フィギュアスケートの全日本選手権が近いので、どこのテレビ局も大会や選手情報をちょこちょこ放送している。
21日のNHK「Sportsプラス」で、男子で初出場の島田高志郎選手を取り上げた。中学2年、今季ジュニアに上がったばかりの14歳。
インタビューに答える声が、やっと少し声変わりが始まったくらいの、いかにも中学生 身長もまだ154cmの少年だ。
しかし、ノービスの頃から卓越した表現力が高く評価されていた。今季のフリーは宮本賢二振付のチャップリン、映画を一生懸命見て研究している。
ジャンプはまだトリプルアクセルもないけれど、全体にバランスのいい選手。クリーンに滑れたら、10位以内に入れるかも? 30秒長いシニアのフリーは体力的に大変だろうけど、実力を出せるといいな
ジュニアから推薦出場というと、羽生結弦もジュニアに上がった年(2008年)に中2で出場して、ショートプログラム8位、フリー5位、総合8位だった。2011年初出場の宇野昌磨は、ショート7位、フリー10位で総合9位。羽生や宇野はやはり最初から健闘していたわけだ。
浅田真央は小6のときに特別出場しているが、今はノービス年齢の選手は出場させていない。シニアの全日本には、どんなに早くても中2(4月~6月生まれの場合のみ中1)にならないと出られないのだ。
女子では今年、白岩優奈、本田真凜、青木祐奈の3人が中2で出場する。女子はジュニアのレベルがシニアに劣らず高いから、ジュニアグランプリファイナルに出場した白岩や本田が、昨年の樋口新葉のように旋風を巻き起こすかも
このあと26:35から、通常BSフジで月1回放送している「フィギュアスケートTV」を、地上波フジテレビで再放送。東日本/西日本選手権で上位に入った選手や、ペア・アイスダンスの話題も取り上げているので、全日本の前に見ておくといいかも
1996年製の冷蔵庫と電子レンジ。
冷蔵庫は野菜室が一番下に、冷凍庫が一番上にある。今の若い人は、冷凍庫が上にあるタイプなんか見たことないだろうな・・・
電子レンジは問題なく動いているが、今時のタイプに比べると中が狭いらしい。買ってきた弁当を温めるとき、大きめのパックだとつっかえて回転できないことがある。
どちらも、頑張ってくれてます
冬至、冬なか、冬はじめ
・・・暦の上では、冬至は立冬と立春の中間あたり。でも寒さが厳しくなるのはこれから。
買い物に行かなかったんで、かぼちゃ食べてない。明日でもいい
日の出から日の入りまでの時間が、1年で一番短い日。でも、日の出が一番遅いのは半月くらい後で、日の入りが一番早いのは半月くらい前なんだとか。
言われてみれば、12月上旬あたりは、あっという間に夕方になる気がする。子どもたちのお弁当を作ってた頃、朝起きて「暗い~」と思うのは1月だった。
それでも、明日から少しずつ陽が伸びると思うと、どこかほっとする
フィギュアスケート・第84回全日本選手権、ペア&アイスダンスのエントリー一覧。
全日本選手権の歴史の中で、ペアはエントリーなしで実施されない年、実施されたけど1組しかいない年も多かった。今年はペア3組、アイスダンス4組が出場する ペアはジュニアも同時に実施。東日本から1組、西日本から1組がエントリーしている。
ミニマムポイントと年齢条件をクリアしている大会を、W=世界選手権、4=四大陸選手権、J=世界ジュニア選手権として表記する。ミニマムポイントがなくジュニア出場可能な年齢の選手は(j)とする。
(全日本の時点でミニマムポイントを持っていなくても、代表に選考された後、獲得のための大会出場はあり)
スコアは今季のベストとそれを出した大会。
<ペア>
須藤澄玲/フランシス・ブードロ=オデ W 146.35(東日本2位)
須崎海羽/木原龍一 114.11(東日本3位)
小野眞琳/ウェスリー・キリング 113.68(西日本1位)
東日本選手権1位の高橋成美/アレクサンドル・ザボエフが解散したため、シーズンベストが最も高得点なのは須藤/ブードロ=オデという状況。須藤澄玲はコンスタンティン・チジコフと組んで昨季ジュニアグランプリシリーズに出場、7位と9位だった。ブードロ=オデは古賀亜美とのペアで世界ジュニア6位、国別対抗戦でも頑張ってたのは記憶に新しい。
(古賀亜美は新パートナー、スペンサー・アキラ・ハウと組んで西日本選手権のジュニアオープン競技に出場しているが、今大会の出場はなし。ハウ選手は昨季男子シングルのアメリカ代表でJGPに出ていたので、所属変更手続きが終わっていないのかも?)
