前広場。

陸奥の空はきれいでした。スケールが違います。

本当に来れて良かったです。

 さてこの後青森空港は大雨でした

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オニベラ

2011年10月08日 21時21分54秒 | 魚紹介

ベラの仲間は本当に種類が多いです。この仲間は多くの種で、雄が派手な色をし、雌が雄に性転換することも知られています。

このベラはオニベラStethojulis trilineata (Bloch and Schneider)という種類で、この種はカミナリベラ属に含まれます、南日本~インド・太平洋の熱帯・亜熱帯海域に広く分布します。

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オキアジ

2011年10月06日 20時28分08秒 | 魚紹介

美味しい魚には色々ありますが、アジ科の魚は「味がよいから」アジという名がついたといわれるほど美味なものといわれています。そんなアジの仲間も日本には60近くの種が知られ、その殆どが食用魚として重要なものになっています。

今回ご紹介するオキアジUraspis helvola (Forster)もそのひとつ。マアジなどよりも体高が高く、カイワリやシマアジの仲間を連想させます。しかし、体が黒っぽいなど、独特の雰囲気をかもします。

オキアジは、インド・太平洋、セントヘレナに分布する、その名の通りの外洋性のアジです。背鰭は鰭膜を有しますが、残念ながらこの個体では鰭膜が破けています。この仲間の口内は真っ白で、黒っぽい体とあわせ強烈なコントラストを放ちます。世界中では3種がいますが日本にはオキアジおよびインドオキアジの2種のみが知られます。しかしこの2種の見分けはなかなか難しいのです。

オキアジの幼魚です。体は真っ黒、体側には淡色横帯があります。この個体は定置網に入っていましたが、数は多くなく、これ1匹しか入っていませんでした。高知県、土佐清水以布利産です。

オキアジの刺身。今回の個体は体長40cm近くもあった大型個体でしたので、刺身用の身もたくさん獲れました。味はシマアジなどに比べると若干劣るのですが、それでもぷりぷりとした身はかなり美味です。この魚は沖合いの釣りや底曳網でごくたまに漁獲されるもので消費地の市場まで到達することがなかなかないようです。

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ニザダイ

2011年10月05日 23時13分05秒 | 魚紹介

みなさんご存知でしょうが、魚というのはその種類によって基本的に異なる環境に生息しています。たとえば、磯にしかすまない魚、フラットな砂泥底をこのんで住む魚、あるいは北の寒い海にすむ魚、南のサンゴ礁域にすむ魚、水面直下にすむ魚、深海底にすむ魚・・・といったように、通常はそれぞれ生息環境にあった魚が生息しています。八幡浜の沖合底曳網漁業では、基本的にはフラットな砂泥底、水深80-300m位にすむ魚介類を主な対象種としています。

しかしこのニザダイPrionurus scalprum Valenciennesは、基本的には岩礁の、ごく浅い場所に多い魚です。底曳網で漁獲されるのは、珍しいような気もします。ニザダイ科の魚は2009年の12月以来、約2年ぶりの登場です。

ニザダイは底曳網のほかには、定置網や、刺網、釣り、といった漁法でよく漁獲されています。遊漁の磯釣りではメジナやイスズミの外道としておなじみのもので、植物質の餌(ハバノリなど)、動物質の餌(オキアミ、カニなど)を問わず、よく釣れてきます。釣り人はこの魚をサンノジとよび、嫌います。

市場でも、しめたもの、もしくは活けでよく入ってきているようです。この仲間を扱うのには注意しなければならないことがあります。それが尾柄部にある大きな骨質板です。

ニザダイ属の魚はこの骨質板が数個あります。ニザダイは4個で、多いものでは6つほどあったりします。ニザダイ属は日本産は本種のみが知られます。個体によっては鋭いこともあり、気をつけないといけません。ニザダイ科の別属では、剃刀のような棘をもつものもいます。

食味については、あまりいい話を聞きませんが、いい話を聞くととことん良いものです。

皮は硬く食べられません。これを引くと、綺麗な身が現れます。ニザダイの刺身です。今回食した個体は若干、磯臭さはあるのですが、これもなれればいい味わい。ただし内臓はどうしても臭いので、早めの処理を必要とします。刺身は一晩寝かせると臭さは消えます。

旬は冬とのこと。メジナも、イスズミも、そうなのですが、磯の魚は冬が一番美味しいといえそうです。

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