ホタテガイは青森のむつ湾などで養殖されている二枚貝の1種です。食用の大型種でとても美味しいもので、焼いたり煮たりします。肉厚で、これは美味しそう!
昨日まで家族で魚釣りに行ってきました。家族で釣りというのは、いつの時代も良いものですね。河川汽水域でのぶっこみ、ちょい投げなどで父がこんな魚をつりました。
フエダイ科のニセクロホシフエダイLutjanus fulviflamma (Forsskål)です。
ニセクロホシフエダイは、体側の直線的な縦帯、さらに各鰭が黄色、などの点でクロホシフエダイと区別することができます。フエダイ科の魚は海水域に多いのですが、幼魚期には有る程度汽水域にはいるものがいます。
これは別の個体。釣って暫くすると不規則な模様が現れました。写真撮影の時もこの模様がでていました。この個体は逃がしたのですが、最初の個体は針をよく呑み込んでおり、お持ち帰りとなりました。
今回は他にもオキフエダイ、クロホシフエダイ、ゴマフエダイの稚魚が見られました。他にもフエダイやヒメフエダイ、数はかなり少ないですがキュウセンフエダイやヨスジフエダイも河川河口の汽水域にはいる場合があります。
弘前の市場で撮影しましたタコの足。種類はわかりませんが大型のタコでしょう。青森ですと沿岸の浅海にすむミズダコや、やや深い海にすむヤナギダコなどがよく漁獲されるようです。右のマアジと比較しますとそのでかいのがわかります。
一色漁港で採集されたマトウダイZeus faber Linnaeusの幼魚です。
マトウダイは2008年3月以来久々の登場となります。この魚は沿岸から沖合のやや深場に生息する肉食魚で、水深100m位の場所から底曳網で大量に漁獲されます。幼魚や、あまり大きくない個体はダイバーにより浅い場所でも撮影されています。この幼魚も沿岸の比較的浅所をひく小型底曳網漁業で漁獲されました。
肉食性の魚で、伸縮自在な口を使い海底の小魚を捕食しました。このときはこの魚は2個体漁獲され、もう一方の個体はコウライトラギスを丸のみしていました。大型個体の口の中からは、ホタルジャコなど鱗がはがれやすい魚も、鱗が綺麗な状態で出てきたりしました。
マトウダイの成魚。宇和海産。宇和海地方では体側の白く縁取られた暗色斑から「モンダイ」と呼ばれています。和名のマトウダイは、この模様にちなむという説と、頭部の形状にちなむという説がありますが、かつて和名は「マトダイ」とされていたこともあり、前者の方が説得力があるかもしれませんね。
弘前は海に面していませんが、小さな市場のようなものがあったので、そこで撮影しました。駅からも徒歩でいけますので、かなり便利な立地です。写真はマボヤという動物です。まるで南国のフルーツのような形状ですね。ホヤの種類はいろいろありますが、普通食用になるものはこのマボヤが多いです。