フィギュアスケート・世界国別対抗戦2017、男子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
李唐続(Tangxu LI)(中国) SP:65.24(10)
「Sand」♪ 白に金で模様。ルッツ・トウ3-3、3回転フリップ、ダブルアクセルと頑張る。今できることは全部出せたかな。チームメイトがハイタッチで迎えた。まずは自己ベスト
ケヴィン・エイモズ(フランス) SP:67.23(9)
「Radioactive」♪ 黒に水色のパーカー、デニム風パンツ。イナバウアーからトリプルアクセル、オーバーターンしたが耐える。ルッツでまたオーバーターン、立て直して3回転トウループをつけた。3回転ループもなんとか^^; それなりにまとめた感じ。
ケヴィン・レイノルズ(カナダ) SP:61.88(12)
「Puutarhautuminen」「Kesäillan Tvist」「Muutto-sarja」♪ 白シャツに赤ベスト。冒頭の4回転サルコウが微妙に回転足らなかったか。4回転トウループ転倒。トリプルアクセルは入った。が、ジャンプは全部回転不足判定で・・・
笑顔で踊り出せば観客は手拍子で後押し、軽快なステップを見せる。
シャフィク・ベセギエ(フランス) SP:81.93(8)
「It’s a Man’s Man’s Man’s World」♪ 黒革ベスト。トウ・トウ4-3が音にぴたりとはまって決まった! トリプルアクセルも軸が細い。後半に3回転ルッツ。
今日はしなやかに動けていて、安心して見ていられた。いい出来! 自己ベスト更新
ネイサン・チェン(アメリカ) SP:99.28(2)
「海賊」♪ 黒レース。観客がコール前から手拍子。ぴしっと決めたポーズから滑り出し、鮮やかなルッツ・トウ4-3 4回転トウループはもちろん、きれいなイーグルからトリプルアクセル。キャメルスピンで膝がピンと伸びている。
元気よくステップを踏んで高速スピンでフィニッシュするとガッツポーズが出た。
ミハイル・コリヤダ(ロシア) SP:95.37(4)
「ナイチンゲール・タンゴ」「ジョン・グレイ」♪ ブルーに黄色の襟とカフス。トウ・トウ4-3がうまく決まって波にのり、トリプルアクセルからタンゴらしく踊る。スピードがあって全体に余裕で、ちょっとした仕草がいつもより冴えてる! ステップから3回転ルッツの高さ、高速スピンで終わるといい笑顔
キス&クライで女子たちにキスされて、自己ベスト更新できゃあきゃあ
マクシム・コフトゥン(ロシア) SP:64.62(11)
「バハムート」♪ 黒にワッペンたくさん。ヒッチハイクで車が止まってくれない~~からスタート、サルコウが2回転に 4回転トウループはステップアウトしてコンビネーションにできず(冒頭のサルコウが1つだけのコンビネーション扱いになった)。アクセルはダブルになった。
身体の動きは悪くないのに、なぜかジャンプが・・・。頭抱えちゃったポーズを、チームメイトが真似して慰める。
金博洋(Boyang JIN)(中国) SP:97.98(3)
「スパイダーマン」♪ 黒に網目模様。ルッツ・トウ4-3、ちょっとフェンスに寄ったけどうまく下りた! トリプルアクセルはやや傾いたがこらえる。4回転トウループも膝を柔らかく使って下りる。
スピードにのって元気よくステップ、途中胸をゆらゆらのポーズをチームメイトが真似してお出迎え。
ジェイソン・ブラウン(アメリカ) SP:94.32(5)
「ジェームス・ボンド/スペクター」より「Writing's on the Wall」🎵 ダークグレーのスタンドカラー。コーチとぎゅっとハグして出ていく。トリプルアクセルがきれいに入り、リンク短辺の端から端まで届きそうなフリップ・トウ3-3 ハイドロブレーディングからバレエジャンプ、足を前から上げて後ろに回すスパイラルなど、ムーブメントの一つ一つが美しい・・・
観客のスタンディングオーベーションに投げキッスで答える。自己ベスト更新 即ち、4回転を含まない男子ショートプログラムにおける最高得点!