須崎海羽はジュニアでは吉田海舟と組んで地方大会などに出場していたが、今季から木原龍一とチーム結成。まだ高1だけど、シニアで戦う。高橋成美と組んでいた木原くん、若いパートナーとあらためて技術を獲得していく段階かな。
小野眞琳は香港生まれの香港育ち。香港代表として、女子シングルでは12/13~13/14シーズン序盤まで、ジュニアでアジアンオープンなどに出場。ペアでは13/14シーズンから陶瀚林(Hon Lam TO)と組んで、世界ジュニア14位。昨季はシニアで出場していた。
新パートナーのウェスリー・キリングは元カナダ代表、タラ・ハンチュロウとのペアで世界ジュニア2014で7位。どんな経緯で小野眞琳と組むことになったのか、気になる
須崎/木原と小野/キリングは、年明けのトルン杯にエントリーしている。ミニマムポイントを獲得できれば、四大陸選手権出場もあるかも
<ジュニアペア>
三浦璃来/市橋翔哉 (j) 90.33(西日本ジュニア1位)
関口佳乃/関口隼佑 (j) 52.91(東日本ジュニア1位)
ダンスは東、ペアは西で行われた東日本/西日本選手権で、同じリンクで滑った2組。その後、地方大会のThe 25th Aichi Figure Skating Competition(フリーのみ)で対決、それぞれフリーのベストを更新してきた。今季中に国際大会派遣があるといいな
<アイスダンス>
村元哉中/クリス・リード 4 134.97(GPS・NHK杯7位)
平井絵己/マリオン・デラ・アソンション 4 131.66(西日本1位)
森衣吹/鈴木健太郎 104.86(西日本2位)
矢島榛乃/水谷心 79.98(東日本2位)
結成1年目ながら、NHK杯で堂々の国際大会デビューを果たした村元/リード、NHK杯ではやや不調だったがベテランの味を出す平井/アソンション。2組ともフリーでは世界選手権のミニマムポイントを持っているが、ショートダンスはあと少し。トルン杯でミニマムを獲得できたほうが、世界選手権出場ということになりそう。
女子シングルから転向した森衣吹と、ユニバーシアード12位の鈴木健太郎のカップルは、どのくらいの点が出せるか。日本のアイスダンス界ではベテランになってきた水谷心も、新パートナーとどこまで行けるか
競技当日ではないが、27日(日)深夜26:25(2:25)~27:25にフジテレビ<SPORT PLUS>枠でアイスダンスとペアを放送する。全国放送だといいんだけど
フィギュアスケート・第84回全日本選手権、女子のエントリー一覧。
ミニマムポイントと年齢条件をクリアしている大会を、W=世界選手権、4=四大陸選手権、J=世界ジュニア選手権として表記する。ミニマムポイントがなくジュニア出場可能な年齢の選手は(j)とする。
姓名横のカッコ内の数字は前回大会の順位。スコアは今季のベストとそれを出した大会。
<シード&東日本/西日本選手権免除(国際大会派遣などによる)>
宮原知子(1) W 208.85(グランプリファイナル・2位)
本郷理華(2) W 195.76(GPS中国杯・2位)
樋口新葉(3) W 189.23(全日本ジュニア・1位)
永井優香(4) WJ 172.92(GPSスケートカナダ・3位)
村上佳菜子(5) W 171.59(GPSスケートカナダ・4位)
中塩美悠(10) WJ 153.29(GPSスケートアメリカ・11位)
今井遥(11) W 174.89(スケートカナダ・オータムクラシック・2位)
浅田真央 W 197.48(GPS中国杯・1位)
<東日本>
1位 西野友毬(14) 158.41(東京・1位)
2位 高橋美葉(30) 140.06(東日本・2位)
3位 土橋亜海 (j) 136.30(東日本・3位)
4位 鈴木春奈(18) (j) 132.33(東日本・4位)
<西日本>
1位 松田悠良(15) WJ 178.98(JGPスペイン・3位)
2位 木原万莉子(8) WJ 163.19(GPS・NHK杯・10位)
3位 磯邉ひな乃(25) 156.89(西日本3位)
4位 谷口美菜 (j) 156.22(中部・1位)
5位 上野沙耶(16) 149.59(西日本・5位)
6位 加藤利緒菜(7) W 166.55(オンドレイネペラ杯・5位)
7位 細田采花(17) 143.26(西日本・7位)
8位 大矢里佳 (j) 140.99(西日本・8位)
