今年もサイトが公開された。ありがたや
フィギュアスケートの全日本ノービス・全日本ジュニア・全日本選手権につながるブロック大会が始まっている。毎年、フジテレビのウェブサイト内スケート総合サイト「フジスケ」で、上位何名が上の大会に進めるかとか、選手の資料がわかるサイトが公開されている。
全日本への道 全日本ジュニアへの道 全日本ノービスへの道
男子の場合、ブロックから東日本・西日本への進出は、ほとんど全員進めるという地域が多い。一方女子は、落ちる人数のほうが多いようで
選手の資料には、合格しているバッジテスト級・生年月日・年齢・プログラムの曲名・振付師の名前・身長・スケートを始めた年齢・特技・趣味・コーチの名前が出ている。振付師やコーチの欄に、私が現役時代を記憶している元選手の名前があると、ずっとスケートに携わっているんだな~と思ったりする。
ちょっと使いづらい点が2つ、1つ目は選手名の順番。SP滑走順が決まってから資料を作成するようで、SP滑走順に名前が並んでいるのだが、、、フリーでは当然順番が変わるので、フリーの時に資料を見るとき、面倒くさい 五十音順ではダメなのか?
2つ目は選手の年齢を大会初日の満年齢としていること。シニアにしか出られない年齢になっていたらもう関係ないが、ノービス・ジュニアの場合、「来季上がれる/残れる」がけっこう重要な情報。もちろん生年月日から計算すればわかるが、いちいち計算しないといけない。シーズン開始7月1日時点の年齢にしてくれれば、計算しなくてもわかる。逆に大会時点での満年齢は、生年月日を見ればすぐわかるんだけど…。東日本・西日本選手権、全日本ノービス/ジュニアに進出した選手の資料を作るときに、大会時点での満年齢をまた計算して掲載する必要がなくなって、作成側も楽なのでは?
あるいは、ノービスとジュニアのカテゴリでは何年目相当かを表示する。昨季全日本ノービスの資料にはA1/A2のように出ていたが、ジュニアでも1~6(ペア女子・アイスダンスは1~8、ペア男子は1~10)をつけて、シニアとの掛け持ちが可能な5以上は字体を変えるとか、ジュニア最終年は赤字にするとか、どうだろう。
フジスケさんにお願いしてみようかな
寝落ちから復活してライブで見てよかった
フィギュアスケート・ネーベルホルン杯2024アイスダンスで、“うたまさ”吉田唄菜/森田真沙也組が5位
リズムダンス(ジャッジスコア)では自己ベスト更新の68.94(6位)。
「Be-Bop-a-Lula」「Whole Lot-ta Shakin’ Goin’ On」♪ 黒地に白水玉ワンピース、水色ジャケット。スカートをフリフリする唄菜ちゃんに真沙也くんが寄っていくスタートからウキウキ ツイズル、ステップと疾走感抜群。髪をかき上げる、相手の肩に手を置く、頭をくっと上げるといった、ちょっとした所作も曲の世界観を出せている。
昨季のゴールデンスピンはストリーミングがなかったので、今回がヨーロッパの観客にお披露目という感じ。いいんじゃない?という雰囲気の拍手。
フリー(ジャッジスコア)は102.65(5位)、総合5位。
プロコフィエフ「ロミオとジュリエット」♪ ピンクのスリップドレス、グリーンのブラウスとベスト。RDとはがらりと雰囲気を変え、ドラマチックに始まる。横抱きにしたステーショナリーリフトから、そのままローテーショナルリフト。軽やかにワンフット、ツイズルもまとめる。スピンでタイミングを合わせて手を上げる演出、カーブリフトは膝上に立って横抱きにしてから下ろす。
悲劇のラストに向かう激しいコレオステップ、背中に乗ったりする振付。サーキュラーステップから互いに引っ張り合うスライディングでフィニッシュ。
よくできた!という感じでお互い背中をポンポン、観客からは歓声 有川コーチと、チャーリー・ホワイトさんが出迎える。Bioにコーチや振付師の名前がないが、チャーリー・ホワイトさんの指導も受けたのかな。
こちらの記事によると、RD振付はコーチのキャシー・リードさん、FD振付はスコット・モイア、マディソン・ハベル、アドリア・ディアスの3人だとか。目標の180点越えまで、まずは170点台に乗せて自己ベスト更新。
NHK杯でこのフリーが見られると思うと、今から楽しみ
(この大会に出場予定だった“あずしん”田中梓沙/西山真瑚組も、田中選手の怪我が治って万全の状態でNHK杯に出てこられますように)