パトリック・チャン(カナダ) SP:85.73(6)
「Dear Prudence」「Blackbird」ビートルズ🎵 黒シャツにサスペンダー。トウ・トウ4-3きれいに下りた! 4回転サルコウに挑んだようだが、3回転になって着氷で乱れる。トリプルアクセルが惜しい転倒(回転不足)。
小鳥と遊んでいるような軽やかなステップと、なめらかな滑り。プログラムは素敵。
宇野昌磨(日本) SP:103.53(1)
「バイオリンと管弦楽のためのファンタジア」♪ ライトブルーにストーンちりばめて。今日は髪型もムースで細かく作ってる?! 4回転フリップを少しだけこらえたがうまく下りる。4回転トウループの着氷は少し感覚がよくなかったのか、2回転トウループにした。イーグルからのトリプルアクセルはそのまま滑らかにクリムキンイーグル、ジャッジ9人中8人から+3をもらって満点
手や指の動き、肩や首の使い方まで気を配っていて、スピン中の手の動きもさらに進化。手ごたえ十分のガッツポーズで終わった。
羽生結弦(日本) SP:83.51(7)
「レッツ・ゴー・クレイジー」プリンス♪ 紫に模様ベスト。走り出すようなスタートから、じっくりとエッジに乗り、、、スピードが十分でない感じでイーグルからループが1回転に。4回転サルコウは跳んだが両手をつき、コンビネーションにできず。トリプルアクセルは完璧に、着氷後のキックまで決めた。
スピンはリズムを取りながら、ステップは勢いとキレがあったが、終わって天を仰いだ。
サルコウは手をついたけど回り切っていたので、2回転トウループつけられなかったかな、、、
結果、日本が1位と7位、アメリカ2位5位、中国3位10位、ロシア4位11位、カナダ6位12位、フランス8位9位。なんだか2人そろって上位のチームが少ないようで
チーム順位は日本が44ポイントでトップ、同点2位にロシア、1点差で3位アメリカ。4位中国、5位カナダ、6位フランスという状況。
明日はペアSPから。みんな頑張れ~~~
フィギュアスケート・世界国別対抗戦2017、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
李香凝(Xiangning LI)(中国) SP:63.81(7)
「コッペリア」♪ 黒にシルバーとピンク。フリップ・トウ3-3、ループ、ターンからダブルアクセルとどれも安定。バレエのポーズも決まって、すごく伸び伸びと愛らしく滑れていた。キス&クライではウサギの耳をつけて笑顔。
得点にコーチが大喜びのベスト更新。
マエ=ベレニス・メイテ SP:49.11(12)
「Halo」「Who Run the World」♪ ストーンきらきらのパンツスタイル。世界選手権に出場できなかったので、久々に見る。ループ・トウ3-3をうまく下りたが、ルッツで転倒。ダブルアクセルは大丈夫だった。
得点には肩をすくめる。
李子君(Zijun LI)(中国) SP:59.76(9)
「Le Diable Matou」🎵 黒。フリップ・トウ3-3は距離が出て、ルッツもきれいに入る。きれいな片手ビールマン、ステップでとてもよく体が動いていた。
キス&クライではティアラ トウループとルッツの回転不足があって得点があまり伸びなかった。
ロリーヌ・ルキャヴァリエ(フランス) SP:54.15(11)
「Experience」♪ ブルー、片方だけ長袖。最初のルッツは途中で開いたように下りてしまったが、後半ループ・トウ3-2でリカバリー。ダブルアクセルは流れよく下りて振付につなげる。ステップできれいにエッジに乗れていた。
フランスチームはベレー帽でお出迎え。
アレーン・シャルトラン(カナダ) SP:59.13(10)
「Sway」♪ 黒。世界選手権には出場してないので、四大陸以来。冒頭のルッツでこらえて単独に、ループに根性で3回転トウループをつけたがダウングレード。ラテンのリズムにいい感じにのっていった。
樋口新葉(日本) SP:71.41(5)
「ラ・カリファ」♪ ブルーに黄色。今日はスピードがあった! ターンからダブルアクセル、スピンの入りもスムーズ。ステップの中の動きやポジションがきれいに決まる。ルッツ・トウ3-3、フリップ、ばっちり
終わって大きな笑顔。みんなが「よかった~」と出迎え、チューチュートレイン 自己ベスト更新にコーチとハイタッチ 70点越え! フリップのエッジに!(アテンション)がついたのが、唯一の課題かな。
三原舞依(日本) SP:72.10(3)
「ロンド・カプリチオーソ」♪ ブルー。今日も一歩が大きく伸びるスケート、ターンからのダブルアクセルがきれいに入る。急に表現力がついたわけじゃないけど、指先の伸ばし方など細かいところを工夫している。
ルッツ・トウ3-3、雄大なステップ、見事に3回転フリップを決めて笑顔はじける。高得点でベスト更新にチームも歓声
カレン・チェン(アメリカ) SP:60.33(8)
「On Golden Pond」♪ 白。鳥のポーズからしっとりと滑り出す。ルッツ・トウが3-2に、ループが1回転になってしまった。ダブルアクセルは美しく決まったが、、、。
ガブリエル・デールマン(カナダ) SP:71.74(4)
黒。ストリーミングのトラブルでほぼ見られず。トウ・トウ3-3は全員から+3をもらう満点
エレーナ・ラジオノワ(ロシア) SP:72.21(2)
「ポーギーとべス」♪ 黒。切れのいいスケーティングで、ルッツ、ループ・トウ3-3ときれいに入る。前ほどばたばた忙しい感じではなく、うまくメリハリがきいた表現。可愛いお尻フリフリが久しぶりに見られた ご挨拶でもフリフリ 自己ベスト更新。