9位 大庭雅(12) W 148.19(中部・2位)
10位 森千夏 (j) 146.49(中部・3位)
11位 小槇香穂(23) (j) 135.55(西日本・11位)
12位 安原綾菜 (j) 133.38(西日本・12位)
<ジュニア>
2位 白岩優奈 J 186.80(JGPスペイン・1位)
3位 横井ゆは菜 WJ 177.40(全日本ジュニア・3位)
4位 新田谷凜(13) WJ 177.48(サマーカップ・ジュニア高校生以上・1位)
5位 坂本花織(6) WJ 170.95(JGPラトビア・2位)
6位 本田真凜 J 181.22(JGPクロアチア・1位)
7位 青木祐奈 J 163.95(東日本ジュニア・2位)
開会式とショートプログラム滑走順抽選が、Live配信されるそうな
例年、第4・第5グループには、シード&予選免除と東日本/西日本の上位が割り当てられるが、今年はシード&予選免除が8人いるので、その8人で2グループがあらかた埋まってしまう^^;
滑走順抽選はそこまでドキドキする感じではないけど、選手たちがどんな表情で臨むのか、ちょっと見てみたいかも
今年もこの季節がやってきた
フィギュアスケート・第84回全日本選手権が25日(金)に開幕する。今年エントリーを勝ち取った選手を一覧にした。
今季は、選手権派遣選手代表選考の条件として「ミニマムポイント(最低技術点)をクリアしていること」が挙げられていない。世界ジュニア、四大陸については「選出された選手がミニマムポイントを持っていなかった場合、ミニマムポイント獲得のために国際大会に派遣する」とも書いてある。ニューフェイス登場を期待ということかな?
目安として、ミニマムポイントと年齢条件をクリアしている大会を、W=世界選手権、4=四大陸選手権、J=世界ジュニア選手権として表記する。ミニマムポイントがなくジュニア出場可能な年齢の選手は(j)とする。
姓名横のカッコ内の数字は前回大会の順位。スコアは今季のベストとそれを出した大会。
<シード&東日本/西日本選手権免除(国際大会派遣などによる)>
羽生結弦(1) W 330.43(グランプリファイナル・1位)
宇野昌磨(2) W 276.79(グランプリファイナル・3位)
小塚崇彦(3) W 195.48(GPSロステレコム杯・9位)
無良崇人(5) W 242.21(GPS・NHK杯・3位)
村上大介(7) W 252.25(GPSスケートカナダ・3位)
川原星 W 195.21(GPSスケートカナダ・10位)
<東日本>
1位 服部瑛貴(21) 179.57(東日本・1位)
2位 鈴木潤(14) 174.70(東北・北海道・1位)
3位 佐藤洸彬(10) 4 173.90(東北・北海道・2位)
4位 野添紘介(20) 166.92(東日本・4位)
5位 佐上凌 (j) 164.80(東日本・5位)
6位 木村真人(15) 160.31(東日本・6位)
7位 梶田健登 156.69(東京・3位)
8位 渡部幸裕 153.43(東日本・8位)
<西日本>
1位 田中刑事(8) W 234.90(GPS・NHK杯・5位)
2位 日野龍樹(9) W 203.47(西日本・2位)
3位 磯崎大介(17) 175.61(西日本・3位)
4位 山田耕新 168.05(西日本・4位)
5位 小田尚輝 (j) 173.53(中四国九州・2位)
6位 吉野晃平(16) 162.63(西日本・6位)
7位 片田龍太(26) 152.48(西日本・7位)
8位 笹原景一朗(24) 151.08(西日本・8位)
9位 湯浅諒一(19) 148.27(西日本・9位)
10位 中野紘輔 (j) 146.39(西日本・10位)
<ジュニア>
1位 山本草太(6) WJ 232.42(JGPポーランド・1位)
2位 友野一希(18) 4J 183.83(近畿ジュニア・1位)
3位 宮田大地(11) 4J 178.38(全日本ジュニア・3位)
4位 島田高志郎 J 181.07(JGPクロアチア・5位)
5位 中村優(12) 4J 180.79(西日本ジュニア・4位)
6位 須本光希 J 169.87(全日本ジュニア・6位)
ショートプログラムの滑走順が決まったら、SPシーズンベストをチェックします
東京にいながらにして、香港にいる感覚(^o^)
(料理は特に香港っぽいわけじゃないけど(^^;)
広東語を聞きながら、ちびちび飲む幸せ?!
