これも忘れちゃいけない
フィギュアスケート・全日本ジュニア選手権開催中。最終日の今日は、男子フリーと女子フリー。
BSフジで6時から放送。トリプルアクセルに挑戦予定の選手が複数いるそうで、、、どうなる
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2017第6戦スケートアメリカ、女子ショートプログラム(ジャッジスコア)。
李香凝(Xiangning LI)(中国) SP:55.24(11)
「ニュー・シネマ・パラダイス」♪ ブルーから紺。冒頭のフリップ・トウ3-2はややぎこちない着氷だったが、3回転ルッツは高さが出た。ダブルアクセルもきれいに入る。
後半もスケートがよく伸びて、美しい姿勢のビールマンスピンで締めくくる。
ブレイディ・テネル(アメリカ) SP:67.01(4)
「Taeguki」♪ ワインカラー。いかにもアメリカらしい、基本に忠実で隙のないスケーティングと身のこなし。ルッツ・トウ3-3、3回転ループ、大きなイーグルからのダブルアクセルとジャンプ完璧。ステップでは音と体の動きをびしっと合わせながら。
全体に姿勢がよくて気持ちいい。自己ベスト更新 曲は韓流ドラマか何かかな
ポリーナ・ツルスカヤ(ロシア) SP:63.20(8)
「Light of the Seven」♪ 紺系。扉に何か書きつけるような振付から、高さも幅も十分なルッツ・トウ3-3を決める。3回転ループ転倒、ダブルアクセルでステップアウト。
今大会の優勝候補だけど、少し集中しきれてなかったのか。
アレーナ・レオノワ(ロシア) SP:63.91(7)
「Bla Bla Bla Cha Cha Cha」♪ 黒にシルバー。コケットな笑顔で滑り出し、幅のあるトウ・トウ3-3を下りてまた笑顔 3回転フリップ、ダブルアクセルもきれいに決めた。大人っぽい振付がよく似合う年齢になり、楽しんで滑れている。
セラフィマ・サハノヴィッチ(ロシア) SP:66.28(5)
「And The Walts Goes On」アンソニー・ホプキンス♪ ターコイズブルー。コーチはエフゲニー・プルシェンコ。フリップ・トウ3-3を無難に下り、3回転ルッツは両手上げで。ダブルアクセルも入った。ジュニア時代にはほとんど全部のジャンプで手を上げていたが、ポイントを絞ってアクセントにするようだ。(そのほうがいい)
ビールマン姿勢は取らないがアーチがきれいなレイバックスピンなど、ノーミスの演技に“コーチ”プルシェンコと喜びのハグ。
坂本花織 SP:69.40(2)
ベートーヴェン「月光ソナタ」♪ ブルー系。サイドウェイズからパール、ヘアカッターからビールマンとすべてのポジションを見せるレイバックスピンから。ダイナミックに体を動かすステップがピアノの音によく合っている。
曲調が速くなってから一気にスピードに乗って、フリップ・トウ3-3、3回転ループと雄大 ダブルアクセルも流れよく決めた。最後のスピンでイリュージョンを入れようとしてややバランスを崩したが、うまく次のポジションに移ってまとめた。
自己ベスト更新に思わず声
ニコル・ライチョヴァ(スロバキア) SP:55.43(10)
「Une page d'amour」♪ ワインカラー。トウ・トウ3-2を無難に下りると、3回転ルッツも成功。ダブルアクセルを決めて丁寧にステップを踏んだ。
ループが得意な選手だけど、基礎点の高いルッツを組み込む挑戦、うまくいって嬉しそう。
カレン・チェン(アメリカ) SP:59.53(9)
「On Golden Pond」♪ 白で袖に鳥の羽のようなフリル。指で鳥のくちばしの形のポーズから、ルッツ・トウ3-3を決める。3回転ループで転倒したが、ダブルアクセルは問題なし。大きなスパイラルは今日も迫力十分で歓声が上がる。
あまり伸びなかったのは、回転不足とダウングレード