アシュリー・ワグナー(アメリカ) SP:70.75(6)
「Sweet Dreams」♪ 黒にブルー。ポニーテールをきゅきゅっと振り立てて滑り出し、フリップ・トウ3-3を軽やかに、ループとダブルアクセルもしっかり。決めポーズをきちっとやると、この曲のカッコよさが引き立つ。貫禄の演技でシーズンベストだが、トウループは回転不足。
エフゲニア・メドヴェージェワ(ロシア) SP:80.85(1)
「River Flows in You」「The Winter」♪ ライトブルー。相変わらずのジャンプのキレだったが、ダブルアクセルの着氷が若干詰まった。フリップ(片手上げ)・トウ(両手上げ)3-3、ループは普通、ダブルアクセルは片手上げ。
完璧ではなかったので、終わってちょっと顔をしかめたが、チームメイトはひれ伏するポーズで称える。自己ベスト更新、つまり世界最高 そしてついに女子SPで80越え
結果、ロシア2人が1位2位を占め、日本が3位と5位をゲット。カナダが4位と10位、アメリカが6位と8位。中国が7位と9位、フランスが11位12位となった。
ロシアがトップに立ち、日本、アメリカ、カナダと続いている。この後は男子ショートプログラム
フィギュアスケート・世界国別対抗戦2017、アイスダンス・ショートダンス(ジャッジスコア)。
マリー=ジャード・ローリオ/ロマン・ルガック(フランス) SD:61.44
「The Way You Make Me Feel」♪ 黒、スカートの裏とタイとサスペンダーが白。プライベートでも夫婦のカップル。ブルースから安定していて、ツイズルもうまくこなした。ノータッチステップで「距離が変わらないのがよい」と解説・河合彩さん。女性が直立姿勢で男性が腕を伸ばして持ち上げるローテ―ショナルリフト、勢いがあった。
村元哉中/クリス・リード(日本) SD:63.77
「The Sun's Gonna Shine Again」「I've Got a Woman」「Mess Around」レイ・チャールズ♪ 紫と黄色、クリスのジャケットはチェック。落ち着いて丁寧にブルースを踊り、ミッドラインステップのノリがいい。課題のツイズル、今日はバッチリ! 村元哉中のスカートが大きく翻ってドキドキ。高速回転のリフト決まって、クリスがガッツポーズ
パーソナルベスト更新
王詩玥(Shiyue WANG)/柳鑫宇(Xinyu LIU)(中国) SD:64.03
「That’s Why I Play the Blues」「Mojo Boogie」♪ ブルーのスリップドレス、黒のVネックシャツ。ゲイリー・ムーアのエレキでしっとり滑り出す。190㎝と長身の男性、「以前は前傾姿勢になることがあったが修正されてきれいになった」と解説・河合彩さん。足を首にからめるリフトがきれい。こちらもベスト更新
エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリ・ソロヴィエフ(ロシア) SD:68.94
「Mercy On Me」「Sing Sing Sing」♪ 黒ドレス、タキシード風。最初にツイズル、少しだけずれてしまった。ストレートラインリフトで肩に座るところがカッコいい。曲調変わるとノリがよく、終わってからもちょっと踊っちゃうエカテリーナ シーズンベストにはちょっと遠い^^;
ケイトリン・ウィーヴァー/アンドリュー・ポジェ(カナダ) SD:76.73
「The Way You Make Me Feel」「Dangerous」「Jam」♪ 黒スーツ風、黒ベスト。マイケル・ジャクソンの曲に乗って、スピードのあるブルースのステップに、背中からロールして肩に上がってさらに膝上に立つリフト。ヒップホップのダンスのキレがいいこと! ミッドラインステップで交差したり男性がしゃがんだ女性を飛び越えたり、スリリング。カッコいい パーソナルベスト更新!
マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アメリカ) SD:79.05
「Bad to the Bone」「Uptown Funk」♪ 黒トップでへそ出しパンツ、黒カットソー。イーグルのカーブリフトがセクシー、ヒップホップはこちらも負けてない。Y字からのスピニングムーブメントが迫力。
自己ベスト大幅更新
結果、1位アメリカ、2位カナダ、3位ロシア、4位中国、5位日本、6位フランス。みんないい演技でいいスタート。楽しんで頑張って~
浅田真央さん引退ですっかり忘れそうだった
フィギュアスケート・世界国別対抗戦(ISU World Team Trophy)2017が今日から開幕
国別対抗戦は2年に1度、4月に日本で開催されている団体戦で、グランプリシリーズ&ファイナル、世界選手権のポイント上位6か国が出場。各チーム男子と女子が2名ずつ、ペアとアイスダンスは1組ずつ。ショート、フリーそれぞれで1位12ポイント、2位11ポイント、、、12位1ポイントが与えられ、その合計で競う。
ソチ五輪で初めて団体戦が行われたが、ほぼ同じ形式。違うのはオリンピックではチーム数が10、ポイントが1位10ポイント、2位9ポイント、、、で、男子女子も1名ずつ、2種目までショートとフリーで違う選手が出場できる、ショート上位5チームがフリーに進むこと。国別対抗戦は男子女子が強い国に有利なのだが、日本開催なので
放送はテレビ朝日。地上波放送はほぼ録画になりそうだけど、BS朝日ではアイスダンスとペアを生中継 見逃したんだけど、ペアとアイスダンスの関連特番もあったようで、、、残念
ライスト情報はこちらとこちらで。録画予約&観戦準備しなくちゃ