例によって、mixiからもらってきた情報
明日19日のNHK「サタデースポーツ」で、フィギュアスケート・宮原知子選手のインタビューが放送される。
キャスターブログでは、NHK杯でインタビューしたときの、控え室での様子が紹介されている。織田信成が持ってきたけん玉で羽生結弦が遊び、それを宮原知子が微笑んで見ている、なんてシーンもあったそうな。
明日の放送は、宮原の単独インタビューらしい。前より少し声が大きくなった(身長も150cmに達した)宮原選手が、どんな言葉で語ってくれるかな
あんまり報道されてないけど、実は世界ランキング(World Standings)で現在の1位は、宮原知子。グランプリファイナル進出を逃したトゥクタミシェワを100点あまり上回り、3位のラジオノワにも650点ほど差をつけている。
ヨーロッパ選手権、四大陸選手権の結果でまた上下するだろうけど、地道な努力はここでもちゃんと証明されているのだった
ちなみに、今夜18日の「ニュースウォッチ9」では「女子フィギュア 17歳の新星」を取り上げる。これは誰のこと? 今季シニアデビュー、スケートカナダで3位に入った永井優香選手とか、かな?
録画して確認しなきゃ
最新号のNumber892「FIGURE SKATING CLIMAX 2015-2016」買っちゃいました
羽生結弦、浅田真央と宮原知子、宇野昌磨、永井優香、村上佳奈子、などなど。ローリー・ニコル、シェイ=リーン・ボーン、タチアナ・タラソワの話も面白い。
佐藤信夫コーチの物語は、こちらの大西勝敬コーチの話と合わせて読むと、納得。
テニスの伊達公子インタビュー、箱根駅伝特集も。
昨日の放送でも、インタビューが流れたらしいんだけど、見なかったので^^;
帰国してそのまま、「報道ステーション」に生出演するらしい、羽生結弦。どんな言葉で語るのか。
まずは録画予約
<追記>
“プーさんの森”で切り株に腰かけてというセットで。木の間からプーさんのぬいぐるみが覗いている
「みんながいい演技をして、大トリで出て行くのは怖かった」
「怖さとわくわくやポジティブな気持ちは両立していいんだ、とわかった」
「ショート100点、フリー200点がこれから自分のボーダーラインになる。それに届かなかったとき、何て言われるかと思うと怖い」
「これが限界だとは思ってない」
「ハヴィエルや宇野がベストな演技をしたら、この点が出てもおかしくない」
やっぱりan・an買おうかしら
興奮さめやらぬ状態
フィギュアスケート・グランプリファイナル男子で、羽生結弦が自身が2週間前に打ち立てた歴代最高得点を、あっさり更新して優勝。シニア1年目でファイナル進出、見事銅メダルの宇野昌磨も素晴らしかった
自己ベストを更新した銀メダルのフェルナンデスと、3人が表彰台に乗る。式の後、3人寄り添って写真に写る際、なんだか羽生と宇野がけらけら笑っていて 笑ったまま台上の撮影は終わってしまった。
何の話でそんなにウケてるんだろう? 後でよく見たら、、、
通常、メダルを手で持つポーズなどのほか、選手たちが肩を組んだり背中に手を回したりする。羽生が宇野に花とマスコットを片手に持って、組むように促したが、宇野が勘違いして、羽生と腕を組んでしまった 女性のエスコートじゃないんだから(爆)
違うよ~と言われて、宇野が大笑いしながら羽生の背中に腕を回した。フェルナンデスは2人が何を笑ってるのか、わかったかな?