アシュリー・ワグナー(アメリカ) SP:64.12(6)
「Hip Hip Chin Chin」♪ 赤から紺に金で鱗のような模様。妖艶に腰をくねらせて滑り出し、フリップ・トウ3-3を下りてヒートアップ! スピンのキャメルで手を叩いて観客を煽る。ダブルアクセル、3回転ループも下りた。
ノリノリのステップで今日も楽しんだプログラム、回転不足はあったがシーズンベスト。
ガブリエル・デールマン(カナダ) SP:68.08(3)
ビゼー「カルメン」より「ハバネラ」♪ 真紅。カスタネットの音にのって、セカンドのほうが高いくらいの豪快なトウ・トウ3-3 3回転ルッツでステップアウト、ダブルアクセルはやや流れが止まりかけたがミスにはならず。
絶好調という雰囲気ではないが、まとめてきた。
宮原知子 SP:70.72(1)
「サユリ」♪ パールピンク。片足でゆったりと氷に円を描いて滑り出し、ルッツ・トウ3-3は惜しいステップアウト。3回転ループは下りてそのままフリーレッグを動かす振付へ。日本的な音と拍子をフリーレッグや首の動きで取りながらのステップは、これぞまさに“ジャパン”
ダブルアクセルも決まって、軸の細いビールマンスピンでフィニッシュ。笑顔がこぼれた。シーズンベスト
結果、ミス・パーフェクト復活も近そうな宮原がただ一人70点台に乗せてトップに立ち、坂本が自己ベストで2位と日本勢のワンツー。3位にデールマン、4位にアメリカの若手テネル、急遽出場することになったサハノヴィッチが5位。優勝すればファイナル進出のワグナーとツルスカヤは、6位と8位スタートとなった。
さっとん、花織ちゃん、フリーもこの調子で
フィギュアスケート・グランプリシリーズ2017第6戦スケートアメリカ、アイスダンス・ショートダンス(ジャッジスコア)。
ティファニー・ザゴルスキ/ジョナサン・ゲレイロ(ロシア) SD:64.20(4)
「Hip Hip Chin Chin」「Volveras」「Batucada Brasileira」♪ パターンダンスで一歩がよく伸びている。横抱きから低い姿勢になるステーショナリーリフトが得意技。
王詩玥(Shiyue WANG)/柳鑫宇(Xinyu LIU)(中国) SD:55.57(9)
「Despacito」♪ 蛍光色のピンクドレス、男性は黒。ツイズルぴったり、イーグルの膝上から背中を回って下りるリフト。ノータッチステップに勢いがあった。
村元哉中/クリス・リード SD:62.30(6)
「I Like It Like That」「Mondo Bongo」「Batucada de Sambrasil」♪ オレンジからインク、黒ジャケにピンクのシャツ。ツイズルをしっかりまとめ、一体感のあるノータッチステップ。パターンダンスタイプステップから、パターンダンスへ滑らかにつなげる。横抱きから肩に乗せるローテ―ショナルリフトの華やかさに、歓声が沸いた。
キス&クライではギュッとハグしてるぬいぐるみの真似してハグ
ケイトリン・ハワイエク/ジャン-ルック・ベイカー(アメリカ) SD:62.15(7)
「Get Busy」「Mil Pasos」「Fireball」♪ 赤と黒、男性は黒。ホールドしているステップにスピード感がある。ツイズルで少しだけずれたが大きなミスにはならず。イーグルの両膝上に立った後、抱え込むポジションになるところが迫力。一瞬女性が男性を抱えて振り回す動きに沸く。
ヴィクトリア・シニツィナ/ニキータ・カツァラポフ(ロシア) SD:68.72(3)
「Agua de beber」「Balumukeno」「Batucada Brasileira」♪ 黒とシルバー、黒。全体に洗練された身のこなし。ツイズルで近づき過ぎかけたが、うまくスローダウンして大丈夫。
女性の衣装がけっこう露出度高くて気になる
