Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

似てるけど

2006年10月25日 16時59分06秒 | 蘇永康

 期待に違わずきれいな映像と音質の良さで満足した「王[艸/宛]之X張敬軒 903 id club 拉闊演奏廳」DVD。VCDには収録されなかった、TINさんのコメントにあった「ヒンズはのどを痛めて声が出なくなっていたのを、注射で直した」という話の部分も見ることができた。「いいお医者さんのおかげで、一晩で直った」そうだったんだ~。
 曲や映像はほかにVCDと大きな差はなく、字幕を消して音声をステレオにするとライブらしい感覚で楽しめる。EX vocalとかいう音声にすると、ボーカルがはっきり強く聞こえてCDに近い感覚?
 ときどき観客席が映るのだが、最前列の映像の端っこに、なんだか見たような顔の男性が、、、髪型(最近)も体型(最近)も似ているけど、でもよく見ると違うような気もする。実は香港ではよくあるタイプの顔だし、眼鏡をかけているからそれだけでも多少似たような顔になりやすいわけで。。。どうだろう?
 蘇永康が見に来ていた、なんて記事、どこかにあるかな

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張敬軒(ヒンズ・チョン)「笑忘書」(出身:中国 活動:中国/香港)

2006年10月25日 01時17分39秒 | CD紹介
 香港のCD屋で、どこでも一番前にずらっと並べられてた新発売のほやほや。山ほど買ってきた中から、真っ先に聴いた
 先行オンエアの「餘震」はゴスペルの雰囲気も入ったしっかりバラード。「老了十歳」は蘇徳華のアコギが美しい。それ以外の曲もR&Bあり、ボサノバ風あり、ポップロックあり、とバラエティに富んでいる。ボーカルの細かいところまで神経が行き届いているが、ほどよい遊び感覚があって気持ちよい。
 唯一の自作曲「笑忘書」は、「My Way」成長版という感じの詞(作詞:林若寧)で、デビューから今までの歩みを思い出させる。「病況」なんか聴くと、看病しに行ってあげたくなってしまう(目病み女に風邪引き男、ですね)
 倫永亮(アンソニー・ロン)作のデュエット曲「從何唱起」は、いかにも音楽を作る者同士の、エールの交換みたいな感じ。大ベテランと堂々と渡り合って頼もしい。Bonus Trackの「遇見神」はクリスチャンのヒンズらしい歌だが、押しつけがましくなくていい。
 自作曲にこだわらず、多くの作曲家・プロデューサーに鍛えられ、年齢も重ね(といってもまだ25歳だけど)、ヒンズのボーカルは花開きつつある。広州で昔からの仲間だけで作っていたら、この成長は見られなかっただろう。
 ヒンズとデビュー時期が近く、当時は“中国版周杰倫その1・その2”みたいに括られることが多かった胡彦斌(アンソン・フー)は、逆に全作業を自分で手がけ、元々持っていた音楽性を深める方向に進んでいる。彼も一時は香港でも活動したのだが、今は台湾版CDを出すのみだ。上海から北京に移って、大陸の音楽人として根をおろすアンソンと、香港の水に磨かれて新たな次元に飛び立とうとするヒンズ。この先の二人がどんな道をたどるのか、、、じっくり見ていこう。
 
コメント (3)
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