全日本ノービスAの1年目で優勝、全日本ジュニアで3位になった2009年、真ん中に羽生結弦がいた。6年後、世界の舞台で同じように1位と3位。この先輩の背中を追いかけていくと、とんでもなく遠くまで行けそう。行っちゃえ
フィギュアスケート・グランプリファイナル&ジュニアグランプリファイナル2015、エキシビション
オープニングで出演する選手たちが顔を見せた。
<前半>
Team Fusion(開催国シンクロナイズド・スケーティング)
ラテン・メドレー♪ 男性が2人含まれているチーム。2人ずつになってペアスピンをしたり、3人が1人をリフトしたり。人数多くてカメラに全員が入りきらない^^;
セリア・ロブレド/ルイス・フェネロ(開催国アイスダンス)
「Por el Amor de Amar」♪ 地元の若手カップル。スケートカナダオータムクラシックに出場していた。黒のドレスと白シャツでシックに、しっとりと。技術的にも基礎はちゃんとしている感じ。
ポリーナ・ツルスカヤ(ジュニア女子1位、ロシア)
魔女みたいなマントで登場。ポケットから何かを取り出してまたしまい、、、暗転中にマントを脱いだら真っ赤なドレス。「I put spell on you」、魔法をかけたわけね ダブルアクセル+3回転トウループなんか、この子には余裕。
氷に転がった玉のようなものは、りんご
ロレイン・マクナマラ/クイン・カーペンター(ジュニア・アイスダンス1位、アメリカ)
「I want it that way」♪ 胸にハートの女の子が男の子を誘う。ポップに踊って、腕と脚を持ってぐるぐる、なども。最後は女の子が髪をほどいて、デートは完了
宮原知子(女子2位、日本)
「翼をください」♪ 白いドレスの袖が翼のよう。滑らかに、次第にスピードを増して、最後は翼を広げるように。なんだかうるっときた。
エカテリーナ・ボリソワ/ドミトリー・ソポト(ジュニア・ペア1位、ロシア)
「Crazy in love」♪ Tシャツにジーンズで。リフトでおへそが見えちゃう^^; ペアで女子がジーンズだと、リフトの姿勢などがはっきりして技量がよくわかる。その場回転リフトなど、大人顔負けの技術を見せた。
金博洋(Boyang JIN)(男子5位、中国)
「Chimes」♪ 黄色のTシャツに革パンツ。ゴムボールを両手に持って登場。4回転ルッツ!トリプルアクセル! ボールを拾い上げて踊りながら、観客席に投げ入れる。また4回転跳んだ! 宇野昌磨みたいなクリムキン・イーグルをやって転んだ(笑) 煽りながら踊って、大歓声
マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ(アイスダンス2位、アメリカ)
「Haunted」ビヨンセ♪ このカップルがロックな曲、珍しいかも。氷に横たわる振付がセクシー リフトで一つ一つの姿勢を長めに保てると迫力が増す。こういうのもカッコいい。
エレーナ・ラジオノワ(女子3位、ロシア)
「Imagine」♪ 黄金のガウンから抜け出ると空色のドレス。想像の世界で自由に舞うかのよう。M字イーグル、パールからのビールマンスピン。最後はまたガウンの中に入ってフィニッシュ。
メーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード(ペア2位、カナダ)
「Smile」♪ 二人が足並みをそろえて滑るだけで、何かムードが醸し出される。スロージャンプもきれいだけど、ダンスリフトが素敵。アクロバティックなことをやってもしっとり見えるって、相当息が合ってないとできないことだと思う。
リンクサイドにハヴィエル・フェルナンデスが登場。そして紹介したのは、、、安藤美姫
安藤美姫
「マラゲーニャ」♪ 赤いドレス。3回転サルコウは転倒しちゃったけど、ダブルアクセルが決まって拍手。情熱的な踊りに手拍子が鳴り止まない。少し日焼けしたのかな? 体のラインも美しい。
ハヴィエル・フェルナンデス(男子2位、スペイン)
ハヴィのエアロビクス♪ ジャンプ軽々、立ったりしゃがんだりスピン、そしてスーパーマン、腕立て伏せ、、、おなじみの動きを楽しげに。今日の水かけ係りはエリック・ラドフォード。
久しぶりにこのナンバー、地元スペインの観客も大喜び
Team Paradise(シンクロナイズド・スケーティング1位、ロシア)
「タイスの瞑想曲」♪ 隊列がすーっと交差すると、おお!という感じの拍手。4人グループから6人グループ、また4人ずつと次々体形を変えていく滑らかさ、細かい動きまできれいにそろう緻密さ。シンクロならではの魅力
<後半>
アレクス・ガバラ(開催国ジュニア男子)
「パリの空の下」♪ 椅子に座ってスケッチする画家、少女にあげるとお礼に花をもらう。もっと拍手して、と煽りながら 最後はベンチに置いてあったフランス国旗を掲げて、パリ同時多発テロの犠牲者に捧げる。
