いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

新しい街でもぶどう記録;第436週

2023年03月25日 18時00分00秒 | 武相境

▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第436週

■ 今週の武相境斜面

■ 今週の草木花実

■ 今週の道産品

株式会社 十勝大福:公式 web site

日本には「お福分け」という文化があります。
他者からいただいた「福」を、別の誰かにお分けすること。
私たち十勝大福本舗が大切にする理念でもあります。
 
私たちは、北海道十勝という豊かな大地に恵まれています。

■ 今週の不在

東京都の八百屋さんで、愛媛産の土佐文旦、はっさく、しらぬいなどの柑橘類が売られている。でも、みきゃんはいなかった。

消えたみきゃん

■ 今週のガウディ風

東京都町田市大蔵町1−3  tamaki niime machida (google

■ 今週のクッキー

動物クッキー

■ 今週の since 1952

パン屋 ラ・ビオラ (google)

 三島由紀夫の最期の作品である『天人五衰』に連なる豊饒の海、全4冊は大正時代から戦後、しかも作者自身の死後である1970年代までの時代を輪廻転生したとされる4人がそれぞれの巻で主人公として生きる物語。大日本帝国の敗戦と続く占領期はこの「豊饒の海」では物語の直接の舞台となっていない。ただし、敗戦直前、大日本帝国の実際の滅亡の場面が第3巻、『暁の寺』で描かれている。すなわち、道玄坂の上にある松枝侯爵邸で辺りが空襲で焼け野原となっていることを、本多は、確認する。そこで95歳となった老婆、蓼科と邂逅する。綾倉聡子の出家後の消息を聞く。

 この日から本多は聡子に会いたいという気持を抑えかねたが、これには蓼科の口から、聡子が今なお美しいという証言が得られたことも役立っていた。焼趾のような「美しい廃墟」を見ることを、何よりも怖れていたからである。(三島由紀夫、『暁の寺』第二十二章)

この1945年(昭和20年)の5月25日の山手空襲の少し後の焼跡確認のあと『暁の寺』の第1部が終了する。同じ巻で第2部が始まるが、始まりは昭和27年、1952年春。 since 1952 ! 場所は避暑地の御殿場で本多は大金持ちとなり荒地に檜林を造る。つまり、第1部と第2部は東京の焼け野原で終わり、御殿の造林で始まる。すなわち、玉音放送に象徴される敗戦やその後の米軍進駐、旧エスタブリッシュメントの追放、敗戦の混乱、闇市、焼け出された人たちの困窮など1945-1951の日本については描かれていない。なお、「豊饒の海」は上述通り輪廻する若者の物語であり、彼らは二十歳で死ぬ運命である。激烈な人生の後の夭折。そして、当の三島は1945年に二十歳なのだ。

■ 今週の「盛者必衰」

 三島由紀夫は一連の豊饒の海のなかで敗戦日本の占領時代が明けた時期の話を『暁の寺』に書いている。占領中の米軍の挙動は特に書いていないが、『暁の寺』に書かれているのはサンフランシスコ講和会議直後の傷痍米兵。新橋演舞場に集う女たちが向かいの米軍病院で療養する傷痍軍人を憐れむという場面;

旧帝国海軍病院が、今は米軍の病院になって、朝鮮戦争の傷病兵に充たされていた。春の日はその前庭の五分咲きの桜に映え、桜の下を車椅子を押されてゆく若い米兵や、松葉杖にすがってゆく者、純白の三角布に腕を吊っている散歩者などの姿が見られた。こちらの美しい着物の女たちへ、川を隔てて陽気に呼びかける声もなければ、米兵らしいおどけた合図もなかった。

「本当ね。ああなっちゃ目も当てられないわね。異人さんたちは図体が大きいだけに、ああなると却って憐れっぽいのね。でもこっちもひどい目に会ったんだから、おあいこだわ」 (三島由紀夫、『暁の寺』、第二十九章)

■ 今週も高値

■ 今週の親米派

バスに乗ったら、親米派に違いない御仁の後塵を拝した。USSAFの意味はすぐにはわからず、USAはUSA(アメリカ合衆国)なんだろうとわかったが、もちろん、こういう意味ではないだろうと思った。AF=Air Forceらしい。USSAF、つまりは、「ルメイの徒」 系らしい。

上はUSAAFだが、下はUSAF


https://www.youtube.com/watch?v=dYyTKFLcq60

辛坊治郎さんの御尊父は航空自衛隊に勤務していたとのこと。まさに、ふさわしい衣装で活動されている。航空自衛隊はUSAFのルメイの指導で創立、組織化されたという。だから、ルメイは昭和天皇から勲章を授与されたことになってなっている。

■ 今週のすかいらーくグループ

この地はすかいらーくグループの「バーミアン」の第1号店が1985年にできた場所なのだという。そして、今年、すかいらーくグループの新業態、「桃菜」の第1号店が開店。

2月1日(水)、東京都町田市鶴川に「桃菜(トーサイ)」がオープンしました。同店は、ファミリーレストランチェーン大手の「すかいらーく」グループが手掛ける新業態で、飲茶専門チェーンの第1号店。点心など約50種類の料理を、食べ放題コース、セットメニュー、アラカルトで楽しめます。点心など約50種類の食べ放題も!すかいらーく新業態の飲茶専門店

▼ 選べる飲茶セット 5品目: 魯肉飯(ルーローハン)、棒棒鶏(バンバンジー)、皿海老雲吞(ワンタン)、旨辛よだれ鶏、白身魚の唐揚げ油淋ソース

 



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