レイチェル・パーソンズ/マイケル・パーソンズ(アメリカ) SD:58.36(8)
「Mambo Molly」「Everybody's Got To Learn Sometime」「Congo Crazed」♪ 黒でサイドにシルバー、男性は黒で腕にシルバー。世界ジュニアチャンピオンの兄妹カップル。
安定感はあるが、シニアの経験豊かなカップルに比べるとまだ一歩の伸びが足りないかな。膝上逆立ちからゆっくり下ろすリフトは高難度。
パイパー・ギルス/ポール・ポワリエ(カナダ) SD:64.07(5)
「Bossa Cubana」「Gopher Mambo」♪ グリーン系、黒。ツイズルで回転数が違った部分があったが、速さはよかった。曲が変わるところで男性の袖がラテンのひらひらに 肩上に座ったところから片腕で逆さまにしてから下ろすリフト、簡単そうにやってるけど難しそう。
得点を見て女性が落ち込んだ。。。
マイア・シブタニ/アレックス・シブタニ(アメリカ) SD:79.18(1)
「Mambo No.5」「Cherry Pink And Apple Blossom White」「Mambo Jumbo/Mambo No.8」ペレス・プラド♪ ピンク系、ベージュ系。数年前にラテンが課題だったシーズンはまだぎこちなかったが、もうすっかり大人で爽やかなお色気を振りまけるようになったマイアとアレックス、冒頭から引き込んでいく。
パターンダンスの伸びが素晴らしくて、他のカップルよりフェンスぎりぎりまで滑っていく。曲が「Uno, dos,」と変わるところで超速ツイズル。片腕を持って背中に担ぎ上げてから女性が腕でつかまるリフト、これまた超速。
自己ベスト更新
アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(イタリア) SD:72.70(2)
ピンクのスカート、上半身は白にキラキラ、男性は黒。ツイズルを丁寧にそろえ、後半にいくにつれてスピードを増す。ローテ―ショナルリフトは下ろしながら更に女性を横回転させる工夫。
結果、好調なシブタニ兄妹が大きく差をつけてトップ、2位にカッペリーニ/ラノッテ、3位にシニツィナ/カツァラポフ。4点ほどの差で4位ザゴルスキ/ゲレイロ、僅差で5位ギルス/ポワリエ。
村元/リードは6位につけた。フリーで順位を上げられるといいな
次は女子ショートプログラム。宮原知子、坂本花織、頑張れ~~~
寝坊しちゃった
6時に起きて、スケートアメリカ男子フリーを見る予定が、起きたら7時20分過ぎ。見られたのは閻涵、ヴォロノフ、リッポン、チェンの4人。
寝坊の原因は、昨夜ついつい上海トロフィーだの、カップ・オブ・チロルだのをライブストリーミングで見てしまったせい
上海ではデニス・テンがかなり復調してきた演技を見せてくれたし、チロルではラトデニことデニス・ヴァシリエフスが優勝。最近お気に入りのマッテオ・リッツオもいたし、トルコのブラク・デミルボガが世界選手権出場のミニマムテクニカルスコアをクリアしたりとか、私が引っかかるポイントがあったので
スケートアメリカ男子の結果は、ほぼ今季好調の選手たちが予想通り上位を占めた。ネイサン・チェンはジャンプのパンクがいくつかあったけど逃げ切り、リッポンが4回転ルッツで転倒したがその他は完璧でフリー1位、トータル2位。ヴォロノフも4回転トウループ2本決めて3位、ガッツポーズだった(隣に振付のミーシャ・ジー)。
3人ともファイナル進出決定。金博洋はまだ見てないが、4位&得点合計でこちらもファイナルに滑り込んだ。
無良崇人は、ちょっと・・・後半アクセル、フリップ、ルッツでパンクしたりダブルになったり、それでコンビネーションにできなかったり、というのがとても痛い。全日本までにどこまで立て直せるか・・・
BS朝日で10時半から男子ショート・フリーを放送。録画予約はしてあるので、あとで見ます