たしか、昨年もこの大会のエキシビションで滑ってたような・・・今季はジュニアグランプリシリーズで14位と7位。世界ジュニアで見られるかな
エカテリーナ・ボブロワ/ドミトリー・ソロヴィエフ(アイスダンス5位、ロシア)
「Blue canary」♪ ピエロに扮する二人。虹色に何枚も重なったスカートがひらひらする。ノリノリで踊ってみせる男性と、ドン引きする女性の対象が面白い。コミカルなプログラム、大人気
アシュリー・ワグナー(女子4位、アメリカ)
「One last night」♪ 髪をおろして、ブルーのドレスで。しっとり切なく、視線の使い方まで大人。
川口悠子/アレクサンデル・スミルノフ(ペア3位、ロシア)
「ハバネラ」♪ 闘牛士とカルメン 脚を持って逆立ちから。えびぞりリフト! その場回転リフト、背中に乗せるスパイラル、ダンスリフトからスロージャンプ、I字姿勢リフト、、、アクロバティックな技が、どれも音楽にぴったりはまっていて、観客が熱狂
ネイサン・チェン(ジュニア男子1位、アメリカ)
「Dream On」♪ 渋いグレーのシャツ。ジャンプもさることながら、バタフライやバレエジャンプ、イーグルなどでも魅了した。躍動してる
アンナ・カッペリーニ/ルカ・ラノッテ(アイスダンス3位、イタリア)
「Dance at the hours」♪ 立ったまま寝た状態から目覚めて登場。リフトしながら伸びをしたりあくびしたり^^; 毛布を取り合って、ぐるんぐるん このプログラム、何度見ても面白い。
(新婚のカッペリーニ、家庭では、、、普通かな)
宇野昌磨(男子3位、日本)
「ヴァイオリンソナタ第9番(クロイツェルソナタ)」♪ 昨年のジュニアグランプリファイナル、ショートプログラムで滑った曲。観客の中には覚えている人もいたことだろう。
トリプルアクセルが決まって拍手。華麗なステップにクリムキンイーグル。なんといっても、スペインではいい名前、Uno(1)
ジュリアン・セガン/シャルリ・ビロドー(ペア4位、カナダ)
「If you've only got a moustache」♪ 西部劇風、バンダナで顔半分隠して登場。バンダナをとると立派なお髭! おしりをペン、ほっぺをピシャ、飛び越えたりまたいだり、いろいろ楽しい。最後は髭をぺりっと剥がしてフィニッシュ。
パトリック・チャン(男子4位、カナダ)
「Dear Prudence」「Blackbird」♪ 白いシャツにブルーのベスト。ステップの一部のようにふわり、ふわりと跳ぶ。空を悠然と舞うような滑り。
ケイトリン・ウィーヴァー/アンドルー・ポジェ(アイスダンス1位、カナダ)
「Kissing you」♪ 離れたところから、同じ動きをしながらゆっくりと近づいて。ロミオとジュリエットになりきって、美しいドラマを演じた。ダンスの選手が単独でバタフライなどを見せるのは、エキシビションならでは。
エフゲニア・メドヴェージェワ(女子1位、ロシア)
「Corpse Bride」♪ 花嫁だけどゾンビ^^; 3-3-1なんか跳んじゃう。片足にはめたガーターがセクシー。最後は鶏の声にがばっと起きてフィニッシュ。
クセニア・ストルボワ/フョードル・クリモフ(ペア1位、ロシア)
「Hello」アデル♪ 高得点で競技を制しただけあって、体のキレがいい。エキシビションでサイドバイサイドジャンプをぴたっと決めるって、見事。女性がきれいなレイバックスピンも見せる。ペアスピンから離れながら余韻を残して終わる。
羽生結弦(男子1位、日本)
「Requiem of Heaven & Earth(天と地のレクイエム)」♪ 東日本大震災鎮魂歌、苦しみや哀しみの中に見出す希望と祈り。ハイドロブレーディングから起き上がるときの視線一つにも、込める気持ちがある。
4回転ジャンプはちょっとオーバーターン、アクセルは最初ダブルになってしまい、すぐトリプルを跳び直す。これもオーバーターンっぽくなったが、スピニングムーブメントのように繋げた。
大会を締めくくるに相応しいプログラム。
フィナーレ
三々五々、選手たちが出てきて位置につく。中央にゲストスケーターたち。続いて女子たちがスパイラルやスピンを見せる。ペアがデススパイラル、シンクロチームのスパイラル、男子はジャンプ合戦にスピン、アイスダンスのリフト、それぞれ得意技を見せていく。
最後は全員で、「Thank you」「Gracies」の文字を持って。
浅田真央の出演辞退の影響で、若干出演順が変更になった模様。
多くの選手たちが引き上げた後も、フェルナンデスや羽生がジャンプ合戦をやっていた。フェルナンデスのきれいな4回転に、羽生がひれ伏す真似 羽生は4回転ループを着氷したかな?
