

世界金融破綻後の各国通貨の下落率。
国家がふっとびかねないアイスランドより暴落した国があったんだ。南ア。
BRICSの一端だったのにね。
韓国ウオンもすごいな。どうした?
■日本以外世界全部沈没!と思いきや、なーんと中国がしぶとく残っている。
オリンピックのころには、五輪後のバブル崩壊が心配とは欧米から言われてきたけど、欧米がバブル崩壊で沈没。
金融崩壊後、欧米各国の首脳は中国をよいしょしているという。金融破綻の弥縫策として中国の資金をあてにしているのだ。
今や、中国と日本が世界の資金繰りのための御大尽さまと期待されている。
どうする日本! 対中政策。 損得勘定でいうとこの先しばらくは中国と仲良くしたほうがいい。なぜなら、欧米での消費(個人消費ばかりでなく設備投資も)が減る。一方、中国でも経済の成長率は下がるとしても実額は大きい。日本経済のお得意様、特に鉄、金属の大規模素材、造船、重工、機械など「古典的」産業のお得意様は中国だ。ブログはあまたあれど、あんまり指摘されていない、あるいはネタにされない公知情報として、日本の「軍需産業」大手は軒並み中国に大規模に進出したり、発電所などの大型設備を受注している。表面上冷たかった小泉時代もずっとである。
Google; 三菱重工 中国
Google; 三井造船 中国
安部ちゃんが中国行ったのもこれら「古典的」日本えすたぶりっしゅめんとの後押しだったのだろう。成蹊大学って三菱系らしいしね。
▼こういう経済的背景で日中関係が悪くならないように日本政府は気を使うだろう。
ネトウヨのおいらどもはこういう点をしっかりぬんすく(認識)すなければいげない。
つまり、現在日中関係の良好維持を図っているのは、大日本帝国の正統なる末裔の えすたぶりっしゅめんとサマたち なのだ。
お金もちえすたぶりっしゅめんとサマたちは輸入食品買わないしね。
●一方、米国は原子力空母を横須賀に配備するわ、陸軍の師団の司令部を座間に置くわ、日本を舞台に展開し、なにかがんばりたいらしいけど、本国が借金で首がまわらなくなってきている。
■でも、ローズベルトが恐慌を脱したのは、結局は戦争だ。ローズベルトは戦争を望んでいた。少なくとも、一生懸命止めようとはしなかった。
今度の恐慌ではどうする?米国。このままじゃ、全治何年だろう。米国のGNPの数年分がふっとんだのだから。
金持ったうすらばかは気をつけないといけないよね。