范文芳(ファン・ウォン)について、昨年ちょっと書いた記事がまだかなり多数の検索をされているようなので、ちょっとまとめることにした。
Wikipediaの中文とEnglishを読むと、これまでのお仕事はもちろん、けっこうプライベートについても詳しく出ている。シンガポールを代表するスターの一人だけに、よく知られているらしい。
客家系のシンガポール人、1971年生まれ。本名は范雯芳。ローマ字表記はFann Woon Fong(客家語読みと思われる)。中国語のピンインはfan4 wen2 fang1(ファン・ウェン・ファン)。ファン・ウォンという芸名は、父の姓ファンと母の姓ウォンを合わせてつけた。北京語、客家語、閩南語(福建省南部の言語、一般に福建語というときは閩南語を指す)、英語、広東語を話す。
元々はモデルで、1994年にテレビドラマで俳優デビュー。1999年に香港の爾冬陞(イー・トンシン)監督の映画「眞心話」「青蛇與白蛇」に出演、香港電影金像奬の最優秀新人賞にノミネートされた。
(「眞心話」は日本でもおなじみの何潤東(ピーター・ホー)が出演。この映画のジャケットだかポスターだかが、韓流ブームに火をつけたドラマ「冬のソナタ」で、誰かの部屋に飾ってあった。)
歌手としても、1996年にアルバム「Fantasy」でデビュー、2005年までに「新曲+精選 愛上了你」など6枚をリリースしている。
2000年から俳優・李銘順(クリストファー・リー)と交際が始まり、2005年に公に認めた。今年2009年に結婚届を出し、シンガポールとマレーシア(李銘順がマレーシア人なので)で挙式。シンガポールでの式はテレビ番組で中継された。しかし、プライベートについては語らないことで有名だそうな。
英文のほうを見ると、李銘順とつきあう前は、企業家と11年間の交際があったようだ。それが本当だとすると、李銘順との交際開始時期から逆算して、16、7歳から27、8歳ごろまでの恋愛だった? 李銘順ともけっこう長く続いてから結婚に至っているし、わりとじっくり気長に(?!)恋愛するタイプなのかも。
ジャッキー・チェン映画「シャンハイ・ナイト」でハリウッド進出を果たした後も、各地で映画やドラマに活躍している。こちらで見ると、韓国スターのチャン・ヒョクとの共演や、F4の周渝民(ヴィック・チョウ)主演ドラマに出演も。今の夫との共演ドラマ「大囍事」も商品になってますね^^;
武闘系時代劇の出演も多い。「シャンハイ・ナイト」でのアクションが決まってたのも頷ける。何かまた日本で紹介されるといいな