無事に大会が終了したことに、何より感謝
フィギュアスケート・グランプリファイナル2015、男子フリー(ジャッジスコア)。
1 パトリック・チャン(カナダ) SP:70.61(6) FS:192.84(3) 合計:263.45(4)
ショパン・メドレー♪ 今日はスピードとパワーがあった。トウ・トウ4-3を冒頭に下りると、トリプルアクセルもややこらえながら着氷。後半の3-2-2などジャンプはノーミス。
となれば、つなぎの動きなどで本領発揮。フリーのシーズンベスト更新。
2 村上大介 SP:83.47(5) FS:152.02(6) 合計:235.49(6)
「Anniversary」YOSHIKI♪ 柔らかな動きで滑り出す。4回転サルコウは両足着氷と転倒、トリプルアクセル1本目はオーバーターン。しかし2本目は2回転トウループをつけてきれいに決める。後半のジャンプは乱れがなかった。
つなぎで見せるイーグルやイナバウアー、コレオシークエンスのバレエジャンプなども、この人の魅力。
3 宇野昌磨 SP:86.47(4) FS:190.32(4) 合計:276.79(3)
「トゥーランドット」「誰も寝てはならぬ」プッチーニ、歌唱:ポール・ボッツ♪ 気合の入った顔で滑り出す。トウ・トウ4-2、来た トリプルアクセル+3回転トウループ、入った 2本目のトリプルアクセルも鮮やか。緩急をつけたステップも音によく合っている。
"Nessum dorma,,,"から一段ギアが上がって、2本目の4回転トウループ、決まった ルッツにはエッジエラーeがついてしまったが、ダブルアクセル+1回転ループ+3回転フリップを完璧に下りると、あとはクリムキン・イーグルのコレオシークエンスで魅了するだけ。技術点は100点を超えていた。
1年前、ジュニア最高得点を同じリンクで出した若者が、成長して帰ってきた。バルセロナの観客がスタンディングオーベーションで迎える
4 金博洋(Boyang JIN)(中国) SP:86.95(3) FS:176.50(5) 合計:263.45(5)
「ヒックとドラゴン2」♪ ぴっと腕を伸ばして位置につく。冒頭の4回転ルッツはややこらえて単独に。4回転サルコウでオーバーターン、トリプルアクセルで転倒。しかしめげずに、後半トウ・トウ4-2、4回転トウループをきれいに下りる。さらにトリプルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウも着氷。
やや余裕がなかったせいか、ステップのレベルや演技構成点は伸ばせなかったが、技術点は101.86。お見事
Current Leaderの部屋(?!)でぼ~っと座ってた宇野くん、映ってるのに気づいて手を振り、金くんが手を振り返し この時点で宇野の表彰台確定。
5 ハヴィエル・フェルナンデス(スペイン) SP:91.52(2) FS:201.43(2) 合計:292.95(2)
「Guys and Dolls」フランク・シナトラ♪ 軽快ながらパワーがあって、しっかりコントロールできているスケーティング。冒頭の4回転トウループは着氷でやや傾いたが、次のサルコウ・トウは4-3でばっちり。後半にも4回転サルコウが決まり、フリップ・ループ・サルコウ3-1-3、3回転ルッツ+片手上げ2回転トウループなど、ほぼノーミス。
ミュージカルのダンスのような振付を小粋にこなして、地元スペインの観客を夢中にさせる。レベル4に加点1.90のステップも素晴らしい。技術点104.65、羽生結弦に続いてフリー200点越えの選手となった もちろん自己ベスト更新。
6 羽生結弦 SP:110.95(1) FS:219.48(1) 合計:330.48(1)
「SEIMEI(「陰陽師」より)」♪ 180点も出せば優勝できる状況で登場。いい演技と高得点が出ている中で、気持ちに火が付いただろうか。
4回転サルコウ、完璧。4回転トウループ、これも完璧。ステップの一部のようにフリップを跳び、スピンのビールマン姿勢に会場が沸く。太鼓の音で踏むステップが終わると後半。
トウ・トウ4-3、またしても決まった トリプルアクセル+両手上げ2回転トウループ、これも完璧。トリプルアクセル+1回転ループ+3回転サルコウ、余裕。最後のルッツ、この間まで苦手だったのが嘘のよう・・・
手拍子にのって活き活きと、コレオシークエンスのハイドロブレーディングにイナバウアー。きっちりスピンを回って、笑顔でフィニッシュ。
