▲ 今週のみけちゃん
▼ 新しい街でもぶどう記録;第349週
■ 今週の武相境斜面
■ 今週のメタセコイア
■ 今週の花
■ 今週も「もったいない本舗」
8月のカレンダーが2枚になった。
■ 今週の購書
20世紀後半ー21世紀に入ったここ20年、「東アジアの奇跡」とよばれる地域的経済発展が爆発している。「東アジアの奇跡」の初期を牽引した日本が停滞した後も、東南アジア、そして大陸中国が爆発的に発展している。この発展のなかで「華人・チャイニーズ」の役割が大きい。「華人・チャイニーズ」は、以前の日本では、華僑とよばれていた。「華人・チャイニーズ」は、東南アジアの各国の華人経済圏と大陸中国(共産中国)とを動き回っている。さらには北米地域で子弟を教育させグローバル人材として活躍できるようにしている、している。そういう人種を「アングロ・チャイニーズ」という。「アングロ・チャイニーズ」はWW2戦前からいる。大英帝国支配下で活躍した「華人・チャイニーズ」だ。ちなみに、あの白洲次郎はこのものいいで言えば「アングロ・ジャパニーズ」だ。鍵を握るのは「アングロ・チャイニーズ」とうたう本、『中国は東アジアをどう変えるか』を買った
この本で気づかされた。中共でも国父である孫文は、「アングロ・チャイニーズ」とのこと。老舎とかどうなるのだろう。楊潔篪は、いくら英語が話せても、違うかな。
一方、WW2戦時中、受難したのが「アングロ・チャイニーズ」。われらが日帝が攻め込んだからだ。特に、シンガポール。『中国は東アジアをどう変えるか』で「アングロ・チャイニーズ」の筆頭に挙げられている林文慶(wiki)について書いてあった。その林文慶が受難したシンガポール陥落についての本;
『シンガポール占領秘録』が安く出ていたので買う。これまで中古市場価格が1万円を下らなかった。
■ 今週の「毛唐の子供」、ヤマザキを比較参照として
左:マレーシアのグローバル菓子メーカー、ジューリーズ(Julie's)、リニューアルロゴ
右:御存知、ヤマザキパン
いつもは、ヤマザキビスケットのレモンパックを食べる。
ところが、今週、<荊を挿した御方様>が通販でこれを買った。レモンクリームのクラッカー。ヤマザキのものよりほんの少し塩味が強いかなという印象。でも、ほぼ同じ味、食感。
メーカーについて調べた。Julie’sというマレーシアのメーカー。創立が1985年、創業者は、 Su Chin Hock という人。漢字の名前、史進福もあり(wikipedia)、YouTubeのインタビュー(Mr. Su Chin Hock in 'Start A Biz' - Part 1)では中国語を話しているので、華人であるにちがいない。マレーシア人であるかは、確証がない。一方、息子のインタビュー(次章■今週の「アングロ・チャイニーズ」)によると妻子ら家族はシンガポールに住んでいて、 Su Chin Hock はシンガポールとマレーシアを行き来してと云っている。シンガポール人なのかもしれない。
この会社は1985年に1つのオーブン、1つの流れ作業機からはじまったビスケットのメーカーとのこと。Hershey’s(wiki)と提携し、企業として成長したらしい。Hershey’sとの提携はまだ続いている。Google [Hershey’s Julie's] .
Julie'sという会社ロゴは社長の発案(brainchild)とのこと。実在の人物ではない(脳内女の子)。36年前はこの赤いベストを着たロゴだった。ピッグテイルが特徴。 現在の横顔のロゴは最近リニューアルしたもの。
a smiling young girl with blonde pigtails [出典]
一方、ヤマザキビスケットは、以前はヤマザキナビスコといって、ナビスコと提携していた。今は、提携は解消している。ヤマザキのトラックの絵の子供は、モデル(実在の人)がいるとのこと。
▼ Julie'sと創業、社長についての情報リンク;
Did You Know The Popular Local Brand, Julie’s Biscuits Was Founded In Alor Gajah, Malacca?
■ 今週の「アングロチャイニーズ」
上記Su Chin Hockの息子Sai Tzy Horng
Who is the scion of Julie’s Biscuits, who wants to make the company bolder?
Julie'sの創業者のSu Chin Hockは中国語を話す映像しかない。彼が英語を話すか不明だ。
息子は英語を話す(YouTube)。シンガポールで育って、12年間カナダにいたそうだ.。つまりは、「アングロ・チャイニーズ」なのだ。鍵を握っているのだ。
■ 今週の武蔵野国、あるいは「新盆」の多義性
住宅火災で高齢夫婦死亡 新盆準備で火をたいている (2021年 7月 14日) (google)