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カメラワークは難しい

2017年04月08日 23時30分10秒 | テレビ

 フジテレビがそこそこ長い時間のLive中継をしてくれて、わりと臨場感のある放送になったフィギュアスケート・世界選手権2017。ただ、見ながら少しじれじれした方も多かったのでは…
 そこはアップじゃなくて、もう少し引いて!とか、離れすぎてポジションが見えない!とか、なんでここで天井カメラ?!とか。フェンスの間から撮っているカメラの映像から、客席から撮っているカメラの映像に切り替わるタイミングが遅くて、フェンスの切れ目がしばしば映り込んだりしていた。
 テレビは国際映像なので、競技中に関しては世界中全部同じ映像(たぶん)。ヘルシンキのチームが担当していたと思われる。
 天井カメラはかなり高い位置からで、前に全日本だかで使われて「選手の邪魔になりそう」「スピンで(見てるほうが)目が回る」と言われたタイプとは違う。リンク全体をどう使っているかはよく見えて、上のほうの席の観客目線に近い。
 ステップシークェンスで毎回のようにこのカメラの映像が使われたが、男子と女子の場合は手先や顔など細かい表現をする部分でもあるので、それが見えないのはちょっと残念
 ペアでは、ステップシークェンスで二人が離れたり交差したりする部分で使われると、二人ともよく見えるのでよかったけれど。J SPORTS解説の岡部さんが、「交差するときに大きく離れると、ユニゾンが見えにくい。(苦手な場合)それを利用(ジャッジにユニゾンが下手なのがばれないように)しているペアもいる」と指摘。たしかに、大きく離れずにステップを踏むペアは、普通に正面のカメラでずっと追っていた。
 やっぱり気になったのは、どこでアップにするか。スピンやフィニッシュでアップになることが多かったが、スピンで寄りすぎるとポジションがわからない。独創的なポジションは全身大きく映してほしいのに、顔だけだと
 フィニッシュも顔のアップだと、ポーズがわからない。直後の動作も、感情が溢れて自然に出るところだから、全身で見たい。こちらの記事でカメラマンの方も同様の主張をされていた 羽生結弦の「天に向かって指を突き上げるシーン」も、宇野昌磨のガッツポーズも、全身映像で見たかった~。
 オリンピックで国際映像を担当するのは韓国のチームになるのかな。ぜひぜひ、最高の映像になるようにシーズン始めからしっかり準備してほしい。世界中が期待してるから

コメント
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