技術点が、120点を超えていた。
キス&クライで得点を見て、ちょっと泣きそうに顔を覆った。またしても、歴代最高得点を更新
結果、優勝は羽生結弦。前人未到のグランプリファイナル3連覇を成し遂げた。2位は地元の大会で素晴らしい演技をしたフェルナンデス、3位に初出場の宇野昌磨。
パトリック・チャンと金博洋はトータルスコアが同点だったが、フリー3位だったチャンが4位、金が5位となった。村上大介は6位。
実に6人中4人が技術点で100点台を出すという、ハイレベルな戦いだった男子フリー。語り継がれる大会になりそう。
疲れた~~~ 選手の皆さん、お疲れ様~~~
フィギュアスケート・グランプリファイナル2015、女子フリー(ジャッジスコア)。
1 アシュリー・ワグナー(アメリカ) SP:60.04(6) FS:139.77 合計:199.81
「ムーラン・ルージュ」♪ 想定外の第1滑走もかまわず、力強く滑り出す。ぴたりと音に合わせてダブルアクセルを下りると、ループ・ループ・サルコウ3-1-3等全てのジャンプを着氷。迫力のコレオシークエンス、終わると喜びの涙を浮かべた。
フリーの自己ベスト更新 やっぱり逆転のワグナー
2 グレイシー・ゴールド(アメリカ) SP:66.52(5) FS:128.27 合計:194.79
「火の鳥」ストラヴィンスキー♪ 今日は羽ばたけるか。ルッツ・トウ3-3はセカンドで手をついたが着氷。軽やかでしっかりエッジを使うステップはばっちり。ダブルアクセル+3回転トウループで両手をつき、フリップが1回転になってしまったが、終盤サルコウ・トウ・トウ3-2-2を根性で決めた。スパイラルやバレエジャンプのコレオシークエンスは、何度見てもカッコいい。
3 宮原知子 SP:68.76(4) FS:140.09 合計:208.85
「ため息」リスト♪ 柔らかなスパイラルから滑り出す。冒頭のルッツ・トウ・ループ3-2-2が決まると、次々高さと安定感のあるジャンプを決めていく。ステップの細かな動きの一つ一つ、バッククロスの一蹴り一蹴りが、恋する乙女の息遣いのよう。後半ダブルアクセル+3回転トウループ2つを決め、美しいスパイラルからノーミスで最後のビールマンスピンを回ってフィニッシュすると、会場が一体となって喝采を送った。
自己ベスト大幅更新の得点に大喜びするコーチと、はにかみながら笑顔を見せる“さっとん”。
4 浅田真央 SP:69.13(3) FS:125.19 合計:194.32
「蝶々夫人」プッチーニ♪ 遠くを見る表情から。トリプルアクセルはステップアウト、続くフリップが2回転に。後半ダブルアクセルからのコンビネーションで、セカンドのトウループが2回転に。どうもジャンプが・・・。しかし、ルッツでエッジエラーも回転不足もなかったのは収穫。
ステップでレベル4、GOE2.0をもらえたのもよかった。プログラム自体の方向性は間違ってない。
5 エレーナ・ラジオノワ(ロシア) SP:69.43(2) FS:131.70 合計:201.13
「タイタニック」♪ ぐんぐんスピードにのって、3回転ルッツ、3回転フリップ、ルッツ・トウ3-3と立て続けに下りる。丁寧なステップのあと、フリップ・ループ・サルコウ3-1-3を決めたが、ループで惜しくも転倒。リンクの端から端まで一気に駆け抜けるコレオシークエンスで、映画のクライマックスを表現した。
6 エフゲニア・メドヴェージェワ(ロシア) SP:74.58(1) FS:147.96 合計:222.54
映画「ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋」♪ 耳を塞いだポーズから、手を離すとボリュームが増し、また塞ぐとボリュームが落ちる、という振付でスタート。最初からスピードに乗り、軸の細い高さのあるジャンプを跳んでいく。フリップ・トウ3-3、ルッツ、後半ダブルアクセル+2回転トウループ+2回転トウループ、サルコウ・トウ3-3等々。フリップ、ルッツ、ダブルアクセルは片手を上げて跳ぶ。
ステップの中の動きや、腕をぴっと開いたりきゅっと曲げたりする動きをよく音に合わせ、演技構成点も高得点。堂々の演技だった。
結果、優勝はシニア1年目のメドヴェージェワ、2位宮原知子、3位ラジオノワ。ワグナーが4位に順位を上げ、5位ゴールド、浅田真央が6位。
・・・見ごたえのあるフリーだった・・・